「普通の会社員」が激動の時代を生き抜くために 今やるべきこと

「今の仕事、このまま続けていていいのかな?」
「自分に向いている仕事ってなんだろう?」

毎日そんなことを考えながら通勤電車に揺られて
なんとなくサラリーマン生活を送っていた。

そこに来てのこの「コロナショック」。

外出自粛で音楽業界、イベント業界、飲食業界は大打撃!?

これから倒産ラッシュがはじまる?

世界恐慌になるの!?

いや、そんなこと言われても
俺たちみたいな普通の会社員にできることって何があるの??
そもそも影響はあるの??

そう、戸惑っている人も多いと思う。

そりゃそうだ。

そういう波に翻弄されたくないから会社員になったのだ。
いきなり「世界経済終了」ぐらいのことを言われても
俺たちみたいなちっぽけな存在にはどーすることもできないだろ。

そう思う人も多いだろう。

私は会社員ではないが、教員として10年以上勤務してきたので、
まぁ普通のサラリーマンだった。

教員を辞めて2年間、なんとかサバイブしてきて、
今回のコロナショックでも大大大打撃を受けたが、
それでもなんとかこの波を乗り越えていけそうである。

なので、今回はそんな私が、
普通の会社員、サラリーマンの人が今、何をすべきかということをお伝えしていきたいと思う。

世界恐慌は普通の会社員にも影響あり

残念ながら、コロナショックによって起こるであろう世界恐慌は
普通の会社員にもめちゃくちゃ影響を与える。

影響1:失業

まず自分が失業するかもしれない。

アメリカでは4月23日時点で2600万人が失業保険の申請をしている。
2ヶ月前までは「自分が失業するかも」なんて、
夢にも思っていなかった人たちが2600万人も失業しているのだ。

しかもこの数字は「失業保険の対象となる人だけ」を表した数字である。
この人たちがクビになる以前に、バイトやら派遣社員みたいな人はみんな切られている。
そういう人たちを入れると4000万人以上が失業しているのではないかという人もいる。

感染の広がり方次第では、日本でも何百万人もの人が失業する可能性はある。

影響2:倒産

自分の会社もつぶれるかもしれない。

経営コンサルタントなんかはよく
「運転資金3ヶ月〜半年分ぐらいは確保しておきましょう」
と気楽に言っているが、
実際、税理士さんたちによると、少なくとも中小企業や個人事業でそんなに余力のあるところは見たことがないとのこと。

つまり、3月からはじまった外出自粛の流れが5月いっぱいまで続けば
多くの中小企業、個人事業は運転資金がすっからかんになる。

一見、調子が良さそうに見えた会社でも、内部留保がほとんどない会社もある。
入ってきたお金で新しい店舗をつくって、またそのお金で新しい店舗をつくって…とお金を回していただけの会社は、収入が途絶えた瞬間に運転資金がショートする。

また倒産するにもお金はかかる。
賢い経営者は倒産する余力があるうちに会社をキレイに清算するだろう。

だから私は6月ぐらいから倒産が増え始め、夏に向けて倒産ラッシュが起こると予想している。

影響3:給料カット

あなたの会社は生き残っても取引先が潰れたり、
大口のお客様が財産を失ったりするので、
たぶん影響を受けない会社はない。

会社の経営が悪化するので当然従業員の給料は下げざるを得ない。

会社をいくら叩いてもないお金はない。

我慢して続けるか、
それとも辞めるかという選択肢しかない。

国民全体の所得が下がると、公務員の給与も下がる。

影響4:スタグフレーション

今回の不景気はリーマンショックの時とは異なり、
実体経済の悪化である。

リーマンショックの時は金融経済の危機だったが、
今回は実際に人が動かない、物が売れない。
それで実態のある経済、国民の生活に直結した経済活動が壊滅的な打撃を受けている。

そして、感染者が出た工場は閉鎖されたり、
発展途上国の経済活動に影響が出たり、
物流が混乱したりする可能性もあ流ため、物が不足する可能性もある。

そうすると、景気は悪いのに、物価は上がるという最悪の状態になる可能性も出てくる。
これをスタグフレーションという。

景気が悪くて物が売れない。給料も下がっている。
なのに、物価は上がっていく。

普通は不景気の時には物価も給料も下がり続ける。
スタグフレーションが起こると、普通の会社員の生活はめちゃくちゃ苦しくなる。

その他にも、金融封鎖が起こる可能性なども言われているが、
そんなに資産がない普通の会社員にとってはそんなに影響はないので、
ここでは省略する。

【基本方針】
自力で食っていける人になる

さて、普通の会社員でもそのような影響を受ける中で、
普通の会社員はどうすればこの激動の時代を生き延びていけるのだろうか?

