連日、コロナウイルスへの新規感染者が増え続け、
第二波の到来か!?なんて連日言われている中で、
不安やストレスを感じている人も多いのではないでしょうか?

もうニュース見るの嫌だなとか、
もう不安で夜なかなか眠れないとかいう人も多いようです。

東日本大震災の時もこういう方、
結構いましたよね。

実はみなさんが今抱えている不安って、
漠然としたモヤモヤした不安だと思うんですけど、
もうちょっと切り分けて、
5つの要素に分解することができるんですよ。

その5つとは、

1、自分が感染する恐怖

2、周りの人が感染する恐怖

3、風評被害への恐怖

4、緊急事態宣言への恐怖

5、仕事に関する恐怖

です。

 

「なんとなく不安だなー」だと
漠然としすぎていて自分でも処理し切りれないと思いますが、
こうやって切り分けてみるとちょっと
解決していけそうな気もしますよね。

 

ということで、
今回は「第二波がコワイ」あなたへ
5つの恐れとその対処法というテーマでお送りします。

 

最後までごらんいただけると
今、漠然と不安に思っているあなたも
その不安がもうちょっと明確になり、
対処していく方法もわかってくると思います。

ぜひ最後までご覧ください。

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恐れと向き合おう

ということで、まず最初に、
恐れとか、不安、恐怖についてなんですが、

『不安』とか『恐れ』って心の中で
ゴチャッとなっていることが多いんですね。

 

例えば、
入試の前日とか、不安で眠れなかったりした
経験がある人もいると思うんですが、
それは何が不安なのか?

たぶん多くの人は
ゴチャッとしたよくわからないモヤモヤを
心の中に感じると思います。

だから、
それは解消されないし、
ずっと心の中に留まり続けちゃうんですね。

 

コロナについてもそうで、
いろんな不安が入り混じっていて、
なんとなく不安で、モヤモヤしている。

いつも数字が気になってしまうんだけど、
結局じゃあ具体的に何が不安なのかというと
よくわからない。

そういう人も多いと思います。

 

このごちゃごちゃモヤモヤしていて
よくわからない状態だと、
それに向き合うことはできません。

でも、この不安をもうちょっと切り分けて、
分解して、もうちょっと小さな、
そして明確な不安にしてあげると、
人はそれと向き合うことができます。

 

そして、人は不安や恐れと向き合うことで、
それを乗り越えていくことができます。

 

第二波の何が怖いのか?

そのことを踏まえて、
現状を考えてみましょう。

毎日発表される新規感染者の数字を見て
多くの人は不安になっていると思います。

特に多くの人が不安に思っているのが、
第二波についてですよね。

 

じゃあ、第二波の何がコワイんだと。

健康?
経済?
死?

何がコワイのか、モヤモヤの中に入っている要素を
切り分けていって、もうちょっと明確にしてあげる必要があります。

 

で、この恐れを分解していくと、
次の5つの要素に分解することができます。

1、自分が感染する恐怖

2、周りの人が感染する恐怖

3、風評被害への恐怖

4、緊急事態宣言への恐怖

5、仕事に関する恐怖

 

では、この恐れについてひとつひとつ
詳しく見ながら、その対処法を考えていきましょう。

 

自分が感染することが怖い

まず、ひとつめ、自分が感染することへの恐怖です。

誰でも痛い思い、辛い思いはしたくないですし、
死にかけるような思いはしたくないですからね。

感染するのがコワイ。
これは確かにそうだと思います。

しかし、60代以下の方は、
これについてはあまり心配する必要はありません。

 

若い方は無症状だったり、
症状が出ても非常の軽い場合が多いからです。

もちろん、風邪のような症状が出て辛い思いをするのは誰でも嫌ですし、
中には重症化したり、亡くなったりしてしまう人もいるので、
かからないに越したことはありませんが、
自分がかかることの健康面でのリスクはあまり心配する必要はないでしょう。

 

ただし、自分がかかってしまうことで、
他の人にうつしたり、風評被害につながったりするケースもあります。
どちらかといえばコワイのはこっちの方ですね。

風評被害については後ほど詳しくお話しします。

 

では、
自分が感染することがコワイ、それに対する対処法ですが、
手洗い、うがい、消毒の徹底。
あまり出歩かない。
外に出て家に帰ってきたら、手や持ち物、服などを消毒する。
すぐにシャワーを浴びる。

などの対策をしていくことです。

やれるだけのことをやったら、
あとはそれ以上心配していても仕方ないので、
とにかく基本的なことをしっかりやっていきましょう。

 

周りの人が感染することが怖い

続いて、二つ目の恐れは「周りの人が感染することが怖い」ということです。

周りの人というのは
家族、恋人、友人、職場の人などです。

 

いくら自分が気をつけていても、
自分の子どもが夜な夜な遊び歩いていて感染してしまった…
では意味がないですからね。

経営者の方からしたら、
社員が感染してしまうのは会社にとってとても大きなリスクだと思います。

 

これについては、
しっかりコミュニケーションをとることが大切です。

今、自分はこういう考えで、
こういう風に気をつけているよ、とちゃんと伝える。

だから、お互い気をつけようねと。

ちゃんとそこを伝えておかないと、
若い人たちは意外と
「俺たちは感染しても死なないから」
ぐらいに考えている人も多いです。

「それくらいみんなわかってるだろ」
ではなく、
ちゃんと情報や思いを共有することが大事です。

 

風評被害が怖い

続いて、風評被害について。

私は実はこれが一番深刻だと思っています。

 

東京や都市部の人からしたら信じられないかもしれませんが、
田舎の方では

「あそこの家の娘さん、東京から帰ってきてるらしいよ」とか
「あのお客さん、東京から来たらしいよ」

なんてことが、
当たり前のように言われています。

 

