「会議や打ち合わせで、
 相手の響く話し方、意見の言い方を教えてください」

視聴者の方からこんな質問をいただきました。
ので、今回は

「相手に響く意見の言い方」

というテーマでお話ししていこうと思います。

 

私は元中学校教師で、
今はビジネス系YouTuberとして、
またYouTubeやSNSのマーケティングを教える
コンサルタントとして仕事をしています。

教師もYouTuberも話すことが仕事です。
なので私は
もう10年以上、人に話して伝えるということを
仕事にして来ました。
大人数に対して話すのはもちろん、
1対1も、会議も、そして動画でも話すという経験を、
人一倍積んできています。

その経験から
「こうしたら瞬間的に影響力を高められる」
というような裏ワザみたいなものもわかっています。

動画を最後まで見ていただけると
あなたも、他の人に響くような話し方ができるようになっていると思います。

 

このチャンネルでは「好きを仕事に自分らしく生きる」をテーマに、
ビジネスや社会システムに関する動画をお送りしています。

新しい時代の中で、自分らしく生きていきたいなという人は
ぜひ登録しておいてもらえたらなと思います。

 

また、
もっと情報がほしいよという方はぜひ動画の概要欄をご覧ください。
サブチャンネル、TikTok、Twitterなど、いろんな媒体で
いろんな情報を発信しています。
興味ある方はそちらのフォローもよろしくお願いします。

それでは早速本題に入りますが、
本題に入る前に『いいね』だけ押しておいてもらえるとうれしいです。

また、動画見終わった後には
ぜひコメントで感想やご意見など聞かせてください。

 

 

それでは本題に入ります。

はじめに、会議の時、
次に1対1の時、
最後にYouTubeとか動画配信での話し方、
ついてはお伝えします。
ぜひ最後まで動画ご覧ください。

 

1)会議

①はじまる前からはじまっている

会議にしても、授業にしても、打ち合わせにしてもそう。

始まる前から負けてる人。
むしろもう負けを認めた状態で入ってくる人がいます。

具体的にいうと、
動きがギクシャクしていたり、
お笑い芸人みたいな感じだったり、
挙動不審だったりする人。

いますよね。

 

キョドるな。

キョドったら負けだよ。

 

あ、あの私のチャンネルの視聴者の方、
御婦人や、紳士の皆様も多いので一応補足しておきますね。

キョドるっていうのは
挙動不審で、キョロキョロ、オロオロしているという意味。

 

初めからキョドってたらもう負けなんですよ。

自信なさそうな人には、強気に出てくる人いるから。
特にマウントおじさんとか、老害とか、教頭とか。

 

颯爽と入っていって、背筋を伸ばして座って、
周りの人と談笑したりとか、
テキパキと資料に目を通している、
そういう余裕の雰囲気を演じることが大事。

 

②最初に手を挙げた人が場を支配する

私は会議がはじまった時に何を考えているかというと、
「最初になんて発言しよう、何を聞こう」と考えています。

はじめから、もう考えながら聞いています。

これ、つまり、アウトプット前提で話聞いてるってことなので、
受動的に聞いているだけの人よりも頭に入りますよ。

そして、質問、ご意見ありますか?

と、聞かれたら、1番最初か、
もしくは2番目には必ず手を挙げます。

最初に発言することによって、
場の雰囲気を作れるからです。

そうすると、あとは黙っていても
「あの人はちゃんと意見がある人なんだ」
と、周りが勝手に思ってくれます。

 

で、次の議題にいっても、
教務主任の先生がね、
「他に何かありますでしょうか?」(チラッ

みたいな感じで、
自分に注目してもらうことができます。

これで、マウントをとれ!ということではありません。

その他大勢として、会議に参加するのではなく、
主役の一人として会議に参加できるということです。

 

最近、話題になったドラマ『半沢直樹』ってあるでしょ。
あの人って、最初は黙って話を聞いていて、
好き放題言わせておいてから、急に反撃しますよね。

ところが、実際の会議でこれをやると、
だいたい時間がなくなる。

なので、どんどん発言はした方がいいです。

 

③声の大きい人が場を支配する

よく「声が大きい人の意見が通ってしまう」
なんて言いますが、
これは事実で、声が大きい人は影響力は強いです。
意見も通りやすいです。

なぜなら、自信ありそうに見えるからですね。
人は自信ありそうな人のいうことを聞いちゃうんですよね。

 

みなさんも中学校時代のこと思い出してみてください。

野球部の先生とか、体育の先生とか、
だいたい強そうでしょ。

学校でも一目置かれる存在、みたいな。
だいたい声でかいですよね。

自分の意見に説得直を持たせたかったら、
大きな声で堂々と話しましょう。

 

2)1対1の時

①はじめに話を聞く

続いて、1対1で話す時なんですが、
これはまたちょっと違った注意事項があります。

それははじめに聞くということです。

うんうん、と。
他にはどう思う?とか言って
散々散々聞いてあげる。

そうすると、相手は自分のことを信頼してくれるじゃないですか。

この人は自分のことを否定せずに、
話を聞いてくれる人だな。

そうなってからはじめて意見を言うんですね。
そうすると、スッと理解してくれます。

ところがそうなる前に、
上から物を言っても、
全然響かないんですよね。

表面上は聞いてくれているように見えて
全然納得していなかったりします。

 

②沈黙は説得力を高める

次に、沈黙をうまく使うということです。

沈黙をうまく使うと、めちゃくちゃ説得力が増します。

 

その沈黙の時間を相手は

ちゃんと受け止めてくれている。
ちゃんと考えてくれている。
真摯に向き合ってくれている。

と受け止めるんですね。

 

他の先生は頭ごなしに怒ってくるけど、
すぎやま先生は真剣に向き合ってくれるみたいになる。
もちろん真剣に向き合ってましたよ、テクニックだけじゃなくてね。

 

なので、まぁとにかく1対1の時は沈黙は有効です。

ただ、これ、会議とか、授業の時に使うと、
30人中29人ぐらいは「早く喋れよ」とか思ってしまいますから、
あまり有効ではないです。

 

3)YouTubeは情報密度が大事

最後に、YouTubeとか、動画配信での喋り方ね。

これはとにかく情報密度が大事です。
簡単に言うと、早くしゃべって、情報を詰め込む。

そうすることで飽きさせないということです。

 

私ね、よく

「なんとかしゃちょーとかはものすごく早口で何言ってるかわからないけど、
すぎやま先生ゆっくりなので聞き取りやすい」

と言われるんですね。

 

でもね、
これめちゃくちゃ早くしゃべってるんですよ、自分的には。

普段は多分この倍ぐらいゆっくりですよ。

つまり意識的に早く話して、
ようやくちょうどいいぐらいということなんです。

 

時々、YouTubeだろうがなんだろうが、
絶対に自分のペースを崩しません、みたいな人いるんですけど、
YouTubeにはYouTubeのやり方があるので、
ある程度はそれに乗っかったほうがいいですね。

例えば、盆踊り大会でHIPHOP踊ってるおじさんいたらおかしいでしょ。
それと同じです。

 

結論:TPOに応じて使い分ける

ということで、

結論としては、TPOに応じて、話し方を変える。
演じ分けていく。

そうすることで、
自分の意見が相手に響くようになりますよと。

そういうことですね。