新型コロナウイルスの感染拡大について
世の中が目まぐるしく動いています。
私は3/17 に本田健さんの情報を受けて、動画を発表し、
その中で日本もロックダウンになる可能性について言及しています。
緊急事態宣言やロックダウンが発表されたらすぐにスーパーからものがなくなるから、
みなさん今のうちに備蓄してくださいよ、と皆さんに呼びかける動画をいくつか挙げています。
実は私が主催しているオンラインサロンでは2月後半から
そういう呼びかけをしてきました。
そして一番最近では3/24
次の大きな動きがあるとしたら3/25だよ
というような動画をアップしています。
そして3/25、
小池都知事から外出自粛要請が出されました。
そして、その日の夜から東京ではすぐにスーパーに行列ができたそうです。
今日も朝から行列ができていると。
そして、今日3/26小池都知事は近県にも
往来自粛要請を出しました。
それに対して神奈川、埼玉、千葉、そして要請では挙げられていなかった山梨も、往来自粛、外出自粛の要請について検討していくと発表されました。
動きがめちゃくちゃ早いです。
たぶん、事前にこうなったらこうするという
シナリアはある程度あったんでしょう。
そして、ちょっと余談ですが、
神奈川県知事の「コロナファイター」発言ね。
知事が余計なこと言ったせいで、吹っ飛びましたね。
まぁ、それはさておきそして、
ここでもうひとつ注目しておきたいこと。
それは
加藤厚生労働大臣が安倍総理大臣に対し「蔓延のおそれが高い」と報告した。これを受け、安倍総理は特別措置法に基づく「政府対策本部」の設置を指示した。
というニュースですね。
このニュース聞いて、
ネットでは「えー!対策本部なかったの?」
「遅すぎる」なんて声も上がっていますが、
そういうことじゃないんですよ。
検討してなかったわけじゃないって。
政治家って、そんなにバカじゃないからね。
バカだの、なんだの言ってる人いるけど、
少なくとも我々よりも数倍賢いし、
我々よりも数倍情報は持ってる。
今回の対策本部っていうのは何かっていうと
「緊急事態宣言」を出すための対策本部なの。
緊急事態宣言を出すために
対策本部を設置する事が必要なんですよ。
そして、緊急事態宣言を出すと、もうちょっといろいろな制限とか対策ができるようになる。
「遅すぎる」っていう人いるんですけどね。
これはそう簡単にはできないんですよ。
なぜなら基本的人権の中に自由権ってあるでしょ?
近代国家でその中でもっとも大切にされているのって
「身体の自由」なんですよ。
国が国民の体の自由を奪ってはいけない。
そして、それに隣接する権利として、
移動の自由、経済活動の自由、居住地の自由もある。
それを制限するって、近代国家にとってめちゃくちゃ危険なことでもあるんですよ。
これが簡単にできたら、
簡単に独裁体制つくれちゃうじゃないですか。
だから、ここは国家として
めちゃくちゃ慎重にやらなきゃいけない部分なの。
で、今、
多くの国民の命と、多くの国民の権利と天秤にかけて、
もうこれはそろそろ権利を制限してでも
強硬に動き出さなきゃいかんぞ、という局面になってる。
だから、改めて対策本部が設置されるわけですね。
ただ、今から検討し始めるわけでは決してなくて、
もうすでに何人以上の感染者が出たら、こうする、
前日比何%になったらこうするという
基準はほとんどできているはずです。
そして、そういう状況だってことは
国や各県の政治家たちももうわかっているわけ。
わかった上で、これから自体が悪い方向に進んでいくかもしれないと、ある程度予測した上で、
小池都知事や各県知事さんたちは外出自粛要請、往来自粛要請を出しているんですよ。
日本の場合は国民性や政治権力の強さからしても
いきなり全国で外出禁止、にはならない。
民間の自主的な自粛等も求められていくでしょう。
国がやらなくても、企業や自治体が自主的に
いろんなものを閉鎖していくかもしれない。
ここ2日間で、自体はさらに動いています。
みなさん、ぜひニュースに注目して、
次、どうなるかを予測して冷静に動いてください。