静岡市なんて人口70万人ですが、
ほんの数人しかかかっていないので、
「どこどこの誰々がコロナにかかった。
 その人はあそこのスポーツジムに通っていた」
とか、一瞬でウワサが広まります。

視聴者の方から寄せられた情報だと、
コロナ感染者が出た家は、
タマゴ投げつけられるとか、
もうものすごい嫌がらせを受けるそうです。

学校の先生とか生徒がかかったら、
学級閉鎖、下手したら学年閉鎖ですよね。

もしお店の人がかかったりしたら、
「あのお店でコロナが出た」と言われる。

地方だとそういうウワサが一瞬で広まります。
お店とかだったら、
たぶんコロナが治ったとしても営業再開できないんじゃないかなと思います。

これは恐怖ですよね、ホント。

地方の飲食店、特に夜のお店なんかは
崖っぷちに立たされた気分で商売してると思います。

 

じゃあこれについて何ができるかというと、
先ほどあげた2つの対策を徹底していくしかないです。

ひとつは、
自分がかからないように感染対策していくこと。
もうひとつは、
従業員とか家族とかにも、ちゃんと対策していくように伝えること。
これを徹底していく。

そこまでやってかかってしまったらもう仕方ないですから。
今できることを丁寧にやっていきましょう。

 

緊急事態宣言が怖い

続いて、「また緊急事態宣言が出されるんじゃないか」という恐怖。

これもありますよね。

 

日本全体がストップしてしまったかのような
重苦しい雰囲気。

思い出すだけでも気が重くなります。

 

これについては、
ここ数ヶ月は日本全体を対象に緊急事態宣言が出されることはないでしょう。

1日の新規感染者数が1,000人を超えてきたら、
首都圏や大都市を対象にした緊急事態宣言が出される可能性はありますが、
日本全体、日本経済全体を止めることはもうないと思います。

なんでかっていうと、
理由はふたつあって、
第一波の時に緊急事態宣言を出したんだけど、
出したからと言ってあまりにも行政ができることが少なすぎて、
結局あんま出す意味ないじゃんということがハッキリしたから。

緊急事態宣言が出て何をしたかと言うと、
政府や知事たちが「自粛してね〜」と言ったぐらいなんですよ。
でも、日本人はマジメなので、めちゃくちゃそれを守ったんですね。

だから、そんだったら出しても出さなくてもいいじゃんということがわかった。

 

そして、もうひとつは
日本経済全体を止めると、もう地方がもたないからですね。
お店がバンバン潰れちゃうし、自治体も保障するお金がない。

だから、どーしても感染が拡大しちゃった地域は
その地域だけ封鎖するかもしれないけど、
予防のために日本全体を止めましょうというのはたぶんもうやらない。

 

もちろん、
1日の新規感染者数10,000人とかなってきたら話は別ですけどね。

 

なので、
首都圏、大都市圏以外の人はこれについてはあまり心配しなくても良いです。

首都圏、大都市圏の人は下手したら7月中に緊急事態宣言が出される可能性もあるので、
それに向けて今から準備をしておきましょう。

何を準備するかは人によって変わると思いますが、
前回の緊急事態宣言の時のことを思い出して考えてみてください。

例えば、テレワークの環境を整えておく、
ネット販売のシステムをつくっておく、
デリバリー対応できるようにしておく、
備蓄しておくなどの対策が必要です。

 

仕事を失うのが怖い

最後に、「仕事を失うのが怖い」という不安。

これはサラリーマンと経営者と分けてお話ししていきます。

 

まず、サラリーマンの方。

前回の緊急事態宣言の時、
めちゃくちゃ影響を受けた業種もありますが、
そうでもなかった業種もありますよね。

普通に夏のボーナスも満額もらえたーみたいな。

影響を受けなかった業種は今回も大丈夫でしょう。
とりあえず自分がかかって会社に迷惑かけないようにだけ、
気をつけておきましょう。

 

前回の緊急事態宣言の時、
そして今も、めちゃくちゃ影響を受けている業界の方。

次に緊急事態宣言が出されたら、
いよいよ仕事を失うことになるかもしれません。

前回はなんとか持ち堪えても、
次は無理という会社も多いようです。

会社が潰れる前に大規模なリストラをするところもあるでしょう。

なので、そういう業種の方は覚悟は決めておきましょう。
進んで辞める必要はありませんが、
解雇されたらどうなるのか失業保険は貰えるのか?

当面の生活にいくら必要で、
今いくら足りないか?など、調べておく。

そして、できれば少しでもスキルアップして、勉強して、
もし仕事を失っても、再就職に少しでも有利になるように、
備えておきましょう。

 

最後に経営者の方は、
もう第二波、第三波がくるという前提で、
業務内容を見直しておきましょう。

広告打って夏にV字回復というストーリーはちょっと現実的ではないです。

よくて売り上げ3割減、最悪8割減の状態。
ちょっと良くなってまた落ち込んで、
そういう状態が2021年春までつづく。

そう考えて、
事業内容を見直しておく必要があるでしょう。

そんだったらもうやめた方がいいな、というケースもあるでしょうし、
従業員みんな辞めてもらって、一人で運営していかないといけない可能性もあるでしょう。

こうなったらこうするというシミュレーションをいくつかしておく必要があると思います。

 

今できることに焦点を当てよう

ということで今回は「第二波が怖い」あなたへ〜5つの恐れとその対処法〜というテーマでお送りしました。

漠然とした不安に足を絡まれていると、
いつまで経っても動き出せないこともあります。

それよりも不安を分解して、
切り分けて、明確にし、
今できることに焦点を当てて、それを淡々とこなしていきましょう!