本田健さんのオンラインセミナー
「激動時代を生き抜くために 今から備えておきたいこと 実践編」
に参加してきました。
私は元中学校教員だったので
コロナショックによる『全国一斉休校』のニュースには本当に驚きました。
また、ブランディング上あまり言っていなかったのですが、
私、実は社会科の教員免許ももっているため、社会的な事象に対するアンテナは高く、それなりの判断力もあるつもりです。
また、一人の経営者として、コミュニティのリーダーとして、
一連のニュースに常に注目して、情報を集め、発信してきました。
その中で今、歴史的な大事件が起きているということに気付き、
Youtube、Twitterでいろいろな情報を発信し、
多くの反響もいただきました。
そして、
本田健さんのセミナーを受け、
確信しました。
これから世界は大きく変わります。
コロナショックが終わっても、
元通りの世界に戻ることは残念ながらありません。
本田健さんのセミナーの内容を
全て公開することはできません。
ここに書かれていることは、本田健さんのセミナーを聴いた上で、
あくまでも「私が考えたこと」と捉えていただけると幸いです。
1、これから何が起こるか?
感染は拡大する
WHOは1月30日に「緊急事態宣言」を出し、
3月11日には「パンデミック」(世界的な感染拡大状態)であると表現しました。
日本はなんとか感染拡大を抑えている状態なので、
まだ対岸の火事のように感じますが、
これは世界的には『すでに』パンデミックなのです。
「大したことない。ただの風邪だ」
と言っている人もいますが、
WHOの職員全員バカ
世界中の研究者全員バカ
じゃない限り、「大したことない」可能性は低いです。
今のところ、どこの国もこのウイルスを抑え込めていない。
ワクチンも開発されていない状態なので、
感染は今後も拡大していきます。
それは世界でも、日本でも、ほぼ確実に。
世界中の国境が閉ざされ、都市が封鎖される
これもこれから起こるというより、
すでにはじまっています。
日々、状況は変わっているので、
詳しくは外務省のHPを見てください。
国や都市が封鎖されることを
ロックダウンと言いますが、
ロックダウンには段階があります。
例えば、
まずは外出自粛の要請。
イベントの自粛要請。
特定国からの渡航禁止、もしくは制限。
そして学校や公共機関の閉鎖。
続いて、移動規制。
そして公共交通機関の停止。
最終的には店舗の閉鎖や外出禁止令。
イタリア、フランス、スペイン、フィリピンの首都マニラは、
すでにその最終段階に入っているわけです。
ほぼ経済活動がストップしています。
アメリカはヨーロッパからの渡航禁止。
ニューヨークは劇場等の営業禁止、収容人数の制限。
つまり、それぞれの国や地域で、それぞれの実情に応じて
すでに封鎖ははじまっているのです。
じゃあ日本はどうか?
というと、全国一斉休校、イベント自粛要請、もうこれはロックダウンの前段階と言っても良いでしょう。
ここからどの段階まで進むかは分かりませんが、
日本でももうすでにはじまっているということは意識しておくべきです。
「そんなことしたら大変なことになる」
という方、
もうすでに世界中でなってるんですよ。
「経済が止まる」
という方、
これも残念ながら、もう世界中でそうなっているんですよ。
世界中の国境が閉ざされ、都市が封鎖されている状況の中で
それでもまだ
「一斉休校するなんてバカ!仕事休めません!」とか
「経済優先すべき!」って言いたい人は、どうぞご自由に。
世界中で起こっていることが(程度の差はあれ)
日本でも起こると考えるか?
それとも日本だけは神風に守られると思うか?
冷静な判断が必要です。
日本も、世界も最悪の経済状態におちいる
「自粛自粛で経済が冷え込む」
「このままじゃ不景気になるんじゃないか?」
という声がチラホラ聞こえますが、
現状、数字から見るとすでに大不況に足を一歩踏み込んでいる状態です。
リーマンショックの時は半年かけて景気が落ち込んでいきましたが、
今はたった1ヶ月でそれと同等の落ち込みになっています。
世界中でそれが起こっており、
そして、まだそれは入り口にすぎない。(各国で封鎖が始まったばかり)
出口は全く見えていない、という状況です。
それに加えて世界中でインフレが起こる可能性も高いです。
中国経済がストップしていることで
工業製品の部品が入ってこなくなり、
製品の供給量が少なくなるからです。
不景気にインフレが加わると、
給料や売上は下がっていくのに、物の値段は上がっていくという
本当に最悪の経済状態になります。
新しい時代がはじまる
今、フリーランスのダンス講師、音楽家など1ヶ月間無収入という人が
たくさんいます。
すでにいるんですよ、たくさん。
今は一番弱い立場の人たちが問題になっていますが、
多くの企業や個人店も同じような問題に直面しています。
これから状況はもっと悪くなり、
その状態が少なくとも4月か5月まで続きます。
例えば、2〜3ヶ月後にコロナがある程度収束したとしましょう。
しかし、2〜3ヶ月の間
収入ゼロになった人、企業。もしくは売上が半減してしまった人、企業。
そういう人たちが2〜3ヶ月後に
「あ〜、コロナ終わって良かった〜」
と言って、また日常を取り戻し、
経済活動を再開できるか?
