がんばって教育学部に進学し、
このままいけば教員免許も取れそう。

でも、教員採用試験に落ちてしまった。

教員採用試験に落ちた人はどうなっちゃうの?
仕事はどうすればいいの?
新卒じゃなくても受かることできるの?

などなど、いろいろ不安や心配事があると思います。

今回は教員採用試験に落ちるとどうなるのか?ということについて書きます。

教員採用試験に落ちる人は結構いる

まず最初に言っておきたいことは
教員採用試験に落ちる人は結構いますよ。

多くの人はまさか自分がその一人になるとは夢にも思っていないと思いますが、
ほとんどの人は何度か落ちます。

私も何度か落ちました。

でも、講師をやりながら何度もチャレンジしていくと、
そのうち実力や経験もついてきて、いつか合格できます。
(残念ながらそうでない人もいますが…)

講師の需要は結構ある

教員採用試験に落ちてしまっても、教員免許を取得できていれば
講師として学校に勤務することができます。

講師とは、正規教員(教諭)の人数が足りなかった時や、
欠員が出てしまった時にそれを補填するために雇われる教員のことです。

短いと数週間。長くて1年契約です。(更新されることもある)

教育業界はブラックですが、
産休育休制度や病気での休暇をとれる精度がしっかりしているので、
長期で休んでいる先生は結構います。

なので、講師の需要は結構あります。

特に女性の割合が多い、英語や音楽などは講師の需要も多いです。

教員採用試験にうからなくても絶望せず、
講師として勤務して力を付けつつ、再度チャレンジしていきましょう。

10年以上うからないことも…

ただし、10年以上教員採用試験を受け続けているがうからない。
という人もたまにいます。

その理由は以下の2つのどちらかです。

1、一次試験で落ちている

一次試験は筆記試験です。
明確に点数化できます。

一時期、教員の口聞き採用などが問題になったため、
教員採用試験のルールも非常に明確化され、
変な操作が入らないようになっています。

特に一次試験は点数が明確に出るので、
一定の点数に達していない人、順位の低い人が一次試験で合格することは絶対にありません。

一次試験で合格していない場合は、単純に勉強不足だと思ってください。

2、コミュ力がない

二次試験は面接や実技試験です。

ここに来てはじめて「経験」や「思い」の部分が採用の材料として考慮されます。
講師としての勤務経験ももちろんプラスの材料になります。

が、それでも何回も落ちる人。
これは多くの場合、コミュ力不足です。

面接やワークなどで、全然話せない。しどろもどろ。
もしくは逆にしゃべりすぎ。
など、現場でうまくやっていけないだろうと判断されているということです。

何回も落ちている人は面接力を磨きましょう。