コロナと人類の戦い、
いよいよ最大の戦いがはじまろうとしています。

 

私は元中学教師で、10年以上教壇に立って
社会科を教えてきました。
そして、今年の2月からはYouTuberとして
ずっとコロナの問題をリサーチしてきました。

なので、医療の専門家ではないんですが、
社会的な見地からコロナ情報や、
これから日本がどうなっていくかということを
あなたにお伝えすることができると思います。

ぜひチャンネル登録お願いします。

 

今回はまず最初に第3波の現状、
中盤ではこれから日本がどうなるかということ、
そして後半ではこの冬を乗り越えるためにあなたがいますべきこと
という流れでお話しします。
最後まで動画ご覧ください。

 

最終決戦の現状分析

ということで早速本題に入っていきます。

いま、第3波、第3波と言われていますが、
私はこの第3波が、人類と新型コロナウイルスの
もっとも激しい戦いになるのではないかと考えています。

現在、1日あたりの新規陽性者数、
重症者数、死者数は、
第一波も第二波もとっくに追い抜いています。

 

なぜいま再び感染者が増えているのか?

・気温と湿度の影響
・ウイルスの変異
・人々の行動様式の変化

など、いろいろな可能性が考えられています。

が、ここで今、第3波の原因についていくら考えても
意味のない予想でしかないので、
ここでは話しません。

とにかく、第1波、第2波よりも増えていて、
増え方も今までとは異なっている
ということだけは事実です。

 

第3波は最終決戦? 

さて、日本の第3波と前後して
ワクチン開発のニュースが世界を沸かせました。

アメリカでは年内から摂取が開始されるようです。
ただ一般の方までワクチンが行き届くのは
早くて来年の3月、遅ければ来年の5〜6月ごろになる
と言われています。

そうすると今年の冬、この第3波は、
私たちはワクチン無しで戦うことになります。

 

これから日本や世界で、
ウイルスが一気に勢力を拡大するのか?

それとも再び規制を行った人類が
ウイルスの爆発を抑え込めるか?

そして、すでにボロボロになっている経済は
この冬、持ちこたえられるのか。

この冬、
この第3波が、人類とコロナとの最大の戦いなのです。

 

もしかしたら、
2月から春ぐらいにかけて第4波が来るかもしれませんが、
その頃には先進国にはワクチンが入りはじめていますから、
次第に今のような大流行は起こりにくくなっていくでしょう。

第4波は来るかどうかは
現状ではわかりません。

わかるわけありません。

陰謀論が好きな方は、
この第3波が過ぎ去ったのちに、
変異して強毒化した『COVID-21』が登場する。

そして、世界はグレートリセットされる、
支配層がすでにそういうシナリオを描いているのである、
なんて言いますが、
確証はありません。

 

この辺の詳細な話については、
今日はすべては話しきれないので、
11/28(土)やるオンラインセミナーの中でお話します。

詳細は動画の概要欄に貼ってありますので、
動画を見終わったあとにチェックしてみてください。

 

変化する恐れ

いま、日々状況は変化しています。
不安に思っている人も多いでしょう。

しかし、みなさん、
みなさんが3〜4月に抱いていた恐れと、
いま抱いている恐れは、違う種類のものだということは自覚していますか?

 

考えてみてください。
いま、あなたが恐れていることはなんでしょう?

コロナで自分が死ぬことですか?
大切な人が死ぬことですか?
仕事を失うことですか?

 

実はここのところがゴッチャになっている人、
とても多いです。

漠然とした不安を抱えている。
不安は漠然としたままだと解決のしようがありません。

実は私たちが抱えているコロナに関する『不安』の感情は、
フェーズによって変化しています。

不安というのは恐れとか、リスクと言ってもいいかもしれません。
それは次のように変化してきました。

 

・第1波…感染不安

・第2波…風評不安

・第3波…仕事の不安

・今 後…世界への不安

 

第1波の時、人々は未知のウイルスに、自分や家族が感染して
死んでしまうのではないかという恐れを抱えていました。

それが日本ではお年寄りや持病を持った人以外の致死率が低いということがわかり、
第2波の時には、感染そのものよりも、
「あそこでクラスターが出たらしい」とか
「あの人が飲みに出かけててコロナにかかったらしい」とか
人々はそういう風評被害を恐れるようになりました。

 

そして、いま、
第3波を迎える上で一番あなたが不安なことはなんでしょう。
それは人によって違うと思いますが、
多くの人は深刻な個人の『経済不安』や
『仕事の不安』を抱えることになると思います。

自分が経営しているお店がつぶれそう
自分が経営している会社がつぶれそう
自分が勤めている会社の先行きが不安

そんな不安を抱えながら、
なるべく息をしないようにしながら
満員電車に揺られている人も多いのではないでしょうか?

