ここ数日、一気に感染が再拡大していて、
今後どう展開していくか?が注目されています。

この夏から秋にかけて
世界も、日本も大きな変化が起こると思いますが、
これから起こることのシナリオとして、
4つのシナリオが考えられます。

ということで今回は
夏から秋にかけてコロナで想定される4つのシナリオについてお話しします。

最後まで見ていただけると
あなたもこれから起こることを自分なりに想像して
危機に対する備えをしていくことができるようになります。

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4つのシナリオ

ということで早速、
夏から秋にかけて想定される四つのシナリオについて
お話ししていきます。

みなさん、好きなものは先に食べるタイプですか?
後から食べるタイプですか?

私は嫌いなものを先に食べて、
好きなものは後に残しておくタイプです。

なので、
今回は『最悪な順』にお話ししていきますね。

 

1、このまま第二波に突入、冬に第三波

ひとつ目は最悪のパターンです。

このまま7月に強力な第二波を迎えて、
冬には第三波が来るというパターンです。

私は「アフターコロナ完全攻略」という動画の中で
夏にかけてコロナはいったん収束すると予想していました。

しかし、
7月初頭から東京での感染者数が伸び始め、
これからどうなるんだろう?という状況になりつつあります。

問題なのはこの感染再拡大が
「第二波かどうか?」
ということですね。

私はウイルスを直接研究しているわけではなく
あくまでも統計データを見ているだけなので、
このウイルスがどういうものなのかはわかりません。

ですが、このウイルスが

「変異した強いウイルスだった場合」

もしくは

「欧米から伝播した強いウイルスだった場合」

は、これがそのまま第二波になっていく可能性があります。

 

ウイルスはどんどん変異していきます。
中国で発生したウイルスは欧米に渡って、
非常に感染力の強いウイルスへと変異しています。

なので、東アジアでは早々に押さえ込みができ、
欧米ではあんなに感染が広がったんですね。

日本で広まったのもこのアジア型のウイルス(S型、V型)なので、
あまり感染が拡大しなかった。

でも、
このウイルスが変異したり、
もしくは欧米から入ってきたりすると、
一気にまた感染が拡大します。

これが第二波です。

 

多くの専門家は秋口に第二波がくると予想しているのですが、
今東京で広まっているウイルスが、今までとは違う型だった場合は
このまま第二波に突入していく可能性があります。

コロナはブラジルでもインドでもイランでも広まっていますから、
夏になってもウイルスの勢力は弱まらないと言われています。

ですから、
今、第二波がはじまったら、そのまま7〜9月と感染者が一気に広まります。

 

そして、
また緊急事態宣言が出されて経済がストップ。
しかし、感染力が強いウイルスだった場合、
4〜5月よりもかなり感染者、死亡者は増えると思います。

でもヨーロッパの例なんかをみるとまぁだいたい3ヶ月ぐらいで収束していく。
特に何もしなくても3ヶ月で収束するという人もいますから
まぁ9月ぐらいには収束するでしょう。

 

そして、
その後、また冬になって第三波が訪れます。

第三波は第二波よりも感染者は少なくなるようですが、
それでもかなり多くの犠牲が出るでしょう。

 

これがなんで一番最悪のシナリオかというと、
現状、第一波でのダメージが何も癒えていない、
治療薬もない、まだなんの準備もできていない状況の中で
第二波に突入してしまうからです。

例えばまぁゲームとかで言うと
HP100の人が、HP残り10とかの状態でなんとかボスを倒して
あ〜よかったと思っていたら、回復させる間もなく次のボスが出てきたよというような状況。

もうこんなんワンパンでやられちゃいますよね。
せめてもうちょっと回復してから闘いたかったっていう感じ。

 

なので、7月に第二波が来たら日本経済は第二波でほぼトドメを刺されて、
その状態で第三波を迎えることになります。

なので、これが一番最悪のパターンです。

 

