9/19(土)久しぶりに本田健さんのFacebookライブがありました。
なんか久しぶりのFacebookライブだったような気がしますね。
3月ぐらいに私が出した本田健さん解説動画を見て、
私のことを知ってくれた方も多いんじゃないかと思います。
言ってみれば、本田健さん解説系YouTuberみたいなもんですよね。
そんなジャンルがあるのかわかりませんが。
ということで今回は、
本田健さんのFacebookライブを解説していきたいと思います。
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世界と日本のコロナ情勢
まず初めに、ざっくり世界のコロナ情勢について。
世界の感染者数は3000万人突破。
死者数も94万人、もうすぐ100万人いきそうです。
日本ではなんだかもう
コロナなんて過去の話のような感じになっていますが、
例えばインドでは毎日9万人感染して、毎日1,000人が亡くなっていますよね。
まぁこんな話をしていました。
続いて、
そんな状況を受けて、世界でも日本でも
移動規制の緩和が進んでいるよと。
1)世界の観光地の53%が移動規制を緩和している
ちょうど、
くしくも私のチャンネル一個前に出した動画が
「国境封鎖」についてだったんですね。
国境封鎖はまだ続いているよと。
でもどんどんオープンにしていこうという流れはあって、
世界の観光地の53%は規制を緩和しているということです。
2)在留資格を持つ外国人の入国規制が全面緩和
これについても、
一個前の動画で解説しました。
在留資格を持つ外国人、
たまたま海外に出国していた人たちが、
戻ってこれないでいたんだよ
そしてそれが全面解除されるんだよ
なんて話をこのチャンネルでもしていました。
で、健さんはこれについて、
PCR検査で誤って陰性という結果が出ることもあるので、
これによってウイルスが入ってくる可能性を指摘していました。
今までは鎖国していたから、
日本型の弱いウイルスだけで済んでいたのに、
じゃあ例えばブラジルから戻ってきた人がたまたま完成していたら
一気に感染が広がる可能性があると。
あとは日本国内の動きとしては
3)東京では時短営業は緩和
4)大規模イベントの開催規制を緩和
5)GoToトラベル東京追加、GoToイート開始
など、
どんどん移動制限を解除していこうという動きがある、
これは経済を回す上では仕方ないことだけど、
コロナ感染対策という面から見るとリスクでもあるよ、と。
過去のパンデミックの歴史
そんな状況の中で、
これから世界がどうなっていくのか?ということについては
これまでの歴史から学ぶ必要があると健さんは言っています。
例として、
最近起こった世界的なパンデミックを3つあげています。
1918年 スペインかぜ
1957年 アジアかぜ
1968年 香港かぜ
中でもやはり一番注目すべきはスペインかぜですよね。
これ、私のチャンネルの視聴者の方から
「なんでSARSとかMARSを参考にしないで
スペインかぜの話を持ち出すんだ」
と言われたんですが、
これは広がり方が全然違うからです。
SARS、MARSは局地的な感染拡大でしたが、
スペインかぜ、そして今回のコロナウイルスは
本当に全世界的な広がりですよね。
もちろん、科学技術の進化がありますから、
感染対策や治療は現代の方がより高いレベルで行うことができます。
しかし、グローバル化で人の往来が増えていたり、
人口が増えて密度が増していたりと、マイナスの面もあって、
結局プラマイゼロなんじゃないかと。
なので、スペインかぜの例を参考に考えようということですね。
WHOもスペインかぜの歴史をもとにいろんな研究を進めているようです。
ということで、
ではスペインかぜとはどんなものだったのかというと、
1918年、3月にアメリカで感染が始まっています。
当時第一次世界大戦中だったので、
アメリカからヨーロッパへと感染が伝播し、
一気に広がります。
5月にアジア、そして日本にも到達します。
それが第1波ですね。
しかし、日本では当時、
この第1波はそんなに大したことなく終わったんですね。
そして、世界的にも第1波が収まり、
油断しかけた秋に第2波が、
冬から翌年にかけて第3波がやってきます。
この中で被害が一番大きかったのは
第2波です。
世界中で4000万人が死亡しました。
日本は第1波が大したことなくて
油断していた秋から一気に感染が拡大し
2100万人が感染。
25万人が死亡したそうです。
そしてその後、日本は長期的な不況に苦しむこととなり、
そこから戦争に突入していきます。
第3波は来るのか?
