マウントおじさんっているじゃないですか?

私、マウントおじさん大嫌いなんですけど、
別にマウントおじは自分で

「マウンティングしてやったぜ」とか
「オレ、こう見えてマウントおじじゃん?」

なんて思ってないですよね。

つまり、
知らず知らずのうちにマウントしちゃってる。

これ怖いですよね。

相手の受け取り方次第、みたいなとこありますからね。

いやこれ気をつけないと私自身もあと5年もしたら
マウントおじさんになってるかもしれない。

ということで、
今回はマウントおじさんの特徴、
そしてあなたがマウントおじさんにならないための方法について
お伝えします。

いや、女性の方も、マウントおばさんって結構いますからね。
女性でも気をつけないといけないし、
若い方も気をつけないと
30代でめっちゃうざい先輩とかいるじゃないですか?

昔語りがすごいみたいな。
そうなりかねませんからね。

自分には関係ないと思わずに
ぜひ最後までご覧ください。

最後まで見ていただければ
あなたも「知らず知らずのうちにマウントおじさんと思われてた」
みたいな事態におちいることは防げるはずです。

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マウンティングとは?

まずはそもそもマウンティングとは何かって話なんですけど、
マウンティングというのは簡単に言うと、
言葉や態度、行動で相手よりも自分の方が格上だと思わせようとする行為のことを言います。

実際に格上かどうかはどうでもいいんですよ。
格上だと「思わせようとする」ことです。

だから、
営業成績一覧表を貼り出して、
客観的な数値を見て
「私の方が優れているね」というのは
これはマウンティングではないですね。

たんなる比較です。

例えばこれが
特に具体的な数値も見えないまま、
もしくは数値的な差が全然ないのに

「いや、本当、取引先から気に入られちゃってさぁ。
いつもそうなんだよね。
昨日も食事に誘われてさぁ」

とかいうのはマウンティングかもしれませんね。
じゃあそれで、あなたとマウントさんとの間に
何か数値的、客観的な格差があるかというとない場合が多い。

いろんな定義はあると思いますが
ここではこんな感じで
客観的な優劣を提示することは比較、
なんかよくわからない理由で自分の方が格上だと思わせようとする行為をマウンティングと定義したいと思います。

なぜマウントおじさんが問題になっている?

そして最近、
このマウンティングをしてくるおじさんの存在が
社会問題になっています。

これは最近急にマウントおじさんが増えたということではなく、
昔からいて、昔からみんなうざいと思っていたんだけど、
あえて誰も言わなかったということなんですね。

それを誰かが言い出したら
「わかる〜!あれめっちゃウザいよね」
ということで共感者続出。

それでマウントおじさんという存在が
明るみに出て、社会問題になっているということなんですね。

こういうのって意外とよくあるんですよね。
例えば、セクハラとか、パワハラとか、
タバコとか、女性にお茶汲みさせるとか、
そういうのって昔からあって、
昔から被害者側は嫌な思いしてきた。

