2020年4月13日、YouTubeで『アフターコロナ完全攻略』という動画を発表した。

おかげさまでめちゃくちゃご好評いただいている。
LINEやコメントが深夜まで止まらず、
朝起きたらまた通知がいっぱい…。
コメントやレスポンスに大きな力をもらっているので
見てくれている方には本当に感謝しかない。

本当にありがとうございます。

アフターコロナ完全攻略とは?

なんのことか全くわからないという人もいると思うので、概要だけ説明しておく。

2020年4月13日に

YouTubeチャンネル
『アフターコロナ完全攻略〜2021年生き残る仕事は?〜』という動画を発表。
自分で言うのもなんだけど、かなりのボリュームの動画。

同時に、その動画の原稿となった元記事をnoteで有料販売。
でも、いつも動画を見てくれている皆様に感謝して、LINEでつながってくれた方には『記事全文 無料公開』というキャンペーンを行った。

これらすべてのコンテンツ制作するのに、結構時間がかかったわけだけど、じゃあなんで今回、こういうことをやろうと思ったのか?という話。

まだ動画観ていない方はぜひ観てほしい。
そしてシェアしてくれるとめちゃくちゃうれしい。

そもそもなぜ情報発信をしているのか?

元中学校教員で、今はボイストレーナーやSNSコンサルティングの仕事をしている。

なぜわたくし、すぎやま先生は今、このような形でコロナについて情報発信をしているか?というと、
それは2月27日、全国一斉休校のニュースに衝撃を受け、そこで「これは歴史的な大事件がはじまっている」と直感したから。

それから毎日、たぶん人の何倍もコロナに関する情報を集め、積極的に情報発信するようになった。

自分にできることは何か?

最近、偶然、休校要請が発表された当時のニュース記事を読んだのだが、
1位じゃなきゃダメなんですか?でお馴染みのある議員さんは
「一斉休校なんてありえない。なんの権限があって言ってるのか?本当にありえない」
と言ってた。

「ありえない」ことが起こってるってことに気づいていなかったのだろう。
それは世界中多くの人がそうだった。

でも私は3月頭の時点で、世界恐慌や金融危機、食糧危機、社会変化もかなり頭をよぎっていたので、一人でめちゃくちゃ不安を抱えていた。

同時に「今、自分にできることは何か?」を真剣に考えるようになった。

それで、子どもの面倒を見る人がいなくて困っている友だちのママさんのお手伝いをしたり、自分のスタジオで子どもたちを受け入れたり、何をしたら良いかわからず困っているお年寄りに情報を伝えたりと、自分にできることをしてきた。

自分が不安だった

なんでそのタイミングで人助けをはじめたいと思ったのかというと、今振り返って見ると
たぶん、自分が不安だったからだと思う。

私のような仕事、ボイストレーナーとか音楽家、フリーランサーは、こういう危機的な状況になると真っ先に食いっぱぐれる。
(普段、自由を謳歌しているので、それは仕方ないことなんだけど)

下手したら来月、仕事がなくなるかも。
この時も明確にそう感じた。

実際に4月初頭から私がやっているスタジオのレッスン(ダンス、歌)は休業せざるを得なくなっている。(幸い私はオンライン対応できたので最悪の事態は逃れたが)

2月の終わり、世界の崩壊を予見した私は
明確に意識していたわけではないけれど、
人を助けることで、世界の崩壊を止めたいとか、
世界を1ミリでも良い方向に進めたいと、無意識的に思っていたのかもしれない。

多くの人が不安を抱く時代

残念ながら私の悪い予想は的中し、
世界は「歴史的な大事件」へと片足どころか、すでに両足を突っ込んでいる。

そして、今、世界中で多くの人が不安、恐怖、絶望感を抱いている。
これから経済危機が本格化すると多くの人がお金を失い、さらに多くの人が絶望を抱えことになる。

ではそういう状況で私にできることは何かと考えた。
そして、自分に今できることは

「情報をまとめて伝えること」
「未来を予測すること」

だと考えた。

私は2月末に大きな不安を抱え、そこから一人でいろいろな情報を調べ、人一倍考えてきた。
だから、今はそんなに不安はない。

人よりも先に、人よりもしっかり新しい時代に向けた準備ができているからだ。
台風前夜のような、ちょっと怖いけど、ちょっとワクワクした気持ちでこの新しい時代を迎えることができる。