 

年末年始の仕事はどうなるのだろう?
年末年始のかきいれ時を逃して、
その先やっていけるのだろうか?

なんとか第1波、2波を乗り越えてきたけど、
いよいよもう厳しそうだ。
そういう人がかなり出てくるでしょう。

 

すでに第1波、第2波でダメージを受けている人は
その状態で冬を乗り越えられるのか?

再就職するにも、どんな仕事を選べばよいのか?

 そんな不安を、切実に抱えている人が多いと思います。

 

これからどうなるのか?

しかし、不安に思っているだけではどうしようもありません。

私たちが今できることは、
情報を集め、自分なりに分析し、
自分なりに予想を立てて動くことです。

ということで、
ここからは世界と日本の今後についてお話します。

その後、ではあなたがこれからやるべきことについてお話します。

 

世界はどうなる?

世界がこれからどうなるのか?
特に注目してほしいの以下の3つです。

 1)ヨーロッパ経済

 2)アメリカ大統領選

 3)米中関係

 

これについては、他の動画の中でお話しているので
詳細はそちらを観ていただけたらと思うのですが、
これらすべてが世界恐慌の引き金になり得るものです。

コロナバブル、ワクチンバブルで
膨らみ続けている経済は
ちょっとしたきっかけで爆発する可能性をはらみながら、
まだまだ膨張をつづけています。

 

日本はどうなる?

それではそんな世界の中で日本社会はどうなるのか?

1)当たり前が変わる

まず、コロナによって、
今まで当たり前だと思われてきたものが
大きく変わっていきます。

これは今、現在進行系で起きていることです。
『ニューノーマル』とか『新常態』という言葉が
少し前に流行りましたよね。

 

例えば、
みなさん、今となってはなんとも思わないでしょうが、
たったの10ヶ月前までは、

「マスク着けて客の前に立つなんて失礼」

と言われていたんですよ。
それが今ではマスクなしで客の前に立つ方が
失礼という状況になってしまっています。

働き方、働く場所、通勤の仕方、
飲食店のスタイル、小売店のスタイル、
宴会のスタイル、結婚式のスタイル、
お会計の仕方、はんこ、
住むところ、学校の授業などなど。

今まで当たり前だと思っていたものが
大きく変わるでしょう。

第1波の時からジワジワ変わってはいたのですが、
秋ぐらいに一旦その雰囲気が緩んで揺り戻しがありましたよね。

もうマスクなんてなくて大丈夫なんじゃないかと。
さあ、今まで通り通勤して、今まで通り働こうと。
GoToしていこう!と。

でもまた第3波で人々が震え上がった時、
新しい常識は完全に定着するでしょう。

 

2)多くのお店・企業が潰れる

日常が変わるということは
これまで儲かっていたけれども通用しなくなる業態が
出てくるということです。

つまりこの第3波によって、
2020年末〜2021年春にかけて、
多くのお店や企業が潰れる可能性が高いということです。

 

人々の楽しみ方や宴会とか、旅行、
パーティーのスタイルが変化してきてしまうと、
それを生業としていた人たちの仕事が成り立たなくなりますよね。

例えば、大人数向けのパーティーを開催していたような
イベント業者が「いや、世の中の流れなんて関係ねぇ」と言って、
今までの業態を維持できるかと言ったら維持できない。

大きく方向転換するか、
辞めるかしかないわけです。

そうすると、3月ぐらいには
薄利多売で、とにかく客の回転率を上げて売り上げを
出していくような経営スタイルが成り立たなくなり、
下手したらそういう業界全体が総崩れになっている
可能性もあるのです。

 

特に飲食店、バー、居酒屋などは厳しいです。

クリスマスから年末、年始は
客商売にとっては1年で一番のかき入れ時です。

その後、1月末から2月にかけては
多くのお店でお客さんが減ります。
寒すぎるので。

そして、かき入れ時を完全に逃した状態で
その閑散期を迎えるのです。

春夏の閑散期をなんとか乗り切ったと思ったら
またこれから3ヶ月の閑散期です。

もう国お金に頼るしかないでしょう。
どれくらい出るかはわかりませんが。

補助金でこの3ヶ月を乗り越えられると読むか、
それとも倒産のための資金として補助金を使うか、
経営者はギリギリの判断を迫られることになります。

 