2、増減を繰り返しながら、秋に第二波

ふたつ目は現在の感染者増は、あくまでも第一波の名残で、
しばらくは微増、微減を繰り返していくというパターンです。

減ったと思ったら増えて、増えたと思ったら減って
というのがもう普通の状態になる可能性もあります。

ガツンと増えはしないんだけど、
100人増えるぐらいはもう普通。

ワクチンができるまでは、毎日0人〜200人ぐらいの間でずっと推移していく。
ようやく減ってきたなと思ったら、急に100人増える。
また減ったなと思ったら他のところで50人増える。
みたいな状況が7〜8月と続いていく。

 

そういう状況が続くと、
「もう気にしてても仕方ないから、どんどん経済を動かそう」
という雰囲気になっていきますよね。

今話題のGoToキャンペーンとかもそうですけど、
コロナはあるけどももう気にしてても仕方ない、みたいな。

 

でもそうやって油断しているうちに、
秋になってウイルスが変異したり、もしくは海外から強力なウイルスが入ってきたりして、
「ちょっと最近多いな」と思っているうちにあれよあれよという間に感染が爆発。

そして本格的な第二波が来るというパターンです。

私の中ではこの可能性が一番高いかなと思います。

 

3、夏に収束し、秋に第二波

3つ目はコロナは7月にいったんおさまる。
今の感染者急増も含めて、もうしばらくしたらいったんおさまる。

そして、平和に八月を過ごし、
あーこれくらいでおさまってよかったね。みたいな雰囲気になる。

けれども、秋口に強力な第二波が来るというパターン。

これも可能性としてはあると思います。

 

このままなんとなくコロナが収まっていくと、
特に危機感のない人なんかは、
「じゃあどうやって今までみたいな活気を取り戻そうか」とか
「秋ごろにはもうイベントもバンバンできそうだな」みたいに
油断してしまうと思います。

 

でも、第二波ほぼ確実に来ると言われています。

多くの研究者たちがそう予想していますし、
WHOも警鐘を鳴らしています。

だから、ちょっと収まった時にやるべきなのは
元の世界に戻ろうとすることではなく、
第二波への備えなんですよ。

仕事、家庭、学校、いろんなシステムとか、環境を
第二波に備えてつくりかえておくこと。

 

いったん収まったからといって油断して
これをやらないでいると、
第二波が来た時に持ち堪えられなくて終了、ということになってしまいます。

 

4、このまま収束するパターン

最後はこのまま収束するパターンです。

これはほとんど可能性はないかなと思いますが、
日本は第一波の時、ジャパニーズミラクルを起こしているので
どうなるかはわかりません。

なぜ日本では感染があまり広がらなかったのか?

4月の時点では、
中国や韓国、台湾はうまく感染を抑え込んだ。
世界も見習うべき、みたいに言われていたんですが、
特に何にもしなかった日本までもあまり感染が広がらなかったんで、
いや、これ東アジアとヨーロッパでなんか違うんじゃない?

と、最近ではそう考えられています。

例えば、
BCG予防接種を受けているからとか
家に入る時に靴を脱ぐとか
手洗いうがい、マスクの習慣があるとか
特殊な抗体を持っているとか。

私が一番信憑性が高いなと思うのは
東アジアで広まっているウイルスと、
欧米で広まっているウイルスは型が違うから。
という説です。

アジアではV型、S型という型が広まっていますが、
欧米ではG型、GH型という型が広まっています。

その型の違いが、感染力の違いにつながっているのではないかということです。

逆に言うと、
このまま欧米型のウイルスを持ち込ませずに乗り切ることができれば
そのまま行けるのかもしれません。
その場合、この4つ目のシナリオ。
このまま収束して何事もなく終わると言うパターンになります。

でも欧米型のウイルスが日本に入ってきたり、
ウイルスが変異したりした場合には
もう日本も欧米と同じような状況になります。

 

ということで今回は
この夏から秋にかけて「コロナで想定される4つのシナリオ」というテーマでお送りしました。