TikTokの時代が来そうです。
TikTok自粛期間中にかなり伸びてるという情報を聞いて
いろいろ調べたり、やってみたりしたんですが、
勢いすごいですよ。
これは次に来るSNSはTikTokですね、これ。
実は世界中で20億ダウンロードされていて、
世界ではユーザー数はTwitterよりも断然多いです。
本家中国ではドゥーインという名前のアプリらしいんですが、
中国はもちろん、アメリカでもめちゃめちゃすごい勢いで伸びています。
日本では2019年の時点で、ユーザー数950万人だったので、
今は下手したら1500万人ぐらいいってるんじゃないかと思います。
実は私ね、数日前にTikTokはじめたんですが、
今、死ぬほどバズってます。
その辺も含めて今日はTikTokについてお話ししたいと思います。
かなり有料級の話になるので、
有料note記事とかにしようかな〜とも思ったんですが、
いつも応援してくれている皆様に感謝を込めて無料で公開します。
この記事を最後まで読んでもらえると、
TikTokの将来性について知ることができ、
あなたもすぐにでもTikTokをはじめたくなると思います。
TikTokはじめたきっかけ
私がTikTokをはじめたのは
TikTokがスタートしてすぐの時、2018年でした。
と言っても、当時は観ているだけ。
当時、倖田來未バージョンの「め組の人」が流行っていて
もう毎日観まくってましたね。
ユーザー層は中高生〜20代前半という感じでした。
いや、もしかしたらこれ来るかな?
と思っていろんな人にオススメしてたんですが、
オススメするたびに
「中高生が踊ってるの観てなにが楽しいの?」
「これをおもしろいという気持ちが全く理解できない」
とコテンパンに言われたんですね、当時。
そして、ついにはすぎやまも心が折れて
半年ぐらいで観るのを辞めていました。
そして、約2年後。
2020年、コロナショックで世の中は自粛自粛。
自粛期間に入って、
YouTubeやTwitterの視聴者が明らかに増えているのを感じました。
でも、若者はやっぱTikTokらしい、と。
TikTokの利用時間がめちゃくちゃ伸びてるらしいという情報を聞きつけて、
最近またちょっとずつ観るようになったんですね。
で、いろいろ調べてみると、
最近ではユーザー層が広がり、心理系、ビジネス系の情報もウケているらしい。
運営側ももっとユーザー層を広げたくて、そういう大人向けのコンテンツを求めているらしい。
という情報を入手したんですよ。
いや、これはいけるんじゃないかっていうことで、
何人かの人に相談してみたんですね。
そしたら全員からの答えは
「無理でしょ」
だった。
「あんな若者向けのSNSで勝てるはずがない」
「トーク中心で『コロナがどうこう』『株価がどうこう』言って受けるはずがない」
という意見でした。
なるほどね、と思いますよね。
あんな中高生がキャッキャ踊ってるSNSで
まぁ私みたいなおじさんが、トークしてる動画なんて誰が観るんんだって思いますよね。
ウケるはずない。
確かにそうだ。
と思いますよね。
実際、私と同じようなジャンルのYouTuberもかなりTikTokに参入してるんですよ。ビジネス系とか教育系と呼ばれるYouTuberで、私よりも全然影響力のある方々。
でもその多くはやっぱあまりウケてなくて、
途中で撤退してる方も多い。
たぶん、YouTubeに集中した方がコスパいいという判断でしょう。
普通の人は「やっぱビジネス系、教育系はTikTok無理だよ」と思いますよね。
でも私は
「じゃあやってみよう」
と思ったんですよ。
たぶん、なんかやり方あるんじゃないかなと。
私、元教員なんですけど、実はSNSコンサルタントという仕事をしているんですね。
Twitterとか、YouTube見て申し込んでくれた方もたくさんいるんですが、
個人事業とか企業さんにSNSマーケティングのアドバイスをしたり、
一緒に戦略を練ったりしていくようなことを仕事にしている。
なので、たぶんTikTokもなんか攻略法があるはずだし、
たぶんトーク中心でも伸ばせる方法があるんじゃないか、
と、そう考えたんです。
私のTikTok戦略
私はこんな戦略を立てました。
1、中高生でもわかるネタにする
2、15秒におさまるネタにする
3、ファンをつくる
それぞれ簡単に解説していきます。
1、中高生でもわかるネタにする
今、TikTokはユーザー層が広がっているとは言え、
圧倒的に多いのは10代だと思います。
なので、その人たちにウケるネタはバズりやすいという仮説を立てました。
私の本来のターゲット、YouTubeとかのターゲットとは違うんですが、あえて10代をターゲットにしたネタを投下してみようと。
中学生にウケそうなネタだったら私の専門分野ですよね。
10年以上中学生相手にトークしてきたんだから。
ということで、たぶんいけるなと思いました。
2、15秒におさまるネタにする
TikTokの動画は60秒までの長さで出すことができます。
YouTubeからすると60秒って短いですが、
TikTokって本当に次から次へと動画を見ていくアプリなので、
60秒で、しかもトーク系って結構長く感じるんですよ。
なので、ガッチリ、ファンができるまでは15秒動画で勝負しようと考えました。
やってみればわかるんですが、
トーク系で15秒に話をまとめて、オチまでつけるってめちゃくちゃ難しいです。
でも、いろんなTikTok動画観る中で、特にトーク系の人って、
無駄な部分多いなと思ったんです。
例えば、「なんとか大学の2018年の研究によれば、男性の何パーセントは将来に不安を抱えている」