まず、その基本方針は
「自力で食っていける人になる」
ということである。

私は教員時代から、教員になった時からずっとこのことを考えながら働いてきた。

公務員は基本クビになることはない。
でも、人間関係で悩んで辞めることになったり、
鬱になって続けられなくなったり、トラブルが原因で辞めざるを得なくなったりする人は一定数いる。

だから、もし辞めても食っていけるように
しておかないとということは常に考えていた。

また、これは公務員でも、会社員でもそうだが、
「辞めたら食っていけない」という状態だと、
「嫌でも待遇が悪くても我慢して、なんとか雇ってもらい続けるしかない」
という状況になる。

つまり、資本家と労働者の間の圧倒的な力関係、上下関係が生まれ、
それに従って生きていくしかなくなる。
その仕組みの中でうまく生き延びていくために重要なことは
「我慢」「忍耐」「従順」である。

そこから抜け出すためには
「自ら選んで、ここで働いている」という状態にならなくてはいけない。
つまり「嫌だったら辞められる」という状態。

そうなると最悪クビになっても怖くないから、
無理な条件は飲まなくても良いし、嫌だったら嫌と言えるし、
残業せずに定時に帰ることもできる。

会社に依存しているから、倒産や給与カットに怯えなければならないわけで、
最終的にはその恐怖から解放されることを目指していくべきである。

そうると多くの問題は解消できる。

すべきこと1:スキルアップする

すべきことのひとつめ、これがもっとも重要なのだが、
まずはスキルアップすることだ。

スキルが高い人、他の人ではできないスキルがある人は、
例え、会社が傾いても優先的に雇ってもらえるし、
会社が倒産しても生きていける。

そして、何より自立できるだけのスキルを持っていることで
会社に依存して生きる雇われマインドから脱却することができる。

ではどんなスキルを身につければ良いかというと、例えば
プログラミング、マーケティング、コピーライティング、デザイン、動画制作、心理学などのスキル。

これらはどんな職種でも役に立つし、独立した時にも役に立つ。

「スキルアップ」というと資格を取らなきゃと思う人も多いが、
基本的に国家資格以外の資格は「資格ビジネス」としてつくられた物である。

資格に頼る、資格があればなんとかなると考えるのは
それはまだ雇われマインドから脱却できていない証拠である。

資格なんてなくてもスキルがあればやっていける。
例えば、ホリエモンのプロフィールに「IT検定1級」と堂々と書いてあったら笑ってしまうだろう。

資格よりも成果物が大事で、
例えばWEB制作のエンジニアだったら「こういうサイトがつくれます」と提示できると良い。

すべきこと2:不況の時は辞めない

「会社の先行きが不安なので辞めて転職活動しようと思います」
という人がいるが、
その方がよっぽど先行き不安である。

不況の時は、仕事があるだけでもありがたいので、
嫌でも、大変でも、多少給料が安くても、
できる限り続けていくのが生存戦略として一番良い。

ゼロか100かという思考は博打でしかなく、
「生き抜く」ためにはできるだけリスクヘッジしておく必要がある。

すべきこと1で言った「スキルアップ」も、会社に勤めながら行うべきである。

スクールに通うのもいいが、それも働きながらできる。
私も教員として土日も部活をやりながら、東京までセミナー受けに行ったり、スクールで心理学や速読を学んだりした。

転職活動についても同じで、
この会社が半年先まで持たないと思ったら、
いきなり会社を辞めるのではなく、ギリギリまで在籍しつつ、
転職先を探す、というのが良いだろう。

すべきこと3:現金を確保する

これから経済危機になって、自分も、会社も、家族も
どうなっていくかわからないという状況の中では、
できるだけ現金を確保しておくことが大事である。

こういう話をすると
「現金も価値がなくなるのでは?」
「日本円も危険なのでは?」
という人も多い。

確かに想像を超えるようなハイパーインフレになったり、
日本円の価値がどんどん下がったりする可能性もある。

でも、そうなった時には、もう普通のサラリーマンレベルでは
どーすることもできない。

例えば、資産が何百万、何千万あるような人なら
資産を分散させてリスクヘッジしていくようなことも考えることもできるが、
そんなに資産がない場合はとりあえず現金を確保して
当面の生活だけでもなんとか守っていく、
というのが唯一できることかなと思う。

すべきこと4:インフルエンサーに注目する

最後は、インフルエンサーに注目するということ。

今のコロナショックでいえば、
初期には「大したことない」と言って何も対策していない人もいた。
「1ヶ月もすればワクチンができるだろう」と思っている人もいた。
また「お湯を飲むと防げる」とかいう情報に踊らされている人もいた。

「桜を見る会問題を隠蔽するために大袈裟にしている」みたいに言っている人もいた。

情報をうまく扱えない人たちは
4月になってからようやくヤバイと思いはじめ
慌ててオンライン対応だの、休業だのの準備を進めるハメになったことと思う。

今は一般人でも情報発信できるし、
大手マスコミの情報も、個人が発信した情報もフラットにネット上で駆け巡る時代になっている。

なので、これからは情報を扱う力、情報の「見方」を身につけていく必要がある。

と言っても、
じゃあ個人で膨大な情報を集めて、その真偽を確かめていくというのはあまり現実的ではない。

ではどうしたら良いかというと、
一番手っ取り早いのは、情報アンテナが高い人たちに注目していくことである。

賛否両論あるとは思うが、
例えば、本田健さん、ホリエモン、橋本徹さん、茂木健一郎さん、メンタリストDaiGoさん、中田敦彦さん、武田邦彦さん、落合陽一さん、橘玲さん。

こういう方々は我々よりも情報アンテナが高いし、
情報を扱う力、見分ける力にも長けている。
また交友関係も広く、いろいろな情報を集めている。
蓄積された知識の量もハンパじゃない。

なので、私たちがゼロから調べて、
ゼロから考えていくよりも、そういう人たちの動きに注目して
それに乗っかっていくのが一番手っ取り早い。

そうすることで世の中の動きが見えたり、
これからどうなっていくかということを予想しやすくなったりする。

ということで今回は普通のサラリーマンが激動の時代を生き抜くために今すべきことというテーマでお送りした。