3つの消耗戦

そんな中で、多くの人は消耗戦のような状態で、
この第3波を、どうにかこうにかやりすごすことをになります。

具体的には

・お金
・人間関係
・メンタル

の3つの面での消耗戦を覚悟しなければなりません。

 

1)お金の消耗戦

まずは当たり前ですが、
お金の消耗戦です。

ただの不景気だったら
まだアイデア次第でやり方はあるのです。

でもコロナは違います。

お客様が入らない、
でも広告も打てない、
イベントもできない。

日々、売上も貯金も減っていく。
そういう中を耐え忍ばなければいけません。

 

2)人間関係の消耗戦

2つ目は人間関係の消耗戦です。

今までは当たり前のようにリアルで会っていた人たちと、
今もあまり会えない状態が続いているかもしれません。

この冬はそれが加速しそうです。
年に1度の親戚の集まりや同窓会もできないかもしれません。

人は、実際に会ってしまうとなんだかんだで
打ち解けられたり、多少のことは許せたりするのですが、
会わない状態が続いていくと
疎遠になったり、よりギクシャクしていた関係が
より硬直化してしまったりもします。

 

3)メンタルの消耗戦

3つ目は精神面です。
これがもしかしたら一番大きいかもしれません。

あなたは第3波を戦い抜けますか?
この厳しい冬を乗り越える気力が、
まだ残っていますか?

今まではなんとか、数ヶ月の辛抱だとがんばってきた人たちも
年末年始までダメなのかと、
ここに来てガクッと精神的にやられてしまっている人も多いようです。

欧米では「クリスマスは盛大に祝おうね」と言って、
なんとか耐え忍んできた人たちが
どうやらクリスマスすらも祝えないということがわかってきて、
いまにも不満が爆発しそうな状態だそうです。

自分の会社やお店をやっている人だったら、
ここに来て、心が折れてしまい、
もう閉めようという決断を下す人も増えてくるかもしれません。

 

あなたが今のうちにすべきこと

ではそんな持久戦を覚悟しなければいけない状況の中で、
いま、私たちがすべきことはなんなのでしょうか?

この冬を乗り越えるために、
いまできることはなんでしょうか?

 

1)仕事の見直し

まずひとつ目は仕事の見直しです。

 

あなたがいくらがんばっていても、
半年後にはあなたの会社は潰れているかもしれません。

あなたのお店が今どんなに儲かっていても、
2月には閑古鳥が鳴いているかもしれません。

アメリカの株価が大暴落して世界恐慌状態になったら、
どんなにがんばっても多くの会社が潰れちゃうんだから。
それはあなたの努力だけではどうしようもなかったりします。

だから、年明けに今のあなたの仕事がまだあるとは限らないのです。

 

そうなった時、あなたはどうしますか?
その時、何ができますか?

それは今のうちに考えておきましょう。
あなたにどんな才能があって、
なにが好きで、何ができて、何ができないのか?

 

そのことを理解しないまま、波に飲まれてしまうと、
その波に翻弄されたまま、
残りの人生をしょんぼりしたまま、
アルバイトでもして食いつなぐことになってしまいます。

 

そうではなく、コロナを逆にチャンスだと考え、
あなたの才能を生かして、より楽しい人生をつかみ取る方法を考えましょう。

私は教員を辞めてボイストレーナーとして仕事をしていましたが、
コロナで仕事を失いました。
でもちょうどYouTubeを始めた時期だったので、
こちらに全力投球をして、
うまくシフトさせることができました。

それくらいのスピード感でパッパと切り替えていく姿勢も必要です。

 

コロナ関係なくですが、
これから人生100年時代と言われていて、
しかも終身雇用制が崩壊しようとしている世の中です。
一生の間にいくつもの仕事を経験するのが当たり前の時代です。

なので、
ひとつの仕事がダメになったからと言ってクヨクヨしてはいられません。

そのためには普段から、
複数の牙を磨いておく必要があります。

 

2)お金の見直し

次にお金の面の見直しです。

あなたが生活するのにいくら必要で、
どれくらいの資産があって、どれくらいの負債があるのか?