というネタを言いたい場合、
たぶんTikTokの視聴者が聞きたい情報って
「ほとんどの男は将来に不安を抱えている」
っていう部分だけなんですよね。
裏付けとかいらない。
裏付けまで知りたい人はTikTokじゃなくて、YouTubeかブログ見るよ。
なので、そういう無駄を削っていけば15秒でいけるんじゃないかと思ったわけです。
3、ファンをつくる
あとは「ファンをつくる」こと。
いきなり視聴者を自分のフィールドに引き込もうとしても無理だなと。
いきなり「アメリカで失業率が15%にまで達してる」とか言っても、
それがどんなにいい情報でも
TikTokユーザーは聞いてくれない。
なので、最初はわかりやすいネタ、共感できるネタ、ちょっとおもしろいネタをたくさん打ち出して、ファンをつくる。
そして、所々に知的なネタを入れていく。
例えば「アベノマスク」の話題みたいな、
時事ネタだけどそんなに難しくない、みんながコメントできるようなネタね。
そういうのをちょっとずつ入れていくことで、
だんだんと知的なネタに対する耐性がついていく。
そしたらもうちょっと知りたいかなと思う人たちが出てきて、
YouTubeの方を見てくれるようになったり、
ブログの方に流れたりするんじゃないかと。
そういう仮説を立てました。
ちなみに最初から「続きはYouTubeで!」っていう人もいるんですが、
あれはもう通用しないですね。
好きでもない人がそう言っても誰も見ない。わざわざコメント欄開いてクリックしてっていうのが面倒臭いんで。
ということで、
まずはファンを作っていこうと考えました。
あと、他にも小さなテクニックとしては
インパクトのあるサムネでひきつけるとか、アップテンポな曲にして体感時間を短くするというようなテクニックも使っています。
そしてバズりました
そしてとりあえず3本、お試し動画をUPしました。
その時点でフォロワー数は20名ぐらいだったかな。
そして、6/13(土)に、4本目にちゃんとしたネタ動画をUPしました。
これがバズりました。
たった2日のうちに
再生回数は250万回、「いいね」は9万。
フォロワーは3000人を超えました。

たった2日でですよ。
YouTubeでも何度かバズを経験していますが、
一番再生回数が多い動画でも70万回です。
それがたった2日で250万回。
ダブルミリオンですからね。
コメントも2000件以上。
勢いすさまじいです。
最盛期のTwitterを彷彿とさせます。
ここでね、疑り深い人は
「いやいや、それはすぎやまだからできたことだ。
どうせYouTubeとか、Twitterから、フォロワー引っ張ってきたんだろ?」
と思うかもしれません。
でも、今回、TwitterでもYouTubeでも
「TikTokやってます。フォローしてください」なんて
一言も言ってないんですよ。
つまり、
まったくゼロから、まったく無名の状態から、
純粋にTikTokのシステムだけを使ってバズったということです。
SNSコンサルティングの仕事をしていて
「ファンをつくることが大事ですよ」と言っても、
「普通の人にはそれは無理」みたいなこと言う人が必ずいるんですよね。
だから今回、「これができる」ということを証明したかった。
それもあって誰にも言わずにTikTokを始めたというのもあります。
なので、いつもブログやTwitter、YouTube観てくださっている皆様には
ちょっとお知らせが遅くなってしまいました。
もうこれで情報解禁できましたので、
ぜひフォローよろしくお願いします↓↓
https://www.tiktok.com/@sugitchannel?lang=ja
TikTokの将来性
最後にTikTokの将来性について。
SNOWやSnapchatって日本でも一時期流行りましたが
今はそうでもないですよね。
TikTokもそうなるんじゃないかという懸念もあるんですが、
私が実際に使ってみて、その勢いを体感してみた結果、
これは一過性の流行じゃないなと感じました。
さすが中国の最新テクノロジーを駆使してつくられているだけあって、
ずっと見ちゃうんですよね。
大人でもハマる。
これからドンドン、ユーザー層が拡大していくことはほぼ間違いないです。
そうするとYouTubeと同じような道を辿る可能性が高い。
つまり、最初は若い人向けのエンタメ中心のSNSだったのが、
ユーザー層が拡大することで、大人向けのエンタメやビジネス、教育系のコンテンツも伸びていく。
また、近々、収益化プログラムも導入されるようです。
つまりYouTubeと同じように再生回数に応じて収益をもらえるようになります。
そうすると、専業でやるTikTokerという仕事も生まれ、
そうすると、ますますコンテンツが拡大してきます。
10代向けだとあまり広告がつかないのですが、
ユーザー層が拡大することで、広告もより付けやすくなりますね。
そうなると10代のユーザーは減っていきますが、
逆に40代50代が時差でドンドン入ってくる可能性は高いです。
ということで、
これから伸びていく可能性が高いTikTokですが、
唯一の懸念材料は中国企業ということで、
米中対立により規制されたりしないかということです。
アメリカではファーウェイが規制されていたりしますからね。
逆に中国ではYouTubeが使えないという規制もあります。
そこが唯一の懸念材料ではありますが、
おそらく日本ではいきなり規制するようなこともないと思います。
ので、TikTokの今後に期待。
皆様もぜひやってみてください。