クラブハウス、
めちゃ流行ってますね。

もうTwitter、Facebookはクラブハウスの話で持ちきりです。

クラブハウス、これから流行るんでしょうか?
それとも一時的な流行で終わるのでしょうか?

私は元教員で今は、
YouTuber、SNSコンサルタントの仕事をしているので、
当然このクラブハウスについていろいろ調べています。

 

ということで、
今回は『clubhouse』流行るか流行らないか?というテーマで動画をお送りします。

 

先に言っておきますが、
この動画、ちょいちょいclubhouseのことdisります。
最後の方では結構、disります。

なので、クラブハウス大好きー!
クラブハウスしか勝たん!
クラブハウスで先行者優位とったるでー!

みたいな人は、見ないでください。

 

clubhouseとは?

まず簡単にclubhouseについて説明しますね。

めちゃくちゃ簡単に言うと、グループ通話SNSです。
スピーカーが1人〜複数名で会話して、
参加者はそれを聞いてる。っていうアプリ。

もうちょっと詳しくいうと、

・完全招待制

・招待枠はじめは1人2枠
(フォロワーが増えたりすると枠も増える)

・音声でのやりとりのみ。
(DM、コメント、いいねはない)

・iPhone限定アプリ

・聞いている人も途中から会話に混ざることもできる。

という特徴があります。 

 

clubhouseのすごいところ

clubhouseのすごいところはたくさんあるんですが、
ここでは3つ取り上げます。

 

1)招待制

まずは招待制ってところですね。
これが日本人の、封建的で、閉鎖的な村人根性みたいなのをくすぐるんですね。

自分だけ仲間外れにされたくない。
自分の知らないところで盛り上がっていてほしくないということです。

 

2)音声のみ

音声のみのライブ配信って、
普通の動画のライブ配信に比べたら
明らかに下位互換なんですよ。

わかります?
性能的に劣るってことね。

だってそうでしょ。
動画のライブ配信の方が情報量多いし、
もっというと、編集された動画の方が情報量多いし、
効率的に情報を得られます。

だから下位互換。

でもね、人間、上位のもの、効率的なものを
選ぶとは限らないってことですね。

E-メールが出来ても手紙はなくならないし、
zoom通話があっても電話はなくならない。

動画のライブ配信よりもこっちの方が
気軽でいいっていう人がたくさんいたということです。

 

3)混ざれる

最後は混ざれるということ。

Twitterで話題になっていた初期、インフルエンサーの人たちが一番言っていたことが、

「いきなり○○社長と話せた」
「Daigoさんのトークに入れてもらえた」

というレビューでした。
私もはじめて触った時にフォロワー何十万もいるような
TikTokerさんの輪に入れていただきました。

そういうのを聞いていると、
私も混ざってみたい、という願望が刺激するんですね。

有名人の会話を盗み聞きするだけに飽き足らず、
あわよくばそこに私も混ざれるかもしれないと。

という感じで、
clubhouseのすごいところを3つ挙げてみました。

 

clubhouseの将来性は?

じゃあ、このクラブハウス、将来性があるかどうか?

2020年末の各SNSのユーザー数がこんな感じです。

2021年SNS戦略

TikTokは私の予想です。

clubhouseは私の予想では1,000万人行ったら
奇跡的な大大大成功じゃないかなと思います。

いや、100万人超えただけでも大成功かな。

ライブ配信サービスの最王手が300万人以下。
音声配信サービスは最大手で10万人以下ですからね。

音声配信なんて去年あんだけ伸びる伸びるって言われてて、
結局伸びなかった。
結局、あれはインフルエンサーたちによるユーザー誘導作戦に過ぎなかったということです。

なんかそれに近い雰囲気があります。

 

そして、私がclubhouseが伸びないんじゃないかなと思っている最大の理由は、
若年層の中で流行る要素が少ないからです。

そもそも若者はiPhoneじゃない子たちもたくさんいるし、
今招待されている人はほんの一部でしょう。

 

SNSに限らず流行するものの共通点として、
若者から流行るという点が挙げられます。

若者に流行らないものは基本的に流行らないんですよね。

昔マストドンっていうSNSが「流行る!」って言われていたんですけど、
流行らなかったんですね。

なんでかっていうと、
おじさん先行で広まっちゃったからだと言われています。

 

ここでいうおじさんっていうのは
30歳以上の人のことね。

おじさんは基本的にマウント取りたいんで、
基本的に自分より若い子がいるところに寄せられていく傾向があります。

SNSおじさんなんて特にそうですよね。

 

clubhouseのグループ通話ってまさにあれ、
パネルディスカッションですよね。
意識高いベンチャー社長が大好きなやつね。

パネルディスカッション自体が、
情報コンテンツとしてはすごーく薄味なものだと言われているんですが、
さらにおじさんのパネルディスカッション見て喜ぶ若者なんていないんですよ。

 

だから、
若者の間にこれは流行らない。

だから、
クラブハウスはTwitter、Facebook、YouTubeのようにはならない。
というのが私の持論です。

 

ビジネス的な可能性

では、このクラブハウスというSNSがビジネス的な可能性がないかというと、
そういうことではありません。

音声配信はトップ層でも月に数万円しか稼げていないみたいですけど、
ライブ配信は月に100万円以上稼いでいる人たちもいますからね。

ということで、最後にビジネス展開の可能性についてお話ししますね。

 

あるインフルエンサーの方が、

「自分がclubhouseでroom開いたら1000人集まるから、
 そこで物販したり、イベントを開けば、ビジネスにつながる」

と言っていたんですが、
そういうのはちょっとチープな考えだなと思います。

なんでかっていうと、それこそ
YouTubeライブ、TikTokライブ、インスタライブの下位互換なんですよ、完全。
音声って動画に比べて『希求力』つまり訴えかける力が非常に弱いですからね。
おんなじこと話していてもパワーが全然違う。
信頼度も全然違う。

なので、
同じことをやってたら絶対に動画ライブ配信の方が有利なんです。

 

じゃあ、どういう可能性があるか?
私が一番可能性あるなと思っているのは

『スナックすぎやま』

ですね。

 

私、去年の7月に「バースナックキャバクラのお姉さんはライブ配信やれ」と言ったんですね。

そうしたらそん時は誰も信じなかった。
そんなんで稼げない。
って言われたんですけど、
この記事見てくださいよ。まぁ最近こういう記事が結構出てる。

 

で、これはライブ配信なので、
おじさんたちはお金を挙げて喜んでもらえるけど、
話せないんですよ。

でも、ライブでコラボライブとかはちょっと大変なんですよ。
部屋も片付けないといけないし、
身なりもちゃんとしないといけない。

仕事終わって疲れて帰ってきて、それはやりたくない。

でも、電話は簡単にできるんですね。

しかも、マウントも取れるし、散々話せる。

毎日21:00〜24:00までやりますと言えば、
仕事終わって、お風呂入った後に、家でお酒飲みながら話に来る人もいる。

 

しかもクラブハウスはこれから、
投げ銭とか、メンバーシップも導入されると言われているので、
収益も得られる。

ということで、
クラブハウスはそういう稼ぎ方ができるようになると思います。