第3波の感染拡大、そして変異種の発生、
日本も深刻な状況になってきました。

11月中にピークアウトすると言っていた専門家もいましたが、
彼らの予想は軒並み大ハズレしています。

そんな中、11月21日の時点で、
今の状況を予言していたのが作家の本田健さんです。

健さんは11/21の時点で
「12〜1月に感染が拡大する」
と明言していて、
今まさに本田健さんが予想していたシナリオに
近い状況になってきています。

以前、このチャンネルでもその動画の解説動画を出したのですが、
今まさに予想が現実のものになりつつあり、
さらに『変異種』の入国まで出てきてしまったので、
今回は改めてその内容を深掘りしていきたいと思います。

 

私は元中学校教師で
10年以上に教壇に立って社会科の授業を教えてきました。
今はYouTuberとして、
コロナ情報や世界情勢、社会問題について
元社会科教師の視点から皆様にわかりやすく情報をお届けしています。

これから世界がどうなっていくか考える上で
とても大切な情報を配信していますので、
ぜひチャンネル登録をよろしくお願いします。

 

本田健さんについて

まず、本田健さんについて。

みなさん、ご存じの方も多いかとは思いますが、
本田健さんは「ユダヤ人大富豪の教え」シリーズで有名な
超人気作家です。

健さんは3月からずっと、
コロナに関して情報発信してきました。

私はもともと健さんの本は何冊か読んでいたんですが、
3月以降はオンラインサロンにも加入させていただいたり、
セミナーにも何度か参加させていただいたりと、
もちろんライブ配信も毎回観たりと、
健さんの発信する情報を追いかけてきました。

もう目を閉じてもまぶたの裏側に
健さんの笑顔が浮かんでくるほどです。

 

本田健さんのすごいところは、

文学
歴史学
経済学
心理学
資産運用
未来予想
自己啓発
スピリチュアル

を、見事に融合させた発信ができるところです。

 

専門家や評論家の言うことが難しくて、
一般人には理解しにくい時もありますが、
健さんはいろんな視点から、バランスよく物事を見て、
わかりやすい言葉でそれを伝えられる作家さんだと思います。

また、スピリチュアルや自己啓発的なアプローチもできるし、
難しい話は嫌い!という女性にもウケが良い。

私の師匠である政治学者の副島隆彦先生は
健さんと対談したこともあるそうなんですが、
「本田健は若い女性からも人気があってズルい」
と、嫉妬していました笑

 

そして、
健さんの予言も、科学的な事実を言うだけの予測ではなく、

・知性的な予測

・感性的な予測

・直感的な予測

いろいろな視点から未来を考えて予測しているそうです。

 

もちろんハズれこともあるだろうし、
ハズレた時には「あーハズレてよかった」
と思ってくださいと、健さんも言っていたんですが、
今回の予測は、
悪い意味で、現実になっていきそうです。

 

 

これから日本で起こること

では、どんな予測をしていたかということを
紹介していきますね。

もう観たよという方は、
ここで改めて復習をしておきましょう。

私の方で、時系列に並び替えて
まとめてみました。

 

①政府の対応の遅れ
②12〜1月に感染爆発
③医療現場が疲弊
④12月に移動自粛要請
⑤ピークは2月
⑥閉店・倒産ラッシュ
⑦うつ・自殺が増加
⑧オリンピックは中止
⑨完全な収束は2022年春 
⑩世界経済も停滞

 

簡単にまとめるとこんな感じです。
順番に見ていきますね。

 

①政府の対応の遅れ

まず感染対策と経済対策のジレンマで政府の対応は遅れていくよ、と。
なんで遅れるかというと、
今のところまだたくさん人が死んでいないから、ということです。

これは実際、その通りになっていますね。

大阪、北海道でGoTo停止がほぼ決定したのが、
このライブの数日後、
この時点で政府はまだ「勝負の3週間」と呑気なことを言っていました。

そこから感染拡大は止まらず、
結局、GoToの全国停止が決定したのが12/14でした。

 

②12〜1月に感染爆発

そして感染者はまだまだ増えていくよと。

11/18にはじめて、1日の新規陽性者が全国で2000人を超えましたが、
本番はまだまだこれから、
12月からいよいよはじまる、
と、健さんは断言していました。

 

