4月に「アフターコロナ完全攻略」という動画を出して
それが75万回再生されるという大ヒットを記録しました。
それから約3ヶ月が経ったわけですが、
そのかんにいろいろな変化があったり、
最近になって新しくわかってきたこともたくさんあります。
ということで、
今回は新型コロナウイルスに関して最近わかってきた新事実をまとめてみました。
と言っても、
科学的な難しい話ではなくて、
皆さんが普段疑問に思っていること、
それについて最近わかってきた科学的な答え、
という形式でお送りしたいと思います。
このブログでは「好きを仕事に自分らしく生きる」をテーマに、
ビジネスや自己啓発、未来予想、社会システムに関する記事を配信しています。
特にコロナウイルスについてはこれからの社会がどうなっていくかを
考える上で外せない問題なので、
これからの社会を考えるという視点で情報をまとめて、配信しています。
YouTube動画の高評価、コメントもよろしくお願いします。
それから、最近ではYouTubeのサブチャンネル、TikTokもはじめていて、
そちらも大好評なのでぜひそちらのフォローもよろしくお願いします。
1、なぜ今東京で感染が急増しているのか?
まず一番皆さんが気になっているところですね。
なぜ今東京で感染者が急増しているのかということ。
6月後半から東京都での新規感染者が毎日50人ずつ増えていて、
「あれ?ちょっとまた増えてきてるね」
みたいな雰囲気になっていましたよね。
それが7月に入ってから、
6日連続で100人を超えました。
そして、昨日今日となんと200人越え。
過去最多の新規感染者となっています。
緊急事態宣言の時も含めての過去最多ですからね。
すごい増え方をしています。
国内全体で見ると、昨日の新規感染者は354人。
大阪は30人、神奈川県では25人、埼玉県で11人。
東京だけでなく各県で
感染が広がっています。
「ついに第二波が来たか?」
と言われていますが、
それについては最後の方でお話しします。
ではそもそもなぜ今、東京で感染者が急増しているのか?
それはひとつには検査数が増えたからです。
一方、小池知事ももともと
「7日のPCR検査の件数が、これまでで最多の3,000件を超えているため、
9日に発表される感染者数がかなり多いものになる」
という見解を示していました。
なので、想定内ということなんですね。
なんで検査数が増えているのかと言えば、
検査体制や医療体制が整ってきているということと、
行政が夜のお店に対して、積極的に「検査を受けてくれ」と言っている。
新宿なんかは感染してるとわかったら10万円の見舞金をやるよと。
豊島区も休業補償出すよと。
そうしたら、まぁ若者風に言うと
「10万円もらえんだったらワンチャン感染してねーかな」
…みたいなノリで受ける人も増えているよということです。
もうひとつの理由は
そもそも第一波が終わっていなかったということです。
アメリカなんかでもロックダウンを解いて
経済活動を再開したら感染が広がってしまうという例はあります。
日本人はマジメなので、
マスク、手洗いうがい、換気を徹底していたと思うので、
緊急事態宣言が解除されてからしばらくは持ち堪えましたが、
やはりまだまだ火種はくすぶり続けていて、
それがここに来て再発火してしまったよということです。
ただひとつだけ可能性を忘れてはいけないのは、
ウイルスが変異している可能性です。
今まで日本で大したことなかったコロナウイルスが変異して
感染力がUPして広まっているという可能性も、
現時点では捨てきれません。
なので、そこは要注意です。
2、日本ではなぜ感染が広がらなかったのか?
ふたつ目の疑問。
「そもそもなぜ日本では感染が広がらなかったのか?」ということ。
これについてはいろいろな憶測が飛び交っていますが、
今のところ原因は不明です。
日本人はもともと抗体を持っていた
日本人は民度が高いから
BCG予防接種が効いている などの説がありますが、
この中で「日本人は抗体を持っている」説はどうやら違うようです。
なぜかというと厚生労働省が6月半ばに発表したところによると、
日本人の東京都で0.1%。
ほぼほぼ抗体なんて持っていない。
じゃあなんでなんだというところですが、
私が一番信憑性が高いなと思うのは
「アジアで広がっているウイルスと、欧米で広がっているウイルスは型が違う」
という説です。
中国、韓国、台湾をはじめ、東アジアでのウイルスの広がりと
ヨーロッパアメリカでの広がり方は明らかに勢いが異なります。
なので、
アジアで生まれたウイルスが変異して、
ヨーロッパ、アメリカに伝わったのではないかと考えるのが妥当かなと思います。
3、緊急事態宣言は出されないのか?
続いて、
こんな状況でも緊急事態宣言は出されないの?
ということについて。
今の水準が続いても
緊急事態宣言は出されません。
そして、休校にもならないでしょう。
「また休校になってくれ〜」と思っていた中高生、残念でした。
菅官房長官、西村経産大臣、小池都知事みんな
「いますぐに緊急事態宣言を出すような事態ではない」
と言っています。
なぜかというと、
ひとつにはもうこれ以上、経済が持たないからです。
反発がものすごく多いのでしょう。
もうひとつは医療体制が整ってきたことや、
重症者数が少ないことから、
これくらいのペースで増えていてもまだ医療崩壊につながらないからです。
つまり、
これからは感染者数の増減だけでなく
重症者とか、感染経路不明者とか、
そういう数字の中身の方にも注目していきますよ、と。
なので、ちょっと増えたからと言って
すぐには経済は止めませんよということですね。
また前回の例から考えて
「明日からロックダウンします」
みたいなことは日本では起こりません。
もしまた緊急事態宣言が出されるとしても
1週間ぐらい前から「出るらしい」という情報が漏れてくるはずなので、
そういう情報に注目していれば、
寝耳に水で休業しなきゃいけないというようなことは起こりません。
4、空気感染するって本当?