そう考えるのは、あまりにも楽観的ですよね。
ただでさえも個人店の経営は厳しい状態でした。
2〜3ヶ月の蓄えがある飲食店なんてほぼないです。
そうすると、この期間にキャッシュがつきて
倒産する会社、破産する個人がたくさん出る可能性が高い。
仕事と収入を失う人がたくさん出てきます。
そして、そういう人たちももちろん、
新たな仕事を探したり、新たなビジネスをはじめたりしていくわけですが、
このタイミングであえて
『旅行・観光業』『イベント業』『航空業』をはじめようという人はいませんよね?
ポジティブに考えるなら、
きっとコロナ後、アフターコロナに対応した仕事もたくさん出てくると思います。
つまり、新しい業界地図が大きく塗り替えられる。
世界は決して、コロナ前の世界には戻れない。
アフターコロナは
新しい時代のはじまりでもあるということです。
2、私たちは何をすべきか?
さて、このような状況の中で
私たちは今、何をすべきなのか?
それは3つあります。
ロックダウンに備える
実際に日本がロックダウンされるかどうか?
どの程度のロックダウンが行われるか?はまだ分かりません。
しかし、程度の差こそあれ、
すでにそれははじまっていると考えた方が良いでしょう。
「トイレットペーパーが無くなるというのはデマ」
「買い占めする人はバカ」
という人もいますが、
実際、私は昨日、トイレットペーパーを買うために
5件、ドラッグストアを回りました。
「トイレットペーパーは国内生産なので、無くなることはありません!」
という貼り紙が貼られた棚はカラでした。
物はあっても、
道路が封鎖されたり、運送会社が閉鎖される可能性もあります。
アメリカでは非常事態宣言が発令されたその日のうちに、
スーパーから物がなくなりました。
あまり言うと混乱を招くといけないので
具体的な指示はしませんが、
ロックダウン期間を乗り切るための備えをしておく必要はあります。
(もしロックダウンされなかったら、普通に消費したり、非常時の常備品にすれば良いのです)
仕事とお金のことを考える
金を買った方がいいか、ドルを買った方が良いか、と考える人もいるとは思いますが、現状、世界がどう動いていくかわからないので、正解は誰にも分かりません。
相場が乱高下しているので、こういう時には手を出さないというのは投資の鉄則でもあります。
とりいそぎ一般人レベルでできる対応としては
現金の確保です。
例えば、先伸ばせる可能性がある支払いについては少しでも先伸ばす。
現金化できる資産や保険があれば現金化する。
また、手元にある程度の現金は確保しておく。
もちろん、ロックダウン後にハイパーインフレが起こる可能性も高いので、
そのまま現金を持っておくだけでは不十分かもしれませんが、
とりいそぎの対応としては、このような対応が考えられます。
そして、この状況が4月末まで続いた時、
あなたの仕事は今のままで良いのか?
真剣に考えましょう。
いますでに回っているビジネスはなんとかなるかもしれませんが、
今、投資段階で「これから…!」という事業については、ここで整理しておく必要があるかもしれません。
そして、アフターコロナの世界でも、
今のあなたの仕事は存在できるかどうか?
世界大恐慌、渡航制限、所得の低下、失業者の増加
…という世界で、生き残れるというか、
そういう世界でも必要とされているか、最適化できるか、
ということを考えていかなければなりません。
3、私は何をしていくか?
このような現状を踏まえて、私はこれから何をしていくか?
仕事をオンラインシフトする
ひとつは多くの仕事を、オンラインに切り替えていきます。
そして、他の人がオンラインにシフトできるように手助けをしていきます。
それもまた私のビジネスの柱になると思います。
オンラインサロンでつながりをつくる
「あなたの魅力を見つけるオンラインサロン」
というオンラインサロンを主催しています。
元々は「ビジネスで気軽に相談できる仲間がほしい!」という目的でつくったオンラインサロンですが、
このオンラインサロンをアフターコロナに対応したコミュニティへと進化させていきたいと思います。
世界中の国境が封鎖されている。
でもウイルスは防げず、
国境は自分たちを守ってくれないことが明らかになりました。
目に見えない恐怖と風評。
これらから身を守るには自分たちで、自衛できる枠組み=壁をつくっていくしかないと思っています。
信頼できる人たちの中で情報交換し合い、助け合い、シェアし合う。
そういうコミュニティが必要です。
行末が厳しい仕事の優先順位を下げる
私はプロの音楽家、歌手としても活動していますが、
もし私の収入がその活動に依存していたとしたら、
今頃私は2ヶ月間無収入でした。
そして、この状況はいつ回復するか分かりません。
先行きの厳しい仕事、オンラインにシフトできない仕事は、これからどうしても優先順位を下げざるを得ません、
最後に
最後に、本田健さんはセミナーの中で、
これから多くの人は
今までに経験したことのないほど最低の瞬間を経験するでしょう。
でもそれと同時に世界は新しい段階へと至り、
今までに経験したことがない最高の瞬間を味わうでしょう。
ということを言っていました。
これは今までの世界に別れを告げて
次の段階に進むチャンスでもあるのです。
一緒にこの瞬間をワクワク楽しみましょう。