たぶん私は人よりも、情報を集めてまとめる作業は慣れていると思う。
多くの人は日に日に押し寄せてくる情報洪水の前で、立ちすくんでいるだろう。

なので、この1ヶ月誰よりもコロナショックについて考えてきた私が、情報をまとめ、整理して、それを元に未来を予想して伝える。

そうすることで、多くの人の不安を解きほぐして、前向きに未来への準備をしていける人を一人でも増やせるかもしれない。

命を救われる人もいるかもしれない。

そう思って、今、積極的に情報発信している。

自分が欲しい情報がない

私は本が好きなので、困ったことがあると本屋さんに行く。

そして、今自分が抱えている問題を解決してくれそうな本を2〜3冊買って読む。
そうやって、いろんなピンチを乗り越えてきた。

最近もこの現状を打開してくれるような本はないかと思い、本屋さんに行ってみた。

でも、そこに並んでいる本のタイトルは、
どれも虚しいものだった。

「副業で○円稼げる」
「あっという間に人生が変わる○○」

この激動の時代には全く役に立たない。

そもそもここ最近は
もう1週間前の情報がとても古く感じる。

現状を俯瞰し、先を見通せるような本は
1冊もなかった。

今、私がほしい情報は

「これからこうなる」
「だからこうしていけばいい」

という道筋やシュミレーションのようなもの。

でも、それを体系的にまとめてくれている本はないし、ネット上でもそういう情報は見つけられなかった。

だから、自分でつくることにした。

シュミレーションすることの意味

私は音楽科と社会科の教員免許をもっていて、10年以上教員として勤務してきました。

なので、教育問題、社会問題、歴史問題については、まぁ一般の人よりは詳しいとは思う。

だけど、感染症や未来予測の専門家ではない。
だから、私がここで未来をシュミレーションすることに反対する人もいるだろう。

でも、そもそもシュミレーションなんてものは不完全なのだ。
専門家による未来予測だった外れることも多い。

それよりも大事なのは、
「誰かのシュミレーションを見て」
「自分もシュミレーションしていくこと」
ではないかと思う。

シュミレーションというのは、未来について考えて、シナリオを書いてみるということ。

一人ひとりが未来について真剣に考え、自分でシュミレートしていく。
それが大切だと思う。

なぜなら、人間は不安や恐怖で未来が見えない状態だとなかなか動き出せないからだ。
動物は恐怖を感じると、ジッとうずくまる。

自分で未来を見据えることで、「あーこうなりそうだな。だからこうしよう。こうしなきゃ」と納得することができる。
それが人生の推進力につながる。

なぜ無料公開したのか?

今、ネット上に大半の情報は落ちている。

専門学校に行かなくても、プログラマーにもなれるし、動画編集者にもなれる。

CDやDVDを買わなくて、YouTube上に無料で転がっている。

つまり、現代社会は情報そのものには価値がない、
『情報ゼロ円社会』なのだ。

私たちはそういう社会の中で、自分の価値を高め、自分の情報やスキルを売っていかなければならない。

このことについてはまた、改めて取り上げたいと思う。

が、今回、無料で記事の全文を公開した理由は
「まず圧倒的にGIVEすること」
が一番大切だと考えたからである。

おもしろいことに(いや、めちゃくちゃありがたいことに)無料で全文公開しているのに、有料記事を買ってくれている人がたくさんいる。

そういうことなのだ。

この話は、これはこれでひとつのコンテンツになると思うので、また改めてお伝えする。

…ということで、今回、「アフターコロナ完全攻略」を観てくれた皆様、LINE登録してくれた皆様、noteで記事を買ってくれた皆様、本当にありがとうございました!