「動画に映るなんて恥ずかしい!」
「動画に映りたくない!」

…という方、結構いますよね。

それって実は『メンタルブロック』かもしれません。

 

メンタルブロックとは?

メンタルブロックとは

「思い込みによる意識の壁、リミッター」

のことです。

例えば、子どもの頃に

「あんたは何も取り柄がないんだから、せめて人一倍努力しなさい」

と親から言われたことないですか?

私もよく言われました。
この言葉自体は間違ってはいないかもしれません。

でも、この言葉がしこりのようにずっと心の奥底に残り、
年齢ととものだんだん大きくなっていくとどうなるか?

「自分は何の取り柄もない」
「人一倍努力して、苦労しなければ幸せになる資格がない」

という思い込みを生み出します。

そして、その思い込みが自分の行動を制限します。

気づかないうちに自分で、自分を鎖につなぎ、
窒息しそうな状態にまで自分を追い込んでしまうこともあります。

 

動画に映るのが恥ずかしい

「動画に映るのが恥ずかしい」 「動画に映りたくない」

というのも一種のメンタルブロックかもしれません。

なぜ恥ずかしいと思うのでしょう?
自分で動画を撮って見てみたことがあるのでしょうか?
それで人からバカにされたことがあるのでしょうか?

「自分の声を聞くのが恥ずかしい」
という人もいます。

本当に変な声だったら、普段から人としゃべることも嫌なはずです。

そもそも動画に関して何も恥ずかしい経験をしたことがないのに、
「恥ずかしい」というのは思い込みにすぎないのです。

 

映る資格がない、語る資格がない

この「恥ずかしい」という心理を深掘りしていくと、

「自分には動画なんかに映る資格がない」

「動画に映って堂々と語る資格がない」

「TVとか動画に映るのは芸能人とか、すごい人だけだ」

という思い込み=ブロックに突き当たることがあります。

さらにいうと、

自分なんかはすごくも何ともないし、
美人でもないし、取り柄もないから、
動画に出て堂々としゃべったりしてはいけない

…という思い込みです。

 

ダメな自分も自分

でも、そんなこと誰が決めるのでしょう? 自己満足で何が悪いのでしょう?

おもしろくないといけない?
カッコよくないといけない?

そんなことないでしょう。

例えば、Twitterでめちゃくちゃおもしろい人もいますが、
何気ない日常をつぶやいている人もいます。

メールで毎回オチがないといけないなんてこもないでしょう。

動画はただの自己表現ツールなのです。

 

まずは気付くこと

メンタルブロックを外すための第一歩は

「メンタルブロックがある」

と気づくことです。

なぜ動画に映りたくないのか?
それを探っていくと、過去に自分にかけられた鎖に気づくことができます。

そこに気づき、自分に許しを得ること。

それがメンタルブロックを外す第一歩です。

 

メンタルブロックを外す方法

具体的なテクニックをひとつだけ紹介しておきましょう。

1、目を閉じて瞑想する
(なるべく呼吸をゆっくり。吐く時に自分の中のストレスがすべて外に出る。吸う時にこの世界に満ちている新鮮なエネルギーを体の中に取り入れるつもりで)

2、心がフラットな状態、何もない状態を感じる。

3、メンタルブロックが外れ、生き生きと活動している自分の姿を思い浮かべる。
(なるべく五感を使って。何が見え、何が聞こえ、何を感じるか?ありありと思い浮かべる)

4、目を開けると、メンタルブロックが外れた自分がそこにいるはずです。