みなさん、
「自分ってダメなやつだなー」
と思います?
私もさすがに
「朝起きたら昼だった」
みたいなことがあると
「自分てダメなやつだなー」
と思うんですが、
できるだけ自分のダメなところを変えて
自分を肯定していけるようにしたいなー
と思って生きてきました。
私は元教員でいろんな生徒と話をしたり、
今も仕事でコーチングとか、コンサルティングをしているので
人の心の内面に触れることってよくあるんですが、
自己肯定感がめちゃめちゃ低い、
「自分てダメなやつだ」と思ってる人って、
結構いるんですよね。
もちろんそういう状態って苦しいんで
なんとか抜け出したいんだけど
でも自分には無理だと思い込んでしまっている。
今見てくれている人の中にも人生がうまくいかなくて
なんとか変えていきたいけど
でも自分には無理かもしれない。
そう思ってしまっている人、
多いんじゃないかと思います。
ということで今回は「ダメな自分を変える方法」
というテーマでお送りします。
自分はダメだと思ってしまっている方、
それをなんとか変えていきたい方、
今回その方法を5つ紹介します。
その中かひとつでもいいのでやってみてください。
自分を変えるための一歩を踏み出せると思います。
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掃除をする
ひとつめは掃除をするということ。
私、一応、心理カウンセラーの勉強もしているんで、
カウンセリングとか、コーチングのセッションをすることってよくあるんですね。
で、時々、
過食症気味の方とか、
全く無気力な子どものカウンセリングをすることがあります。
そういう方に
「じゃあ、じゃあ最後に、
理想の自分に一歩近づくために、
今週、何かひとつやるとしたら何をやりますか?」
というような質問をすることがよくあります。
そうすると、
かなり多くの方が
「部屋の掃除をする」
と答えます。
過食症と部屋の掃除、
全然関係ないですよね。
本人も別に何か論理的なつながりがあって、
部屋の掃除と言っている訳ではないんです。
でも
深層心理の中で何かつながってるんですね。
だから直感的に
「掃除」という言葉が出てきた。
そして、実際、部屋をちゃんと片付けたら、
急になんか過食も治ったというようなケースもあります。
これ、
ちょっと心理学的に言うと、
「気がかり」なんですよ。
やりっぱなし、出しっぱなし、散らかりっぱなしって
気がかりな状態なんですね。
言葉の通り、何か他の事をやろうとしていても
自分の「気持ち」がずっとそこに引っかかっちゃってる。
これ、
人間にとってめちゃくちゃストレスなんですよね。
これ、
恐らく狩猟採集の時代からずっとそうだったと思うんです。
例えば、
幼い子供をどこかの木の下に1人で置いたままにしてあるとか、
昨日とった獲物を、あの岩陰に放置したままとか、
そういう状態だと思い切って狩りに出かけることできないですよね。
いつ誰にとられるかわからないし、
いつの間にかなくなってるかもしれない。
安心できない。
おちおち狩りなんてしてられない。
そうならないようにするためには
例えば、洞窟の奥にちゃんと隠すとか、
小屋を作ってそこに入れておくとかしないといけない。
そうすることで安心して狩りに出かけられる、
つまり次のステップに進むことができるんですね。
なので、片付けをする、掃除をすることは
自分を変えるためのファーストステップになんです。
何かをやめる
続いて、「何かをやめる」ということ。
やめるって、結構勇気が入りますよね。
しかも、ネガティブなイメージなので、
目を背けてしまいがちです。
でも新しいことをはじめよう、
何かを変えようと思ったら何かをやめなければいけません。
スクラップアンドビルドという言葉の通り、
新しいビルを建てようと思ったら、
そこに建ってる前の建物を壊さないといけないですよね。
土地が無限にある状態だったら、
次から次へと新しいビルを建てられますが、
人間の場合は1日の時間とか、
1日でできることが限られている。
だから、
何か新しいことをはじめたいとか、
自分を変えたいと思ったら、
何かをやめないといけないということです。
人は目標を立てる時に
「これをやる」「これをやる」と決めがちですが、
同時に「これはやらない」「これは辞める」
ということも決めていかなくてはいけません。
知り合いのあるブロガーさんは
会社辞めて起業する時に奥様から
「起業するんだったらタバコやめて。
タバコもやめる覚悟もないような人は
起業も成功しないでしょ」
と言われて、そこでスパッとタバコやめたそうです。
結構ヘビースモーカーだったらしいんですけどね。
私も昔タバコを吸っていたんですが、
「もっとちゃんと歌の勉強をしよう」
と決めた時に辞めましたね。
あと私は仕事でなかなかうまく行かなかった時に
「これを達成するまで、マンガ・ゲーム・テレビ見ない」
と決めました。
もともとマンガとか結構読む方だったんですが、
結構大きな目標だったので、
1年以上はマンガもゲームもテレビも一切見ない生活を送っていました。
でもまぁこれはバネみたいなもんですからね。
辞めるものが大きければ大きいほど
反動が大きくなります。
なぜなら後がないからですね。
覚悟が強くなるとも言えるかもしれません。
ということで、
自分を変えたいという人は
自分がついついしちゃってることだけど
やめた方がいいなーと思うこと、
それを辞めるところからはじめてみるといいかもしれません。
とにかく書き出す
ちょっと前に『メモの魔力』という本が流行りました。
この『メモの魔力』の中で一番印象に残ったのは
「みんな圧倒的に努力不足」
的なことを言ってるんですよね、前田さん。
どういうことかというと、
就活の時に『自己分析』ってやるじゃないですか?
