今、メリケンではいろいろなことが起こっていますが、

「いや、まさか情報操作されたり、
 人々を操ったりするなんて
 そんなことが行われるはずがない!」

と思い込んでいる人たちに今日の動画を見てほしいです。

実際にそういうことが行われて
大成功を収めた事例があります。

それは、
戦後の日本です。

私は元教員なので、
今日は教育関係について話しますが、
これは実際に、日本で行われたことです。
この真実を知ることによって、
今、世界で起こっていることの裏側も見えてくるでしょう。

ということで今回は
『洗脳された日本人〜戦後教育の真実〜』
というテーマでお送りします。

 

異常な自虐教育

世界の多くの国では、学校教育の中で
自国のすばらしさや偉大さを教えます。

しかし、日本ではどうでしょうか?

「日本は悪いことをした。
 アジア諸国に侵略し、多くの人を殺した。
 残虐非道な植民地支配をした。
 日本人はこの罪を未来永劫償わなければならない」

このように教わった人も多いと思います。
これを『自虐史観』『自虐教育』と言います。

自分で、自分のことをおとしめるという意味です。
日本人は、戦後ずっと、
自分たちは悪いことをした、罪を犯したと、
自分たちの歴史をおとしめる教育をしてきました。

 

元教育者として断言しますが、
これは異常なことです。

税金を使って運営している学校で、
わざわざ自分たちの歴史をおとしめ、
国民に罪の意識を擦り込むような国はないです。

イギリス人だって、米国人だって、C国人だって
祖国の歴史に誇りを持っているんですよ。

イギリス、アメリカ、中国が
歴史上どんなひどいことをしてきたか、
中学生でも知ってますよね。

イギリスなんて世界中を植民地にして
インドや中国に散々ひどいことをしてきた。
米国は原爆でなんの罪もない一般人を50万人虐殺した。
C国は天安門事件で国民を3000人が犠牲になってる。

それでも彼らは祖国の歴史に誇りを持ってるんですよ。

 

もちろん戦争の歴史は、人類みんなで教訓として
反省しなければいけないと思います。

でも、こういう世界の歴史の中で
日本人が特別に極悪非道な民族だとは思わないし、
日本人だけが子供の代にまで罪の意識を
背負わせなきゃいけないなんて私は思いません。

でも日本では
20年前よりはだいぶマシになったとはいえ、
いまだに自虐教育が行われている。

それはなぜか?

それは戦後、日本人が徹底的に洗脳されたからです。
その効果が今も続いているということです。

 

欧米に歯向かった日本

簡単に歴史をお話をします。
大航海時代以降、世界を支配していたのは白人、
欧米諸国でした。

世界中に侵略して、
現地の人を虐殺して、奴隷にして、
植民地支配して、金銀を奪い取ってきました。

アジアの国々もボロボロにされて、
徹底的に支配されていました。

ところが、
日本がそこに割って入ったんです。
欧米が狙っていた土地を先取りしたり、
ドイツから植民地を奪い取ったりしました。

挙げ句の果てには欧米をアジアから追い出して、
日本を中心とする経済圏『大東亜共栄圏』
をつくるぞなんて言い出して、
本気で中国大陸に侵出しはじめた。

欧米の世界支配に対して、
日本が挑むような形になったわけです。

欧米列強はこれにものすごい脅威を感じた。
脅威というか、徹底的に叩き潰さないといけないと
思ったんですね。

だって、アジアの植民地支配は
欧米にとって利権で、
日本が「欧米出ていけ!」なんて言ったら
利権を失うわけですからね。

 

で、当初は欧米諸国は日本なんて簡単に叩き潰せると
考えていたんですが、日本があまりにもしつこく徹底抗戦してくるので

「日本はおかしい」
「国民全員マインドコントロールされてるに違いない」

とまで思われはじめます。

そして、そうこうしてるうちに、
ソ連が力をつけてきます。
早く決着をつけないと、
このドサクサに紛れてアジアやヨーロッパを
ソ連にとられてしまうという状況になります。

そんな中で

「もう日本人全員殺すしかない」

という意見まで出るようになり、
そういう背景があって原爆投下という
史上最大の虐殺行為が行われたんですね。

 

実験台にされた日本

そうして、日本は降伏し、
アメリカを中心とするGHQに占領、支配されることになります。

GHQは日本を良い国にするために
来たわけじゃないですからね。

軍国主義に洗脳された日本人を徹底的に再教育し、
日本が二度と戦争したり、欧米に歯向かったりしないように
社会の仕組みをつくり変える。

そのために日本に来たのがGHQです。
決して平和で、自由で、民主的な、
すばらしい国をつくるためではありません。

 

実はもうひとつ違う目的を持っている人たちもいました。

それは社会主義者です。

当時は冷戦開始前夜で、
西側諸国にも社会主義に憧れている人や、
社会主義こそが理想であると考えている学者や役人などがたくさんいました。

GHQにはソ連への協力者、シンパ、社会主義者が何人か
紛れ込んでいたと言われています。

その一人が、ハーバート・ノーマンという人で、
この人はカナダ人なんですが、
イギリス共産党やソ連とつながりがあるということを
後にイギリスの諜報機関が断定しています。

