地方都市の人口減少やそれに伴う街の活力低下はものすごいスピードで進んでいます。
例えば、静岡市はここ数年でどんどん人口が減少し、
70万人を切ってしまいました。(政令都市とてしては最小)
ビジネスを活性化させようにも、
中小企業や飲食店などは広告を打ったり、
本格的なサイトを制作したりする体力もないところも多いです。
例え、広告を出したとしても、
そもそも見る人の母数が少ないので、
コスパもとても悪いです。
Youtube動画は地方都市を盛り上げるカギになる
そんな中で、私が「地方都市を盛り上げるカギになる」と考えているのが『Youtube動画』です。
なぜYoutube?
なぜYoutubeが地方都市を盛り上げるカギなるかというと、
理由は3つあります。
Youtubeはタダでもつくれる
ひとつにはYoutubeは基本的にタダでもつくれるからです。
工夫すれば、お金のない中小企業でもバズる動画が作れます。
チラシを10,000部ポスティングしようと思ったら
おおよそ10万円ぐらいかかりますが、
Youtubeでは再生数10,000回でも無料です。
Youtubeは全国区
Youtubeは全国区です。
日本全国にチラシを巻いたら、もういくらになるかすら見当もつきませんが、
Youtubeはきちんと手順を踏んで発信していけば、
全国にその情報を届けることができます。
地方には優れた技術をもった職人さんや、中小企業がたくさんあります。
しかし、地方は市場も狭いため、そういった方々も販売に苦労しています。
そういった方々の情報を全国に向けて届けることができれば、
市場の広さは問題ではなくなります。
うまくいけば収益化できる
さらに良いことに、うまくやれば収益化することもできます。
今、地方都市ではスポンサーを見つけたりするのもとても大変になってきていますが、
スポンサーなんかつけなくてもYoutubeで稼げる可能性もあるのです。
チャンネル登録者数1,000人、1年間の総再生時間4,000時間という壁は高いですが、
そこを乗り越えれば収益化することができます。
放置されたYoutube動画
ただし、動画を作ったとしても、その運用は簡単ではありません。
例えば、Youtubeで「静岡」で検索すると、
SBS(静岡放送)のニュースがバーっと上の方に来るのですが、
その次あたりにこんな動画が出てきます。
この動画、静岡市の公式チャンネルで半年前にアップされた動画なのですが、
再生回数はなんと
317回
なんです。
70万人が住む地方自治体が、おそらく何百万円も使って制作した動画が317回しか再生されていないのです。
完全な税金の無駄遣い。
もはや、不祥事レベルですよ。
有名人や有名企業が、どれだけお金をかけて動画を制作しても、
おもしろくなかったり、運用方法が下手くそだったりすると
全く意味がないということです。
Youtubeで地方都市を盛り上げよう
上記の例は非常に悪い例です。
でもYoutubeは可能性があります。
地方自治体がYoutubeを活用してバズった例としては、別府市の動画が有名ですね。
こちらの動画は570万再生(2019年11月現在)。
もう、静岡市の動画とは天と地の差です。
おもしろいコンテンツを作ることができれば、
数字で返ってくる。
それがYoutubeの良いところ。
地方自治体も、地方の中小企業も、ぜひYoutubeを活用していきましょう!
月刊しぞ〜かはYoutubeを活用してプロモーションしたいという方々を応援しています。