コロナバブル崩壊間近と言われています。

今、コロナで経済はめちゃくちゃなのに、
株価だけは高いという状態になっており、
『コロナバブル』なんて言われたりもしています。

このコロナバブル、いつ崩壊するのか?
いや、そもそもバブルって何?
崩壊したらどうなるの?

という話を今回はしていきます。

 

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コロナバブル崩壊に注意しなければならない理由

まずはじめに、なぜバブルについて、
今、皆さんに知ってほしいのか?
なぜ注意しないといけないのか?という話をします。

そもそもバブルって何?
コロナバブルって何?

という方もいると思うので、
それについても後ほど話していきますね。

ということで、
まずはなんで『バブル』について知らなければならないかということ。

それは今、『コロナバブル』と呼ばれる状態になっていて、
そのバブルが崩壊したらかなりヤバいことが起こるからです。

 

バブルが崩壊すると、
今まで膨れ上がっていた株価が急暴落するので

 ・会社が潰れる
 ・大量の失業者が出る
 ・潰れた会社の取引先の会社も潰れる
 ・銀行の経営が傾く(下手したら潰れる)
 ・投資家が財産を失う
 ・景気が急速に悪化する

というようなことが起こります。

 

これは実際に1991年バブル崩壊
2008年リーマンショックの時にも起こったことです。

 

今のコロナバブルが崩壊したら、
これと同じことが起こる可能性があります。

なので、
皆さんには今のうちにこれを知っておいてもらって、
もしもの時に備えておいてもらいたいなと思います。

 

 

そもそもバブルとは?

じゃあ、そもそもバブルって何?っていう話なんですけど、
バブルというのはごく簡単に言うと
実際の価値以上に、価格が高騰していくことをいいます。

例えば、
ヤフオクとか、メルカリをイメージしてもらえると
わかりやすいかもしれません。

例えば、実際は10,000円の価値しかないものが、
11,000円とか12,000円でバンバン売れているとしましょう。

そうすると
「おっ、なんか値上がりしてるぞ。これはチャンスかも」
ということで
これに乗っかって儲けようとする人が出てきます。

で、いつの間にか15,000円ぐらいになったりします。

しかし、普通はここまで上がると
「いや、これは上がりすぎだな」とか
「さすがに15,000円じゃ買わないわ」とかいう
心理が働いて、また値段は下がっていきます。

しかし、
ここで「これは儲かるぞ!今買わないと損するぞ!」
という人がドンドン参入してきて
フィーバー状態になってしまうと
歯止めがかからない状態になります。

10,000円で売っていたものが、
1週間で20,000円に値上がりしていたら
「おっ!これは!」と注目されますよね。

で、資金力にものを言わせて
買い占めをしたりする人も出てくる。

そうすると実際には価値も上がっていないし、
需要がそんなに増えているわけではないのに、
価格だけはドンドン上がってしまう。

これがバブルです。

実際は中身が何もないのに、
泡がプクーっと膨らんだ状態。

 

しかし、これがさすがに10万円とかいってしまうと、
「そろそろやばそうだな」
と、賢い人たちが売り始めます。

そして、10万円から8万円に下がったりすると、
今までさんざん乗っかって儲けていた人たちが
「これはヤバイ!!」
ということで一斉に売り逃げしようとします。

 

そうすると、もう誰も買わなくなりますから、
みるみるうちに価格は暴落していきます。

これが『バブル崩壊』です。

 

今はヤフオクをイメージして考えてもらいましたが、
バブルは大小さまざまな規模で起こります。

例えばこれが「マスク」という
ごく狭い市場で起こったら『マスクバブル』。

 

「IT業界」という業界の
株式投資で起こったら『ITバブル』。

もっと広く日本全体で起こったら
『1990年代のバブル景気』のようになります。

 

日本で『バブル』といえば、
1980年代後半から1990年代に起こったバブル景気のことを指すことが多いです。
高度経済成長でお金を稼いだ人たちが、
土地とか株式とかにドンドン投資していって、
地価や株価が異常に高騰してしまって起こったバブルです。

 

 

バブルは崩壊する

1990年にバブルが崩壊して、バブル景気が終わったように、
バブルは必ず崩壊します。

 

バブルというのは泡とか、シャボンのことです。
シャボンは含み続けて、限界を迎えたら必ず弾けますよね。

 

これは経済でも同じです。

というか「これはヤバいな」
となったら政府が潰します。

なぜかというと、
膨らみすぎると弾けた時の衝撃が大きくなるからです。

小さなバブルが弾けても衝撃は少ないですが、
めちゃくちゃ大きなバブルが弾けたら、
その分、社会に与える影響は大きくなります。

だから、政府は早めにバブルを抑制したり、
コントロールしようとします。

でも1980年代の日本はこのコントロールが
うまくできなかったんですね。

それでバブルが膨らみすぎてしまった。

でもシャボンの中身は空洞です。
弾けた後には何も残りません。

巨大化しすぎたバブルが弾け飛んで、
そこにお金をつぎ込んでいた人たちは全てを失い、
日本人はそこから30年間、
ほぼ経済を発展させられないまま、ここまで来てしまっています。

だから、本当はそうなる前に政府が
バブルを潰さなきゃいけなかったんですね。
もしくは緩やかに不時着させる。

バブルというのは虚構ですから、
政府が金融政策で、うまくコントロールするか、
限界まで膨らんだ挙句に弾けるか、
そのどちらかしかないのです。

なので、
現在のコロナバブルも確実に弾けます。

 

 

コロナバブルとは?