続いて、「空気感染するって本当?」という疑問。
最近ニュースにもなっていましたが、
新型コロナウイルス、
空気感染する可能性があるそうです。
今までは飛沫感染と接触感染しかしないとされてきましたが、
もしかしたら空気感染、もしくはエアロゾル感染する可能性があるよと。
飛沫のもっともっと小さな粒子、霧とかミストとか、もしくはもっと小さな粒子で
空気中を浮遊して、
それを吸い込んでしまうことで感染してしまう。
そういう可能性があるよと。
世界の科学者やWHOが発表しています。
まだこれについて、日本ではしっかり確認されていませんが、
もし本当だとしたら、感染症対策を抜本的に変えていかなくてはいけませんね。
5、集団免疫ってできるの?
四つ目は集団免疫について。
これもよく耳にする言葉ですが、
「集団免疫ってできるの?」
「いやそもそもできるの?」
という疑問。
その地域の多くの人が抗体を持っている状態になると、
もうウイルスがあまり広がらない状態になります。
そのことを集団免疫といいます。
だいたい6割ぐらいの人が抗体を持っていると、
その地域で「集団免疫ができた」といえる状態になるそうです。
じゃあ日本はどうかというと、
先ほども言いましたが、抗体の保有率0.1%です。
集団免疫なんて遥かかなた幻みたいな存在ですね。
じゃあ世界一の感染国アメリカではどうかというと、
アメリカのニューヨークですらも
抗体の保有率は20%だそうです。
まだまだですよね。
集団免疫を獲得するには3年ぐらいかかるという専門家もいます。
なので、集団免疫に期待して、
感染拡大を放置しておくという政策はかなり無理があるということですね。
https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/04/24/06847/
6、ウイルスは変異するの?
続いて、「ウイルスは変異するの?」ということについて。
先ほどから何回も言っているのでもう皆さんお分かりだと思いますが、
ウイルスは変異します。
ものすごい勢いで増殖していくので、その過程でほぼ確実に変異しますし、
なんだったらもう変異しています。
アジアで流行っているのは新型コロナウイルスのS型とV型という型だそうです。
それがヨーロッパに広がってG型という型に変異しています。
そして、そこからさらにGH型というものすごい感染力の高い型が生まれています。
ヨーロッパ、アメリカ、南米で猛威を奮っているのは
このGH型です。
で、
北京でも一時感染が再燃しましたし、
韓国では今、感染が再燃しています。
これはGH型が入ってきたんじゃないかという人もいます。
日本にもこの強力なウイルスが入ってくる可能性もあります。
中国ではヨーロッパから輸入してきた物にウイルスが付着していたそうなので。
もし今東京で広がっている感染が、
このGH型だったとしたら、これからとんでもないことになるでしょう。
7、ワクチンはいつできるの?
6つ目。
「ワクチンはいつできるの?」ということについて、
3ヶ月前、4月の時点では「早くて来年」と言われていました。
じゃあ、現状どうなのかというと、
やはり早くて来年という可能性が高いようです。
すでに臨床実験は進んでいるそうなんですが、
ワクチンの開発って安全性を確保するのが
めちゃくちゃ難しいらしいんですよね。
確かに抗体はできるけど、重大な副作用が出ましたとか、後遺症が残りました
…では意味がないので。
なので、
安全性を確認するのにかなりの時間がかかるようです。
私が調べた中で一番早く予想している人は9月、
多くの人は来年1月〜6月。
最長で2年後ぐらいになるという予想もありました。
8、第二波は来るの?
ここ数週間、アメリカでは南部や中西部の都市で
コロナの感染が拡大しているそうです。
それについて「第二波か?」という声があるそうですが、
ホワイトハウスの専門家チームなどは、「スペイン風邪の第2波」と比較して
これは「第1波が拡大」しているのだけで「第2波ではない」という見解を示しています。
おそらく日本の現状もそんな感じではないかという意見も多いです。
では、本当に第二波は来るのか?
ということですが、
WHOも第二波に警戒するように呼びかけていますし、
世界各国、第二波に向けて準備を進めているので、
おそらく第二波は来るということなのでしょう。
なぜ第二波が来るかというと、
ひとつにはウイルスが変異して、より強いウイルスになるから。
もうひとつは他の地域から持ち込まれるからです。
日本で一生懸命感染を抑え込んでも、
他の地域から、他の地域で流行っている型のウイルスを持ち込まれてしまったら
また感染が広がってしまうんですよね。
なので第二波はほぼ確実に来る。
おそらく秋口ぐらいに来る。
そう考えて、今はそれに向けての準備を進めておくのが良さそうです。
ということで、今回は
「新型コロナの新事実」というテーマでお送りしました。
それではまた!
https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2020/07/2-8.php
https://news.yahoo.co.jp/articles/04dbc74cc1e56e7111756f24eb46c2f8b277b8b2
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae2f91aa9bbe6cae376c7733725e71e8e107e7c2
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c8bd19244af3cd6268acf0315643277badaecf7
https://news.yahoo.co.jp/articles/43bea79be866a7ed23fb8905d78e91adbe2cee3c