私は元中学校の音楽教員で、10年以上、中学校教師として勤務してきました。そして、この春、教員最後の年に担任した生徒たちが中学校を卒業します。
これは割とマジの話なのですが、
本当に離れていても、割といつも気にかけていました。
教員ってそういうもんなんですよ。
今日はその子たちの卒業式ということで、
じゃあ、今、私がその子たちにメッセージを送るとしたら何を言うだろう?とずっと考えていました。
もう二度とないことだとは思いますが、
もし今、1時間、授業の時間をもらえるとしたら、
あの子たちに何を伝えたいだろう?
そこで改めて思ったんですが、
実はね、教員時代、
何となく思っていても言えないことがたくさんあったなと。
もちろん、辞めてから気づいたこともたくさんあります。
でも、思っていてもなかなか言えなかった本音と言うか、本当の話もたくさんある。
ので、今日はそれを動画にしたいと思います。
1、先生や親の言うことが間違ってることも多い
まぁこれは言われなくても気づいてる人も多いですよね笑
でもこれは教員の立場では言えませんでしたね。
「人が嫌がる事しちゃいけません!」とか、
そんなレベルのことは間違ってないんですが、
特に、仕事や人生観、家庭、勉強の部分ね。
これは時代的なものもありますからね。
間違ってしまう部分も多いですね。
年配の先生方はネットが世の中に存在しない時代に就職してるんですよ。
そして今の親世代はネットがで始めた頃に就職している。
そりゃね、そのころの価値観振りかざして人生語られても、ですよね。
もちろん、圧倒的な経験値の差はありますよ。
そこは尊重すべきだし、決してバカにするべきではない。
でも、経験値があるがゆえに、新しいことを受け入れられなかったり、
馴染めなかったりする場合も多い。
なので、親や先生の言うことに縛られる必要は全くないです。
一意見として聞くべきだけど、決めるのは自分。
最終的には誰も答えがわからない時代なので。
2、めっちゃ嫌だったら仕事も学校も辞めていい
学校も仕事もめちゃくちゃ大事ですよ。
でもね、めちゃくちゃ嫌だったら辞めていいんですよ。
めちゃくちゃ嫌っていうのは、
死にたくなるとか、毎日憂鬱で憂鬱で精神的に病んでしまうとか。
そんだったらそんなとこにいなくていい。
人生の時間がもったいないです。
これ、さっき言ったことにも関係しますが、
昔は仕事=人生、学校=人生だったんですよ。
多くの人にとっては、それが世界の全てだった。
けど、今は世界は無限に広がり、無限につながっている時代です。
嫌なことに執着する時間はもったいない。
死ぬほど嫌だったら、どんどん辞めてください。
3、好きなことをやっていていい
昔は「我慢することが美徳」と思われていました。
「あいつは自分がやりたいことしかやらない」と言うのは悪でした。
でも、新しい時代をつくってきたのは、
好きなこと、やりたいことを追求し続けた人たちなんですよ。
昔は好きなことだけしていたら生きていけない場合も多かったです。
でも今は好きなことを収益化する方法もたくさんあります。
好きなこと、楽しいこと、どんどんやっていいです。
追求していきましょう。
4、努力は報われないこともある
最後に、努力は報われないこともあります。
学校では努力は報われるというのが大前提で、勉強させたり、練習させたりしていますが、努力は報われないことも多いです。
例えば、私は運動が大の苦手。
担任のすぎやまが一番体育祭の練習を嫌がっていたというのは、
すぎやまのクラスあるあるですが、
たぶん私が今からオリンピックを目指してもその努力は報われません。
なので、まず目標をちゃんと適切に決めること。
そして、それに向かった努力をすることが大事ですね。
そしてね、その努力の過程も発信して行ったりすると、それ自体がコンテンツになったりもするので、例え、努力が報われなかったとしても、それはそれで良かったりします。
以上、今回は元教師が、教え子たちに改めて伝えたいことというテーマでお話ししました。
最後に、この春、卒業するみなさん、おめでとうございます!
すぎやまはいつまでもあなたの先生だし、最後まであなたの味方です。
あなたの人生が幸せなものでありますように、いつも祈っています。
困ったらいつでも連絡ください。
お金貸して意外だったら、だいたい本気で助けます。