けど、言えない雰囲気とか、当たり前だという雰囲気があって、
あえて声を上げる人がいなかった。

でも、誰かが「あれ、嫌だよね」というと
今まで我慢していた人たちが
「そう!わかる!!」と言って
ようやく声をあげられるようになる。

これって悪いことじゃないんですよ。

日本人だからなのかわからないですけど、
たぶんこれ以外にも
「イヤだな」と思いつつ我慢しちゃってることってたくさんある。

それがなにかのきっかけで言えるようになって、
それで社会が変わっていくので、
こういう流れはドンドン起こってほしい。

マウントおじさんの特徴

じゃあ、マウントおじさんってどんな人なのか?
その特徴的な言動をいくつか紹介していきますね。

昔語りおじさん

まずは昔語りおじさんです。

これはマウントおじさんの最大勢力にして
もっとも典型的なパターン。

口グセはもちろん

「昔はさぁ」

です。

「俺の若い頃なんてさぁ」
というパターンもあります。

昔はがんばってたんでしょうね。
そりゃそうですよ、
だって昔は「24時間戦えますか?」なんて
CMが流行ったぐらいですからね。

そういう時代だったので、
そりゃがんばったでしょう。

だから
「昔は死ぬほど働いた」とか
「昔は飛び込み営業100件とか当たり前だった」とか
ついつい過去の思い出を語ってしまう。

じゃあなんでこの昔語りがマウンティングと捉えられて、
嫌がられてしまうかというとですね、
それは

「昔は良かった、本当は今もそうあってほしい」

みたいな意図というか、
真意みたいなのが見え隠れするからなんですね。

でね、例えば、上司が
「昔はさぁ、新入社員は誰よりも早くきて、
誰よりも遅く帰るのは当たり前だったんだよ」
と語ったとしましょう。

その時、部下はどう感じるか?というと
「そんなことが時代があったんですね、大変でしたね
すごいですね」とは思わない。

なんか自分もそうしろと言われているような
それくらいやらないからダメなんだよと言われているような
そんな印象を受けるんですね。

本人はおもしろい話をしているつもりでも
周りからしたらプレッシャーでしかない。

なので、特に仕事の人間関係の中での
昔語りには注意が必要です。

武勇伝おじさん

続いて、これも多いですね、
武勇伝おじさん。

ウザさで言ったらTOPクラスです。

昔は悪いことしていた、みたいな。

中学ん時からタバコすってたとか、
昔は遊び歩いてたとか、
ケンカが日常茶飯事だったとかね。

それを言って何になるの?
という感じですよね。

めっちゃおもしろいオチがあればいいんですよ。

タバコ吸ってたら髪に火がついて
仕方ないから坊主にしたとかね。

 でも、悪かったということを伝えられて
「そうだったんですね」
以外に何を言えばいいんだと。

まぁたぶん価値観の違いというやつなんでしょうけど、
そういう人はどこかで

「ワルがかっこいい」

と今でも思っている。

でも、
40過ぎて暴走族とかやってられませんからね。
だから多くの人はどこかのタイミングでワルは辞めて
普通のおじさんになっていくんですが、
でも今でも心のどこかでワルがかっこいいと思ってる。

それは価値観なんで別にどうでもいいんですが、
ちょっとずれてるのは
世間でもそう思われてると思っちゃってるとこなんですね。

世間的にもワルがかっこいいと思われてると思い込んでる。
でも普通は、世間一般からしたら
そんなんただの迷惑な人たちですからね。

そりゃヤクザ映画とかね、
不良ドラマとかね、見ればそん時はかっこいいなとか思いますけど、
普通の人からしたら
ケンカしてたり、万引きしてたり、
暴走してたりする人はただの迷惑な人。

「ワルはかっこいい」という価値観を
おじさんになっても引きずって、
前面に押し出しちゃう人、
それがこのタイプのマウントおじさんです。

この二つがマウントおじさんのツートップ。
翼くんと美崎くんみたいなもんですね。

あ、これもおじさんにしかわからないネタかもしれませんね。

ウンチクおじさん

続いて3つ目は、インテリおじさん。
知ってるとか、知識があるアピールがすごい人ね。

例えば旅行の話をしていて「静岡いいね」という話になった時に

「静岡なんかはさぁ、駿河湾があるでしょ、
あそこはものすごい深いんだよね、
で、富士山から来る湧き水が流れ込んでるから…」

と、めちゃくちゃ長々と語り出す人。
もうとにかくウンチクがすごい。

周りはもう「へー」「そうなんですね」「すごい」しか言えない。

こういう人と飲みに行くと、
最初から最後までずっと話を聞いてるだけだった、
みたいなこともありますよね。

挙げ句の果てに

「お前、今日あんま話してなかったな。いつもそうなのか?」
とか言われたりね。

いやいやいやいやいや、
あんたがズーっとしゃべってたからでしょ、みたいなね。

こういう人はホントにね、
どんな話が出てもすぐに自分のフィールドに引き込んで
ソロステージを始めちゃうんですよね。

例えば、そうですね、
「コーヒー好きなんですよ」ってちょっと言ったら
「コーヒーなんてさ、元々はあれ、
大航海時代にヨーロッパ人がアメリカ大陸に進出してったでしょ?あれでさぁ」
みたいなね。

下手に話振れないですよね。

ウンチクおじさんの同系統のパターンとして
「食通おじさん」と「即否定おじさん」っていうのがいます。

食通おじさんはとにかく食にうるさい。

「あの清水駅前に○○て店があるんだけど
あそこのカツオのタタキ食べたらもう世界変わるよ」

いや、知らんがな。
そもそもカツオのタタキもあんま食べないし、
その店も知らないし、
別にスーパーの刺身でも十分おいしいと思うから、みたいなね。

あと、即否定おじさんっていうのは
なんでも即否定する人ね。

「今度車買おうと思ってるんですよ」
「何買うの?」
「プリウスなんですけど」
「プリウス?なんで?いやプリウスもまぁいいとは思うけどさぁ、
プリウスじゃないだろ」
とかね。

「今度、静岡に旅行行くんですよ」
「いや静岡なんてなんもないでしょ。あんなのは東京と名古屋の間でさ」

という感じですね。

共通するのは、とにかく自分は知ってる。
自分の方が知ってる。
自分は賢いというアピールをしてくるということです。

人脈おじさん

最後は「人脈おじさん」。
これが一番小物ですね。

「有名な誰々と知り合い」とか
「昔よくつるんでた」というアピールで、
それと知り合いの自分すごいアピールをしてくる人。

政治家とか、芸能人とかと知り合いとか
近所とか。

もしくは昔、うちの親が世話してたから
あいつは今でも頭上がらないとか、
今でもお歳暮送ってくるとかね。

教員にもよくいて、教員の場合は

「市内の校長なんて、みんな俺に頭上がらない」
「教育委員会の奴らはほとんど知り合い」
「会うとみんな挨拶してくる」

っていうパターンね。

いや、挨拶ぐらいするでしょ。

これ、小物でしょ?

