昔は情報発信といえばホームページやブログでしたが、
現在はその主流はSNSに変わりつつあります。
もっとも有名なブロガーの一人であるイケハヤさんですら
「ブログはどんどん読まれなくなっている」
と言っています。
しかし、時代がどんなに替わろうと情報発信する際にとても重要なスキルがあります。
それがSEOのスキルです。
SEOとはなにか?
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、
検索エンジンが探しやすいようにコンテンツの中身を最適化してあげることです。
例えば、あなたがYoutube SEOについて記事を書いているとしましょう。
でも、その記事のタイトルが「動画で目立つ裏技」という感じだと、
検索エンジンはその記事がYoutube SEOについて書いていると察知しにくくなってしまいます。
その記事の内容を正しく検索エンジンに伝えるためには、
タイトルや文中に適切にキーワードを組み入れる必要があります。
そして適切にキーワードが組み入れられたページは、
検索エンジンの上位に表示されるようになります。
その手立てのことを「SEO」といいます。
なぜSEOが大事なのか?
なぜSEOが大事なのか?
それは、何かキーワードを検索した時、
検索エンジンで上から3番目までに入っているサイトが、
そのマーケットのシェアの8割を持っていくと言われているからです。
例えば、誰かが「うちの会社のHPなんとかしたいなー」と思い、
「静岡 SEO対策」で検索したとしましょう。
その時に、上位3位までに入っているサイトが、
申し込みの8割を持っていっているということです。
これってすごいことですよね?
検索エンジンの2ページ目以降に表示されているようなサイトが
検索エンジン経由で申し込みを得ることはほぼないのです。
なので、大企業はいかに検索上位を獲るかということに苦心し
いろいろな手立てをうっています。
SNS時代の情報ルート
しかし、SNS全盛期の現在、 人々が情報を得るルートがもうひとつできました。
それは
「関連をたどる」
というルートです。
一番わかりやすいところでいうとYoutube。
例えば、Youtube SEOについて学びたいと思ったらまずは検索しますよね。
そして、そのあとは「関連動画」とか、その人の再生リストとかから情報をたどっていきませんか?
Twitter等でも、「あっ、この人おもしろいなー」と思ったら、
その人がフォローをたどって、そこからさらにおもしろい人を発見したり。
SNSで情報を得るルートは、検索だけではないのです。
どう検索されたいか?=どう見られたいか?
しかし、SNS全盛期の現代においても、 SEOのスキルはとても重要です。
それはSEOスキルは
『ブランディング』
のスキルでもあるからです。
『ブランディング』とは、自分をブランド化すること。
「人からどう見られたいか?」を考え、そう見えるように情報発信することです。
例えば、Youtube SEOの専門家だと周りから思われたければ、
YoutubeやSEOに関する情報をたくさん発信していきます。
マンガの情報ばかり発信していてもYoutube SEOの専門家には見られません。
「どう見られたいか?」を考え、自分の情報を発信していく上で、
キーワードの選定スキルや、
タイトルづけのスキルなどが非常に役に立ってきます。
検索と関連の二刀流
SNSは、ブログやHPと比べて、情報がどんどん流れていってしまうという特徴があります。(=タイムライン型)
それに対してブログは『アーカイブ型』と言って、
情報がどんどん蓄積され、財産となっていきます。
Youtubeも情報が蓄積されていくのでアーカイブ型のメディアなのですが、
古い情報は閲覧しにくくなっていくのでSNSに近い部分もあります。
あなたがもし本気で情報発信してビジネスを展開していきたいとしたら、
タイムライン型のSNSだけでは不十分です。
逆に。現代社会においてはSNSを使わない情報発信も考えられません。
要はタイムライン型とアーカイブ型、両方のメディアをうまく使いながら情報発信していくことが大切です。
そういう意味でも、SEOスキルはいつの時代になってもとても大事な、必須スキルなのです。