彼らは、日本を密かに社会主義的な国にしてみようとか、
洗脳プログラムがどれくらいの効果を発揮するかとか
そういう社会実験的な思惑を密かに持ちつつ、
GHQの一員として日本の占領政策を行ったと言われています。

 

つまり日本社会の仕組みは
「二度と欧米に歯向かわない仕組みづくり」
「社会主義的な社会実験」
その2つの目的のもとに、つくり変えられたのです。

日本国憲法もそうです。
財閥解体や土地改革もそうです。
労働組合とか教職員組合がさかんにつくられたのもそうです。

 

洗脳プログラム

そのして、その極め付けは

『ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム』
英語:War Guilt Information Program

と呼ばれるものです。

これは、日本が二度と欧米に歯向かわないようにするための
洗脳プログラムです。

GHQのエマーソンという人が、
1944年に中国を訪れた時に、
中国共産党が日本軍捕虜に再教育をして、
心の底から考えを変えさせる心理的工作に
成功しているという事例を目にしたそうです。

この中国共産党が行なっていた心理工作は
思想改造が『洗脳』=ブレインウォッシュ
と呼ばれるになります。

このブレインウォッシュが、
日本の占領政策にも使えるんじゃないかと、
エマーソンは考えました。

 

太平洋戦争/大東亜戦争は本来は

日本vs米英

の戦いで、日本人は米英にたくさん殺されていますから、
米英のことを憎んでいたわけですね。
これを

日本人 vs 軍部

という構図に置き換えてあげることで、
日本人は米英への憎しみの気持ちを忘れ、
軍部に恨みを持つようになる。
そして、自分たちも悪かったと反省すらするようになる。

と、彼は考えたというか、
中国共産党の洗脳手法を日本に応用したんです。
それが『ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム』

 

具体的には何をしたかというと、
新聞、ラジオなどでGHQが考えた『正しい歴史』を流しまくった。
教科書の内容も、教育の内容もつくり変えた。

つまり、
日本の軍部が国民を騙していた。
日本の軍部はアジアに侵略して残虐なことをした。

ということにして、
あなたを苦しめた悪玉は日本の軍部です、
ということにして、
対立構造のすり替え、罪のすり替えを行なったわけです。

そして、とにかく日本は悪いことをした、
日本は未来永劫反省して、罪を償わなければならない
という歴史観を、大人から子どもにまで植えつけた。

いわゆる『自虐史観』です。

 

さらに極め付けは
『極東裁判』というやつで、
これによって日本の指導者たちは『戦争犯罪人』ということにされました。

この裁判は、
殴り合いでケンカに勝った人たちが
負けた人を一方的に裁くものです。

でもこの裁判によって日本は、日本の軍部は
「罪を犯した」と断定され、
上皇陛下の誕生日12/23に処刑されます。

昭和の世が終わった後も
日本人がこの犯罪者たちと弔うことができないようにするために
あえてこの日が選ばれました。

 

さらに憲法改正、
マッカーサーと天皇のツーショット写真公開、
徹底した言論統制など
あの手この手を使って、日本人を洗脳していったのです。

 

今の続く洗脳の効果

この洗脳プログラム、見事に成功してると思いませんか?

だって、日本人はたくさん米英に殺されて
ボッコボコにされたのに、全然米英のこと恨んでないじゃないですか。
いまだにこんだけ怒ってるのは、
杉山と、小林よしのりと、副島隆彦ぐらいですよ。

なんかむしろ「日米同盟こそが要である」とか
「日本と米国は最も大切なパートナーである」みたいなね。

 

嘘つけって。
日本人200万人ぐらい殺されてんのよ、アメリカに。
何が友だちだって。

ボッコボコに殴られまくって入院させられて
退院したら「やあ君と僕とは友だちだ」なんて言えますか。

普通は言えないんですよ。

 

今、多くの日本人が日米同盟になんの疑問も持っていない、
アメリカのことを恨んでいない、ということは
この『ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム』は大成功している証拠なんです。

 

もちろん、私たちの世代はGHQの教育は受けていないんですが、
その教育を受けていた人たちが教員として教壇に立ったり、
社会の中枢にいたりしたので、
それがどんどん当たり前になってしまっていったんです。

この辺のことは以前動画にしているので、
ぜひそちらも見てください。

 

しかも、
日本人の多くはいまだに

「日本は悪いことをした」
「謝罪し続けなければいけない」

と思い込んでいるし、

「憲法改正なんかしたらまた戦争になる」

と思い込んでいます。

 

でも、例えば同じ敗戦国であるドイツは
戦後、60回以上も憲法を改正していますし、
軍隊も持っています。

でも戦争はしていません。

「憲法改正したら戦争になる」
なんて言って憲法改正の議論にすら反対している
野党の主張がいかにバカバカしいものかよくわかりますね。

 

日本は二度と欧米諸国に歯向かうことができないよう、
牙を抜かれ、洗脳され、
その効果は今も続いている。

日本はまずはそのことをちゃんと自覚しなければいけません。

多くの日本人が今も洗脳されていて、
日本は今もアメリカの属国状態であるということを
ちゃんと認識することが、スタート地点だと私は思います。

ということで今回は『洗脳された日本人〜戦後教育の真実〜』
というテーマでお送りしました。