アイデアが無限に沸いてくる発想法『オズボーンのチェックリスト』

今、時代の大きな変革期にあります。

そんな中で従来の常識に囚われずに、
新たな枠組みを構築したり、
新しいビジネスモデルをつくり出していく必要があります。
今はそういう時なんです。

「なんて、言われてもそんなポンポンいいアイデアなんて生まれてこねぇよ!」

という方、必見。

今回は「オズボーンのチェックリスト」という発想法をご紹介します。
これを身につけて、うまく使うと、
新しいアイデアを無限に生み出すことができるようになります。

ぜひ最後まで読んで、この発想法を身に付け、
これからの時代の新しい仕組みや枠組みを考案できる
柔軟な脳ミソを手に入れてください。

オズボーンのチェックリストとは?

「オズボーンのチェックリスト」とは、アメリカの実業家オズボーン氏が考案した発想法です。

オズボーンは1888生まれ、広告代理店の副社長だったそうです。
彼は社員教育に熱心で、
斬新なアイデアを生み出せる発想法を考案しようと研究していました。

オズボーン氏の名前は「オズボーンのチェックリスト」で一番有名なのですが、実は彼、『ブレーンストーミング』の発案者でもあるそうです。

意識高いビジネスマンの方にとっては『ブレスト』っておなじみですよね。
その考案者ですよ。
ブレストなんてもう、ビジネスの世界ではかなり浸透していますからね、あんなん考案者とかいたんだって感じですよね。
すごいですよね。

ブレーンストーミングは、いろんな精神的制約を外して、
自由に発想を広げていこうという発想法です。

『オズボーンのチェックリスト』はどちらかというと、その逆。
枠に当てはめて考えることで、半ば強制的にアイデアを出させる発想法です。

オズボーンのチェックリスト

オズボーンのチェックリストのやり方は簡単。

ひとつのテーマについて、
以下の9つの項目について答えていくだけです。

誰でも思考にクセがあります。
例えば、何かアイデアを出そうという時に、
ゼロからアイデアを出すのが得意な人もいれば、
アイデアを広げるのが得意な人もいる。

オズボーンのチェックリストは、
9つの項目が示されているので、満遍なくいろんな観点からひとつのテーマについて考えることができます。

その9つの項目とは、

転用、応用、変更、拡大、縮小、代用、置換、逆転、結合

の9つです。
では、どのように発想していけば良いか?

具体的に各項目を見ていきましょう。

1. 転用 他の使い道はないか?

ひとつめは『転用』です。

他の使い道、使い方はないかと考えることです。

例えば、外出自粛でカラオケボックスを利用する人が減ってしまった。
何か転用できないか?と考えると、例えばお一人様用シェアオフィスにとして貸し出すとか。(実際にやっていたところもあったようです)

有名なところでは田舎のおばあちゃんたちが葉っぱを集めて高級料亭に売る『葉っぱビジネス』というのも転用の良い例です。
これで数億円の利益をあげているおばあちゃんもいるようです。

2. 応用 他のアイデアを借用できないか?

他の事例からヒントを得たり、真似たりして自分のテーマに活かすのが『応用』です。

例えば、コウモリが暗闇で物を探知する時に使う超音波からヒントを得てレーダーを開発するとか。

ハスの葉っぱが撥水する構造からヒントを得て、撥水レインコートを作るとか。そういう例があります。

3. 変更 変えてみるとどうなる?

3つめは『変更』。
その物の見た目、動き、形、やり方、仕組みを変えてみたらどうだろう?

例えば、洗濯機といえば昔は洗濯槽が縦についているのが当たり前だったが、これを横向きにしてみたらどうだろう?

綿棒といえば白が当たり前だったが、これを黒にしてみたらどうだろう?

そんな発想にヒット作のヒントが転がっていたりします。

4. 拡大 大きくしたらどうなる?

もっと大きく、強く、高く、長く、ぶ厚くしてみたらどうなるか考えてみよう。

例えば、もっとスタッフの人数を増やしたらどうか?
あえて商品の価格を高くしたらどうなるか?

意外なようだが、値上げした方が売れるようになったりもします。

5. 縮小 小さくしたらどうなる?

拡大の逆。
小さく、弱く、低く、短くしてみたらどうなる?

忙しいけど、あえて人数を減らしてみたら?
規模を小さくしてみたらどう?

これで成功しているのが、「お一人様焼肉」「ヒトカラ」など、
お一人様サービスです。

「縮小」の思考を活用したことで、今の時代にマッチしたサービスを提供することができるようになりました。

6. 代用 代用できるものはないか?

6つめ。
1つ目の転用と似ていますが、転用はAをBとして使う。
代用はAをBの代わりに使うというということです。

つまり、素材を変えたり、
他の道具を使ったりするということです。

「代用品」というとネガティブな感じがしますが、
この発想をうまく使うと逆にオリジナルよりも魅力的な物がつくれたりします。

例えば、今、小麦粉が不足していますよね。

そうしたら、小麦粉の代わりに米粉を使うとか。
牛乳アレルギーの人が牛乳の代わりに投入を使うとか。

まぁあと、ラップがない時に代わりにお皿でフタをするとか。
それも代用ですね。

7. 置換 入れ替えてみたらどうなる?

『置換』というのは順番、役割、レイアウトなどを入れ替えてみるということです。

例えば、お父さんとお母さんの役割を一日交代してみる。
夕方やっていた仕事を朝イチでやってみる。

そうすることで新たな発見があったりします。

8. 逆転 逆にしてみたらどうなる?

7つ目。
上下、左右、前後などを入れ替えてみたらどうか?考えてみましょう。

例えば、「話が長い」と言われる人、
結論から行ってみてはいかがでしょう?

また、つい食べ過ぎてしまう人は、食べる順番を変えてみるとか。
左手で食べてみるとか。

そういう発想もおもしろいですよね。

9. 結合 組み合わせてみたらどうなる?

最後は組み合わせるということ。
2つ以上のものを合わせてみる。
合体させたり、混ぜたりする。

例えば、
動画やSNSのネタだったら、いくつかのブログを読んで、その内容を組み合わせてひとつのコンテンツにするとか。

本屋さんにカフェを併設するとか。
お財布と携帯を組み合わせて、お財布携帯とか。

これも新たな枠組みを生み出す上での王道の発想法です。

ということで、今回はオズボーンのチェックリストについて解説しました。
ぜひこれを活用して、イノベーションを起こしてみてください!