「長所はなんですか?」
とか聞かれた時に、サッと答えられるように。
あれを普通の人だったら、
まぁ20問とか、30問ぐらいの質問に対して、
一言二言解答を考えておく、ぐらいだと思うんですけど、
前田さんはもうめちゃくちゃアウトプットして
とにかく自己分析しまくった。
深掘りしまくった。
ノート何冊分もアウトプットしたそうです。
そうすることで、
自分とは何か?
どうしたいのか?
ということが明確にわかる。
もちろんこれは就活に役立つだけでなく、
人生の進む方向もわかるし、
どう生きていくかの指針にもなる。
そこまで書いて書いて書きまくったからこそ
自分が明確になり、
自分のやりたいことが明確になったんですね。
「やりたいことがわからない」
という人は、とりあえずそれくらいやってから言えということです。
私は手書きの作業が大嫌いなので、
メモ帳は持っていないんですが、
何か思いついたこと、覚えていなきゃいけないことは
すぐにスマホでメモを取ります。
私は、LINEのメモを使っています。
LINEって絶対毎日開くじゃないですか?
アプリをいちいち追加する必要もないし。
検索もできるのでとても楽です。
話し方を変える
続いて四つ目は「話し方を変える」ということ。
身体面や行動面を変えると気持ちが変わるというのは
心理学でよく言われることです。
例えば、
不安な時、緊張した時、体に力が入ってしまう。
逆にストレッチや深呼吸で体を緩めてあげると
心もリラックスできたりします。
後、ネガティブな人ってうつむきがちだったり、
猫背になりがちだったりするので、
胸を張って、意識的に空を見上げるようにするだけで
気持ちがポジティブになるなんてことも言われています。
中でも自分を変えたいという時に
特に役立つのは話し方を変えるということですね。
例えば、
堂々と話せるようになりたいんだったら、
堂々と話していてすごいなと思う先輩を思い浮かべて、
その人になりきったつもりで話す。
声量や、口グセ、仕草などを真似してみる。
これを最初は意識的にやるんですけど、
だんだんと意識しないでもそういう話し方ができるように変わっていきます。
これを「モデリング」と言います。
結構、ガッツリ真似してても
「お前、○○さんの真似してるだろ」とは言われないので大丈夫です。
真似するなんてちょっとハードルが高いよという人は
もっと簡単にできるのは
声のボリュームを変えることです。
よく会議で「声が大きい人の意見が通ってしまう」なんて言いますが、
まぁこれは比喩表現なんですが、
実際、声が大きいだけで何かを交渉する時に
心理的に優位な立場に立てると言われています。
小学校の時、クラスで目立っていた子、
だいたい声が大きいですよね。
何かを決める時でも
「ドッジボールがいい!」
と真っ先に、大声で提案された意見に
クラスの大半が流れてしまうんですね。
付き合う人を変える
最後は「付き合う人を変える」ということです。
人間て、自分が所属する集団の中で役割を演じているんですよ。
もちろん、自分の得意不得意はあるんですけどね。
例えば、中学校までは
「そこそこ真面目で勉強できるキャラ」だった人が
高校で進学校に進んで、
そこではもう周りは秀才ばかり。
なので高校ではお調子者キャラになりました、とか
勉強苦手キャラになりました、とかはよくある。
パソコン得意だと思っていた人が、
IT関係の仕事についたら、もう周りはみんなプロフェッショナル。
なので、パソコン得意キャラから、
コミュニケーション重視キャラに変わったよとか。
自分のキャラクターは人間関係の中で変わっていくんです。
だから、
それを変えたいと思えば、
付き合う人を変えるのが一番手っ取り早いです。
今の職場で、全然うまくいかない。
自分はなんてグズで、仕事ができなくて、コミュ障なんだろう…
と思うんだったら、
仕事を変えてみるのも一つの方法です。
(もちろん、不況の時に後先考えずに転職するのは良くないですが)
私が以前歌を教えていた子で、
ある劇団で本当に落ちこぼれで全然うまくいかない子がいました。
人間関係もうまくいかない、いじめられて、
もう舞台が嫌いになりかけていた子がいました。
でもその子は別の団体を紹介してあげたら、
そこの団体ですごく可愛がってもらえて、
「ホント、○○ちゃん、頼りになるよ。下の子たちの面倒見てくれる。
みんなから信頼されてるよ」
と言われるようになったんですね。
結局、そういうことなんですよね。
自分を発揮できない、
自分をこけ下ろされるような環境にいれば
いつまで経ってもダメダメキャラで落ちこぼれ。
でも環境を変えてあげれば
同じことをしていて信頼されて、うまくやっていける
なんてことはよくあります。
だから、あなたのことをダメ人間扱いして
あなたの人格を否定してくるような人いるじゃないですか?
そういう人からはサッサと離れた方がいいですよ。
でも、多くの人は
「悪口言われたらどうしよう」
「辞めるというのが怖い」
「誘いを断ったら余計に嫌われる」
とかいうのが怖くて、
なかなか人間関係を切り替えられない。
でも、やってみると全然大したことないですよ。
悪口言われてるかもしれないけど、
全く関係ない。
例えば、今、ま隣で悪口言われていたら嫌ですけど、
アフリカとかで悪口言われてても、何も関係ないですよね。
遠い世界の出来事なんで。
嫌だったら嫌で、縁を切っていいんですよ。
村社会みたいな感じでそこに縛りつけられてると、
ストレスで自殺しちゃったり、
ずっと自分を押し殺したまま生きていかなくてはいけない。
思い切って仕事とか、環境、人間関係を変えると、
ダメな自分を変える第一歩になります。
ということで、
今回は「ダメな自分を変える方法」というテーマでお送りしました。
自分はダメだと思ってしまっている方、
それをなんとか変えていきたい方、
今回紹介した5つの方法の中で、
「これならできそうだな」という方法を
どれかひとつでもいいのでやってみてください。
きっと自分を変えるための第一歩になると思います。