Twitterやるにしても、Blogやるにしても、YouTubeやるにしても、
多くの人は最初は勢いよくはじめるものの、だいたい

「ネタがない」

と言って挫折していく。

「ネタがない」「忙しい」は
物事を続けられない人の言い訳二大巨頭だ。

ネタがないなんて言い訳

そもそも「ネタがない」なんて本当に言い訳にすぎない。

例えば、ラジオのDJさんが「今日は話すネタがない」
と言って黙っていることなんてないだろう。

なんで、そういうことが起こらないかというと、
それが仕事だからだ。

ちゃんとやらないとそれで食っていけない。

だから、必死にネタを探す。
徹夜してでも、誰かに頼ってでも、必ず本番までにネタを見つけるだろう。

逆にいうと
「ネタがない」という人はそれだけの真剣さがないということでもある。

「Blogで不労所得!」とか
「Twitterで収益化!」とか調子の良いこと言っていても
結局他に収入があったりするとそれにかまけてしまい、
真剣見が欠ける。

だから「ネタがない」なんて平気で言うのだ。

もしネタがないと思ったら
本10冊読んで、YouTubeで何時間も動画観まくって、
親しい人にアドバイスを求めて、徹夜してでも必死に絞り出してみてほしい。

それでもやってもネタが生まれなかった
確かに「ネタがない」のかもしれない。
そしたらもうそのジャンルは諦めよう。

もし、まだそこまでやっていないとしたら
まだできることは100個ぐらいはあると思うので、
「ネタがない」とぼやく前に、行動、行動、行動してみてほしい。

ネタを無限に生み出すテクニック

とは言うものの、「根性論で捻り出せ!」というのもスマートではないので、
ここでは長年、BlogやSNS、YouTubeを続けてきた私が「ネタを生み出す方法」をお伝えする。