さてでは今回は第3波は来るのか?
ということなんですけど、
ここのところの話ね、
結構メイントピックだったと思うんですが、
健さん意外とアッサリ流しちゃって、
「興味がある人は自分で調べてください」
って感じだったんですよ。
なので、皆さんの代わりに
すぎやまが調べてみました。
今、この第3波が来るかどうかという研究はいろいろあるらしいんですが、
健さんが例として挙げていたのは
アメリカミネソタ大学のシミュレーションです。
それによると、
これから考えられるシナリオは3つあります。
ちなみに、
日本では7月末〜8月にかけて起こった感染拡大を
『第二波』といっていますが、
研究者の中には
「あんなんは第2波じゃなくて、第1波の残りカスだよ」
みたいに考えている人も多く、
このシナリオもその前提で書かれています。
なので、
今から言う『第2波』とは、皆さんが思う『第3波』のことだと思ってください。
【シナリオ1】小波の連続
現在の第1波の後に、少し小さな第2波がやって来る。
その後1~2年、こうした波が繰り返しやって来て、やがて小さくなっていくという。
【シナリオ2】第1波を上回る第2波の襲来
スペイン・インフルエンザやアジア・インフルエンザのように、2020年秋から冬に、より大きな第2波が襲来するという。そして、2021年以降も小さな波がやって来るというものだ。
【シナリオ3】明確な波が起こらない
2020年夏に第1波が収まった後、明らかな波は起こらずに、感染は徐々に小さくなっていく。各地域で感染の拡大と収束を繰り返しながら、流行が続いていくという。
報告書によると、これらの3つのシナリオのどれになるかは見通せない。少なくとも1年半から2年間は、ウイルスの動向に備えなくてはならない。パンデミックが弱まってくると、他のコロナウイルスによる季節性の感染症と同期してくるだろう──とのことだ。アメリカのミネソタ大学感染症研究政策センター
ということで、
まだどうなるかはわかりませんが、
恐らくこのどれかの形になるだろうということです。
ちなみに、
「日本人はもう集団免疫を獲得している」
と言っている研究者もいますよね。
そのことについても触れていました。
厚労省は6月時点で、抗体保有者は東京都0.1%しかいなかった。
けど、
去年11月〜2月に184万人の中国人が入国しているので
その時に弱毒性のウイルスが日本国内に広まっているのではないか?と。
だから日本人は早期に集団免疫を獲得しているのではないか?
という説があります。
一応、そういう可能性は頭に入れつつ、
警戒はしておいた方がいいでしょうということでした。
多くの人は
「自分だけは大丈夫」
と思って、備えをしない。
それで、災害の時に逃げ遅れて死んでしまう人がいるよと。
この心理作用のことを
「正常性バイアス」
といいます。
以前このチャンネルでも紹介しました。
これは知性と関係なく誰でも持っている心理作用なので
賢い人でも逃げ遅れて死んでしまうこともあります。
津波警報が来ても逃げない。
火災報知器がなっていても逃げない。
コロナが広がっていても自分はかからないと思う。
そういう『正常性バイアス』に気を付けましょうと
健さんは言っています。
今のうちにやっておきたいこと
最後に、
今のうちにやっておくべきこと。
ざっと紹介しますね。
詳しくは健さんの動画をぜひご覧ください。
1)食料品・生活必需品の備蓄
(地震への備えも兼ねて)
2)家族が感染した場合の備え
どういう手順で何をするのか?
(多くの人はかかってから慌てる)
3)住居・ライフスタイルの見直し
(強烈な第3波が来た時、そこに住み続けられるのか?)
4)仕事をポストコロナ仕様に
(コロナで時代が変わった後も今の仕事はあるのか?)
5)お金の工面
(しばらく乗り越えられるだけのお金があるか?)
6)健康のメンテナンス・早期治療
(免疫力を高めておく、病気は早めに直しておく)
7)人間関係の修復・メンテナンス
(そして、会いたい人に会う、お礼を言いたい人に言っておく)
というようなことを
この平穏な2ヶ月の間に、やっておきましょうと。
今だからこそ、できること。
後2ヶ月後にはどうなっているかわからないですからね。
ということで今回は
久しぶりに本田健さんの動画を解説してみました!