いや、もちろんね。
実際、知り合いとかだったらね、
話の流れで出ちゃうことはあるんですよ。

例えば、静岡だったらよくあるのが、
さくらももこの同級生とかね。
久保田利伸の実家の近所とか。
さわやかのハンバーグ開発したのはウチの親だとかね。

まぁ話題性はあるんで、
話の流れで出ちゃうのは当たり前のこととしても

「あいつと知り合いだ」ってことで
俺すごいだろアピールしてくる人は
これ確実に小物ですよね。

以上、マウントおじさんにありがちな4つのパターンをご紹介しました。

マウントおじさんにならないため

では最後に、
マウントおじさんにならないためにはどうしたら良いか?

その方法を3つお話しします。

自己表現の場をつくる

ひとつめは
「自己表現の場をつくる」ということ。

私ね、さんざんYouTubeとか、TikTok、Twitterで語ってるでしょ?

これ、YouTubeとかだから許されるんですよ。

同じような感じで職場の飲み会で
すぎやま節全開で語ってたらヤバイですよね。

「コロナ心配ですよね〜」って誰かが言ったら
「そもそもコロナショックっていうのは、
コロナに感染するリスクよりも
それによって引き起こされる人々の不安、
そしてそれによって起こる不景気の方が深刻なんだよ」

とか急に語り出したらね、
マウントおじさんの極みですよ。

周りの人ポカーンですよ。

逆にYouTubeの中でやれば、
それを喜んで観てくださる方もいる。

元教員がコロナについて語る動画が
75万回再生されるんですから。

みなさん本当にいつも観てくれてありがとうございます。

だから、
本当に語りたくて仕方ないって人は、
存分に語れる場をつくればいいんですよ。

YouTube、Twitter、ブログ、note、TikTok
いろいろありますからね。

ライブ配信サービスとかだったら
無編集の垂れ流しとかでも
結構観てくれる人はいますから、
2時間でも3時間でも、満足いくまで散々語れる。

文句言う人はいないし、
むしろ感謝されたり、
それがおもしろければお金になったりもしますから。

他人のイベントに参加して、
そこで1人でしゃべるまくるのはダメですよ。

リアルの場で語りたければ
自分でそう言う場をつくればいい。

もう、語りたいことがいっぱいあるんだという人は
ぜひやってみてください。

聞く力をつける

2つ目のポイントは「聞く力をつける」ということ。

こっちは善意で話をしているのに、
相手からしたら「マウントとられてる」と思われてしまう。

それはなぜか?

それは
「相手のニーズを把握できていない」
からなんですね。

つまり、
相手はただ話を聞いてほしいと思って
「昨日ハンバーガー食べたんですよ」
と言った。
それに対しておじさんは
「ハンバーガーなんて体に悪い、教えてあげなきゃ」
と思って、
「いやハンバーガーって今の若い子たちは普通に食べてるけど」
とか言っちゃう。

もしくは、ただ話聞いてほしいと思って話てるだけなのに
「なんかおもしろい話、ためになる話をしてあげよう」
とか考えてしまって
「ハンバーガーってあれ元々はさぁ」
とか語り出しちゃう。

これは「相手が何を求めているか?」を把握できずに
話しちゃってるからこうなるんですね。

コミュニケーションのズレです。

なので、
まずは相手の話をよく聞いてあげること。
そして相手が何を求めているのか?
何を話したいのか?
何を聞きたいのか?
相手のニーズを把握してあげることですね。

仕事で言うと、
部下が「報告したいのか」「相談したいのか」「指示がほしいのか」
それを考えずにいつも頭ごなしに
「なんで!?」と言ったり、
一方的にアドバイスしたりすると、
部下はどんどん離れていきます。

おじさんと自覚する

最後は「自分はおじさんと自覚すること」です。

これは賛否両論あるでしょう。

いつまでも若い気持ちでいたいとか、
いるべきだとかね。

でも、
例えば、職場の飲み会があって
20代の子たちが「二次会行こうぜ!」って
流れになってる。

そこにポツンとおじさんがついて行ったら、
結構痛いでしょ。

20代の輪の中に入って、本当に歓迎されて、
面倒見のいい兄貴分って思ってもらえるおじさんなんて
ほんの一握りの存在ですからね。

そういうことなんですよ。

職場の中でもね、
20代の頃だったら
なんかちょっと大口叩いたり、
威勢のいいこと言っても
人柄が良ければ
「生意気だけどかわいいやつ」
と思われるかもしれない。

でも、おじさんが大口叩いてたら
まさにマウントおじさんドンピシャですからね。

つまりどういうことかというと、
年齢を重ねるとともに
立場も、人間関係も変わっていく。
だから同じ行動、同じことを言っても
若い子が言うのと、おじさんが言うのでは
周りの捉え方が違うんですよね。

なので、
年をとっても気持ちは若いというのは大事かもしれないけど、
同じような言動をしてちゃダメだよと。

同じような言動をしないためには
自分は年齢を重ねているんだということを自覚しなきゃいけない。

服装とかもそうですよね。
いつまでもおしゃれなのはいいけど、
いつまでも若者と同じような服装をしているのは
アウトですよね。
それよりも、年齢にあった服を着こなしてる人の方がオシャレ。

そういうことなんですよ。

ということで、
今回はマウントおじさんにならないために、というテーマでお送りしました。

よかったら参考にしてみてください。