今のうちにきちんと整理しておくことが大事です。

いま、世界はバブル状態なので、
一度下がり始めると歯止めがききません。

そうなった時にローンをどうするだの、
急いで株を売るだの、不動産を売るだの考えても
遅いですからね。

今のうちに整理しておいて、
こういう状況になったらこれを売る、
こうなったらこうするというのを
決めておいた方が良いでしょう。

 

そして、これはお金持ち向けのアドバイスですが、
資産があればそれを守る方法を考えましょう。

これはすぐには起こりませんが、
これから激動の時代になった時、
日本もハイパーインフレになったり、
預金封鎖されてしまう可能性もあるからです。

貯金を1000万円もっていても
1週間後にはその価値は10分の1になっているかもしれません。

資産防衛の方法については
ここでは話しきれないので、
詳細は11/28のセミナーの中でお話しします。

 

が、簡単に言うと、資産1000万円以下の人はそんなにできることがないです。
多少はあります。
が、誤解を招くと困るので、ここでは言いません。

資産3000万円以上の人は気をつけてください。
国はいざとなったら、小金持ち〜富裕層世帯から
できるだけしぼり取ろうとしますよ。

そうしないと国が破綻しちゃうってなったら容赦なくやります。

3000万もあるなら、
700万ぐらいはよこせ。

そっから上は累進課税で
10億あるなら5億ぐらいよこせ!と言ってきます。

これは75年前、
1946年に日本で実際に起ったことですからね。

タンスに入れておいてもダメです。

タンスに1億隠しておいても、ハイパーインフレが起こったら
1週間後には1000万円の価値しかなくなっちゃう。

じゃあどうすれば良いか?
詳細は11/28のセミナーの中でお話しします。

 

3)デジタル対応

最後に、これは私の専門分野というか、
4月からずっと言ってきたことですが、
デジタル対応は最優先、最重要事項として進めてください。

仕事面でも、プライベートでもそうです。

キャッシュレスとか、
オンライン会議とか、
ペーパーレスとか、
誰でも簡単にできますから。

LINEと同じぐらい簡単にできます。

LINEが出はじめた頃も多くの人は
「メールでいいじゃん」とか
「そんな難しいものは使えない」と言って拒否していました。

でも、今は誰でも使えますよね。
そんなもんですよ。

 

そして、できればおじいちゃんおばあちゃんにも
教えてあげてください。

高齢者はコロナ禍で、情報弱者になりがちで、
しかも外に出る機会が減って精神的にも孤立しがちです。

おじいちゃんおばあちゃんにLINEやYouTubeの使い方を教えてあげれば
それだけでも安心ですよね。

 

なぜ、仕事の面でデジタル対応が必須なのかといえば、
ひとつはまだまだ散発的に混乱がつづくから。

そして、リアルで会うのが『リスク』『コスト』と考える人が増えてきて
それが当たり前になりつつあるからです。

実際、今、第3波の中で感染が増えているのが
『職場内感染』なのです。
家庭内感染の次に多い。
飲食店よりもよっぽど多いんですよ。

人々の常識もだいぶ変わってきていて、
昔だったら「あの〜打ち合わせオンラインでできますか?」
なんて聞けなかったし、言う人なんていなかったですよね。

でも今は「あ、そうですよね〜、やっぱオンラインがいいですよね〜」
となるでしょ?
そんなのは当たり前になっている。

一度、テレワークに慣れてしまった人は
また来月から出社しろと言われても
ものすごくストレスになるでしょう。

 

そして、最後の最後に一番重要なことをサラッと言いますが、
デジタル化対応の中で一番重要なのは
顧客リストをつくること。

そして、お客様にいつでも連絡をとれる、
こちらからアプローチできるようにしておくことです。

これ、最重要。

この辺も11/28(土)セミナーの中でお話します。

 

未来は私たちの中にある

ということで、
ドイツで『未来研究』という分野の専門家、
未来学者のホルクスという人の言葉を紹介しますね。

ホルクスによると、これからの時代で大切なのは

『自信』

だそうです。

自分に対する信頼して、確信を持って、堂々と動けることです。
という意味です。

「ここれからこうなるだろう」
という自分なりの予測をもって、
「自信をもてる人」「自分を信頼できる人」は
自ら行動を起こすことができる、と。

ただ、「これからどうなるかな」と不安に思っているだけの人は
動けないですよね。
なにが起きるのかとビクビクしながら待ってる。

そういじゃなくて、
主体的に「これから何が変わり、そこで私はなにができるか?」を考えていく。

そういう人が未来をつくっていけるんだよ、と。
ホルクスはそう言っています。

 

みなさんもぜひ、一緒に未来のこと、これからの社会を考え、
行動していきましょう。