ちなみに、この時点では、
12月まで感染が拡大し続けると言っている人は少なかったんです。

感染症の専門家の方も
「もうすでにピークアウトしてる!」とブチ切れていたり、
SNSでも「ピークアウトしているのにデータが読めないアホ」とか言って、
他人を攻撃しているアホな人たちもいました。

結局彼らは予想を大外ししていますよね。
そして、彼らの楽観予想、もしくはデマを流したせいで
また「経済を回そう」派が出てきて
それで感染が広げてしまったというのもあるかもしれません。

彼らはSNS上では『ピークアウトおじさん』とか
『ピークアウト芸人』とバカにされていますけどね。

 

とにかくこの時点では
政府も、専門家も、分科会も
たぶん12月初頭には収まると読んでいた人が多かったのですが、
健さんは12月からはじまるよと、予測していたのです。

 

③医療現場が疲弊

感染者が増えると、当然、医療体制がひっ迫してきます。
健さんはこのライブの中で、大阪は12月には病床が不足すると
明言していました。

ちなみに実際に、北海道などで医療がひっ迫しはじめているよという
情報が出始めたのは、このライブの数日後でした。

この時点では日本の医療体制がひっ迫するなんて
誰も予想もしていませんでした。

むしろ「医療崩壊なんてするかよ笑」みたいな主張も多かったです。

もちろん医療崩壊と言ってもレベルがあると思うんですが、
すでに大阪や北海道では急病人が救急車でたらい回しにされていたり、
自衛隊まで派遣される事態になっているので、
事実上、医療崩壊しかけていたというのは確かだと思います。

 

④12月に移動自粛要請

そして、政府はそんな中でも、
なんとかごまかしながらズルズルと
緊急事態宣言を出さずに乗り切ろうとする。

その結果、12月になってから、
移動自粛要請が出されると、健さんは予想していました。

政府は経済対策と、感染症対策を
両立させていこうという考えで、
それはもちろん大事だし、
私もそういう考えです。

しかし、政府は『勝負の3週間』と言いつつ、
感染症対策にはほとんど力を入れていませんでした。

その結果、実際、
感染は拡大し続け、今に至っていますよね。

ただ、今のところはまだ『移動自粛要請』までは出ていませんね。
GoTo全国停止、『静かな年末年始』『大晦日の終電停止』など、
それに近い動きはありますが、
まだ『移動自粛要請』すらも出さない、という状況です。

 

⑤ピークは2月

そして、ここからはこれからの話。

「この第3波は予行演習のようなもので、
 年明けから第2ステージがはじまる」

「そして第3波のピークは2月になる」

と、健さんは予言していました。

現状を考えると、
これが現実になりそうです。
その理由については後ほど解説します。

 

⑥閉店・倒産ラッシュ

その後の部分は簡単に説明していきますね。

ただ、1月に感染爆発したとしても、
それで亡くなる人自体は、
そんなに多くないのではないか?と健さんは予想しています。

それよりもダメージが深刻なのは経済だよと。
実際にレナウン、エアアジアなどがすでに破産決定しています。

 

⑦うつ・自殺が増加

そして、これはすでにはじまっていることですが、
コロナパニックでの将来不安や経済不安のせいで、
自殺者が増えつつあるよと。

これからもっともっと増えていくだろうと予測しています。

 

⑧オリンピックは中止

もちろん、
オリンピックはできません。

ヨーロッパがあんな状況にある中で、
できるはずがありません。

 

⑨完全な収束は2022年春

そして、世界的に見ると来年春頃まで感染は拡大していき、
欧米を中心に多くの死者が出るだろうと、言っていました。

 

⑩世界経済も停滞

その結果、流通も、経済も停滞する、
そして、経済的に弱い国がデフォルトし始める可能性があるよと。

デフォルトというのは
「借金もう返せませーん」宣言するということです。

 

ということが起こると、
健さんは予測しています。

 

 

なぜこうなるのか? 