では、コロナバブルとはなんなのか?

ということですが、
先ほども言った通り、
実際の物の価値はそのままなのに、
価格だけがドンドン上がっていく、
このことをバブルと言います。

 

日本経済、GDPが伸びている中で
株価や地価が上がっていくのはバブルじゃないんですよね。

実体経済に相関しないで、
株価だけ伸びたりすると、これはバブルです。

 

今の日本経済はまさにそうです。

皆さんご存知の通り、
コロナで経済はめちゃくちゃですよね。

解雇された人、
閉店したお店、
客足の戻らないお店、
私の周りにもたくさんあります。

大都市なんかでは尚更でしょう。

 

実際の数字を見てみると
4〜6月のGDPは27.8%減でした。

GDPというのは経済の一番重要な指標なんですが、
それがこれだけ下がるのは史上最大の下げ幅です。

1929年に起こった世界恐慌では
アメリカのGDPは10年かけて
27%減少したと言われています。

つまり今年の27.8%減というのは
もう世界恐慌よりもひどいレベルなんですね。

 

コロナ倒産は500件、
解雇された人は6万人を超えると言われています。

 

しかし!

 

株価だけは上がってるんですよね。

2020年初め、日経平均株価は一時24,000円に達しました。
コロナショックによって、16,000円にまで下落。

 

あー日本経済、世界経済終わったな、と思いきやですよ。
そこからグングン回復して今や
23,000円台ですよ。

コロナ以前の水準にほぼ戻っている。

 

ところが実体経済はどうですか?

回復してないですよね?
ズタボロですよね?

お店だってみんながんばってあけてるけど、
客入りは下手したら
2020年初め頃の半分ぐらいじゃないですか?

めちゃくちゃ乖離してるんですよね。

 

アメリカではAmazon、Netflixなど
IT関連企業が好調だからなんて言われていますが、
それにしても、ですよ。

そんなん失業してたら
呑気にNetflixなんて観てる場合じゃないはずですからね。

 

なんでこういうことが起きてるのかといえば、
それは2020年3月にコロナで
世界各国の株価が大暴落した時に、

「このままじゃ世界恐慌だ」

という危機感をもった世界各国の指導者たちが
それだけは食い止めようということで、
過去最大級の金融緩和、お金のばらまき、
紙幣の増刷、株の購入など
ありとあらゆる手段を使って株価を吊り上げたんですね。

 

で、お金をばらまきすぎて、
株価を上げすぎて、
結果、今、あまりにも実体経済との乖離がひどい状態になってしまっている。

そういうことなんですね。

 

そして、その解離が限界に達した時に
バブルが弾けます。

 

いつ崩壊するのか?

じゃあ、いつ崩壊するのかというと、
それはいくつかの説があります。

2020年11月、2021年1月、2024年など
さまざまな説がありますが、
その鍵を握るのはアメリカの大統領選です。

 

2020年11月3日、アメリカ大統領選があります。

一時はトランプ氏の再選が確実視されていましたが、
コロナ政策などが原因で、
最近ではバイデン氏の優勢も伝えられています。

どっちが当選するかは本当に分からない状況です。

 

しかし、ひとつ確実なのは
大統領選に向けて、
トランプ氏はさらなる株価吊り上げ政策を
打ってくるということです。

大統領選前に株価が暴落してしまうと、
トランプ氏の負けが確実になりますから、
それだけは絶対に防ぐはずです。

つまり、
株価が上がりきった状態で大統領選を迎えます。

 

あとはそれが
11月中に崩壊するのか?
それとも新大統領が就任する2021年1月に崩壊するのか?
それとも新大統領の任期が終わる2024年まで
持ち堪えられるのか?

という話です。

 

ちなみに、トランプは共和党、バイデンは民主党ですが、
政党が変わった場合、相場が大きく反転するという説があります。
政策が逆の方向性になるので、
当然といえば当然ですよね。

今まで高騰していたとしたら、暴落する。
暴落していた場合は上がる。

つまり、
今は株価が吊り上げられている状態なので、
バイデンが大統領になると、
それが反転して一気に暴落する可能性は高いです。

トランプが再選したら、
もしかしたら2024年までは持ち堪える可能性もあります。

 

そして、
日本とヨーロッパはアメリカ経済とベッタリ、
運命共同体ですから、アメリカ経済が破綻したら
当然それと一緒に崩壊します。

リーマンショックの時もそうですよね。

 

ということで
コロナバブルが弾けるかどうかは
アメリカ大統領選の結果次第、というところでしょうか。