自分のテーマをリスト化する

例えば、私のYouTubeチャンネルやBlogだったら、
最近は

「教育」「心理」「未来予想」「情報発信」

というのが主なテーマになっている。

これが明確になっていると、
それがネタのヒントになる。

例えば
「教育…う〜ん、教育ね〜…一斉休校、夏休みどうなるんだろう?」
というような感じで、自分の得意テーマをトリガーにして
そこからネタを連想していく感じだ。

もし、何も思い浮かばないとしたら、
ジャンル選び、テーマ選びが間違っている可能性があるので、
そこから見直した方がいい。

掛け合わせる

先ほどのテーマを2つ、3つ掛け合わせてみたらどうなるか考えてみると、
さらに新たなアイデアが生まれる。

例えば、「教育」と「未来予想」を掛け合わせたら
「これからの教育はどうなるか?」とか。

「教育」と「情報発信」を掛け合わせたら
「YouTubeで授業はできるか?」とか。

これは情報発信以外の場でも使える発想法だ。

パクる

3つ目はパクるということ。

いや、それはダメでしょ、と思う方は、情報発信の初心者だ。

私の動画のコメントでも
「そんなん他の人も言ってるわ」
みたいなコメントをいちいちしてくる人がいるが、
そういう人は全然本質がわかってない。

もちろん、丸パクリはよくない。
でも、パクるのは情報発信の基本だ。

そもそも100%オリジナルの情報しか発信しない人なんて、
世の中にいない。

あのイエス・キリストだってユダヤ教の教えに基づいて
キリスト教をつくったんだ。

僕らみたいなフツーの人間が
オリジナルの思想を生み出せるなんて思ってる方が高慢だ。

世の中のほとんどの情報は誰かの受け売りだし、
誰かの言ったことのパクリだ。

例えば、私は本田健さんとか、マナブさんとかのYouTubeをよく観ている。
もちろん情報発信する時にも意図するしないにかかわらず影響を受けていることも多い。

だが、私というフィルターを通して、私の口をついて出てきた時点で、
100%丸パクリの情報ということはない。

必ず私流の情報になっている。

はなからそのままパクるつもりで、情報発信していくのはよくないが、
参考にしながらオリジナルの味付けをしながら発信していくというのは全然OKなのである。

特にYouTubeについて言えば、パクリはむしろ歓迎されている。
例えば、関わらない方がいい人の特徴、激辛ペヤング、スライム風呂、メントスコーラ。

みんなやっている。
でも誰も「パクリだ」と言って訴訟を起こしたりはしない。

なぜかというと、パクってくれると、
その人の「関連動画」に自分の動画が表示されるので、
結果、自分のメリットにもなるからだ。

だから、特にYouTubeの場合はドンドンパクっていい。

リメイク

自分の過去の記事、動画、投稿などを振り返って、
それをリメイクする(セルフカバーする)というのもとても良い。

というのも、GoogleやYouTube、もちろんSNSも、
古い情報よりも新しい情報を優遇する傾向がある。

例えば、20年前のホームページって、今も探せばネット上のどこかにあるはずなのだが、そんな情報はほとんど検索エンジンに乗ってこない。

同じく、あなたの情報も、どんなにいい情報だとしても、
昔の情報は上がってきにくくなる。

そこで、今のあなたの視点を加えながら、
同じテーマ、もしくはちょっと変えたテーマでもう一度、
リメイクしてあげれば再び良いネタとして復活させることができる。

キュレーション

例えば、「副業で1ヶ月100万稼ぐ方法」というようなテーマの情報はネット上にたくさん転がっている。

それをそのまま転載したらパクリになってしまい、
なんの価値もないが、その記事を5つぐらい読んで、
自分なりにまとめ直したらどうだろう?

かなり価値のある情報になってると思わないだろうか?

こうやって、いろんな情報をまとめて、自分というフィルターを通して発信することを「キュレーション」という。

これも情報発信の基本だ。

本読んでシェア

本を読んでその内容をシェアするというのも良い。

ミステリー小説などは、結末がバレてしまうとおもしろくないので
その辺は気を使わなくてはいけないが、
ビジネス書とかだったら全然OKである。

「ビジネス書の解説」なんて、ネットの草創期からずっとあるジャンルである。
それを読んで、買うかどうか決める人もいるので、
書評してもらうということは作者のメリットにもなる。

本棚見る

自分の家の本棚、本屋の自分が好きなジャンルの本棚なども
ネタの宝庫である。

百戦錬磨の編集者、作家が考え抜いて、絞り出したキーワードがゴロゴロ転がっている。

きっとあなたの心に引っかかるキーワードが見つかるはずだ。
そのキーワードをヒントにネタを考える。

Twitterのトレンドワード

Twitterはとにかく情報が早い。

私は一日に何回か、ネットニュースをチェックしているが、
ニュースサイトよりもTwitterのトレンドワードの方が情報が早いことがよくある。

Twitterのトレンドワードを見ると、
今、この瞬間、どんなワードが話題になるかを知ることができる。

アニメネタから、政治ネタまで、いろんなワードが上がってくる。

YouTubeの急上昇

YouTubeの急上昇動画もとても参考になる。

というか、YouTuberだったら必ず毎日チェックすべきである。
毎日チェックできないとしたら、それだけの情熱がないということだから、
YouTuberは諦めた方がいいかもしれない。

YouTubeの急上昇動画は単に視聴回数だけでなく、
初動の速さとか、いろんな要素から導き出されている。
なので、なかなか乗るのは難しい。

これも一種のヒントとして観ておくと良いだろう。

ネタ募集する

最後、どうしても困ったら、もう人に聞くというのも良い。

私はネタに困っているわけではないが、
「なんか取り上げてほしいテーマありますかー?」
というのはTwitterでも、動画でもライブでもよく聞いている。

それが観てくれている人とのコミュニケーションにもなるし、
自分が今ままで思ってもみなかったようなネタを手に入れられる場合もある。