では、私はなぜ

2月ピーク説が現実味を帯びてきていると思ったのか?
理由はこんな感じです。

まず、菅政権は、
今までのパターンから言って、
結論を先延ばしにします。

そして
「金土日に人が集中するから、そこを規制しよう」
ではなく、

「金土日を規制すると経済に影響が大きいから、週明けから規制しよう」
という考えです。

GoTo停止も12/28からですよね。

なので、
12/30〜1/3の年末年始休暇の期間中に
大きな規制を敷いたりすることはないでしょう。

ここ数日の間にどんなに感染が広がっても
やらないと思います。

 

そうすると、
このままほぼノーマークの状態で、
年末年始を迎えることになります。
この期間はどんなに気を付けていても、初詣や帰省などで
人との接触や会食が増えてしまう期間です。

そこで、どうしても感染は拡大します。
もうこれは避けられません。
現時点でほぼ確定しているでしょう。

 

しかし、表面的にはこの期間の感染者は少なく見えます。

なぜなら、公共機関や病院は
12/28〜1/3あたりは閉まるところが多いからです。
その期間の通院やPCR検査数が制限されます。

 

そして、データ上は年明け1/5、6、7、8、9あたりで、
一気に感染者爆発。
そうなってはじめてエライコッチャーとなるわけです。

 

でも、その数字はすでに広がった後の結果の数字でしかないので、
水面下ではもっともっと広がっている可能性が高いのです。
そして、年末年始の感染者数が確認できるのが1月半ば。

少なくともそこまでは増え続けるでしょう。

 

変異種の入国

そして、そのような状況にさらに暗い影を落としているのが
『変異種』の存在です。

変異種について

「ウイルスは常に変異し続けてるから笑
 びびりすぎワロタ」

みたいな人いるんですが、
いや、イギリスの科学者たちも、イギリス政府も、
世界の科学者たちもそんなことはわかってますよ。

そんなん素人に指摘されて
「まじか〜盲点だった〜」ってならないからね。

ウイルスが変異し続けていることは承知の上で、
特に注意すべき変異をしていて、
急激に勢力を強めている型が見つかったので
それを「変異種」と言って、
警鐘を鳴らしているんですね。

 

まぁそれはいいんだけど、
とにかくそれが日本でも見つかったと。

イギリスから帰ってきた人、
5人が陽性だったよということです。

今、ロンドンでは新規感染者のうち、
6割が変異種だそうです。

11月から一気に勢力を拡大して
従来型にとって替わろうとしているんですね。

なので、
デンマーク、ベルギー、オランダ、オーストラリア、
そしてフランス、ドイツでもすでに見つかっています。

もうもしかしたらすでに世界中で広まっているのかもしれません。

 

日本では12/25に5人確認されて、
その後、急いで入国制限を強化したんですが、
おそらくもう入ってきていると思われます。

日本は7月以降、徐々に入国制限を緩めてきたため、
すでに6万人の外国人が入国していて、
それに加えて、海外に出張して帰国した日本人もたくさんいます。
帰国後の隔離等の措置についても徐々に緩和されていました。

変異種は9月には発生していたようなので、
約3ヶ月間、入ってくるチャンスがあったということですからね。

なので、日本の市中にももうすでに入っているという
可能性も十分にあるわけです。

 

変異種は感染力が1.5倍から1.7倍。
毒性は強くはなっていないようですが、
弱くなったという証拠もありません。

そして、南アフリカでもイギリス型変異種に近い
変異種が見つかっているんですが、
これは若者や子どもにも感染しやすいそうです。

これがかなり心配な点ですね。

 

以上のことから、
12〜1月に感染爆発を起こし、2月がピークという
本田健さんの説が、にわかに現実味を増してきたなと、
私はそう感じています。

 

 

改めて念押ししておきますが、
これは最近出された予言ではありません。
あくまでも11/21時点での予測です。

 

新規陽性者はじめて2000人を超えたのが11/18。
その後、西村大臣は『勝負の3週間』と言っていました。
政府も、専門家たちもある意味楽観視していたんですね。

私はその時点で結構悲観的で、
12月半ばが感染のピークになると予想しました。
可能性のひとつとして年明けまで行くかもね〜ぐらいに考えていましたが、
現実はさらに厳しいものになりました。

 

ということで、
「本田健さんのヤバイ予言が現実に!?〜変異種入国で最悪のシナリオに〜」
というテーマでお送りしました。