ホリエモンこと、堀江貴文さんが都知事選に出るか出ないかで話題を呼んでいますよね。

それに合わせるかのように「東京改造計画」と言う本を出版なさり、
まぁこれが実質マニュフェストのような意味合いなんじゃないかと言われています。

私も早速これ購入して全部読ませていただきました。
で、それについて思ったことは…

ホリエモン都知事、
悪くないですね。

なんでかって言うと、
本人も本の中で言っているんですが、
政治家が職業の人って、有権者にウケることしかできないんですよ。
次の選挙で落選したらフリーターですからね。

そして有権者の中でも投票率が高い、
中高年〜高齢者にむけた政策しか打てない。

ところがホリエモンはビジネスマンですからね。
ビジネス的に見たら、むしろ東京都知事なんかになる方がよっぽど収入が下がるし、次の選挙で落ちても痛くも痒くもない。

だからこそ、本当に都民の利益になることを考え、
断行することができるということです。

もちろん、全ての政策について大賛成というわけではありませんが、
私は客観的にあの本を読んですごくおもしろいなと思ったし、
さすがだなと思いましたね。

だから、今までは政策内容も明確にはわからなかったので、
「支持するかどうかは明言しない」と言ってきましたが、
この本を読んで納得できることも多かったので、
これからはホリエモンを支持していこうと思っています。
もちろん出馬したら、の話ですけどね。

都知事選出馬は売名行為?

まず最初にホリエモンの出馬について
「売名行為だ」「本を売るためだろ」みたいな批判がありますよね。

でもこれについては、あり得ないですね笑

今更、印税でチマチマ稼ぎます?
ホリエモンが。

本が売れたら何億も入ってくると思ってんのかな。
そんなとこで稼がないでしょ今更。

ロケット飛ばしてる人ですよ。

そして売名行為については
もう十分に有名なので、今更、売名行為なんてする必要もないですね。
そこらの文化人崩れとはわけが違う。

じゃあなんで出馬するのか?
まぁまだ明言はしていませんが、
本を読む限りでは出馬するとしか思えない内容でした。

彼が出馬する理由。

それはズバリ

怒り

ですね。

「何やってんだよ東京」
「何やってんだよ日本」
「もっとこうすりゃ何百億も入ってくるだろうが」
「そんな規制さっさと取っ払えよ」

という怒り。

彼はビジネスをやる上でいろんな障害をぶち壊してきたと思いますが、
どうしても民間では崩せない壁みたいなものに、
ずっと腹を立ててきたのだと思います。

そういう理不尽な壁を俺がぶち壊してやると。
そんな気持ちを感じました。

教育政策について

私が堀江さんの政策の中で一番共感したのは教育政策ですね。
やはり元教師としてはここが一番気になりますからね。

私、以前から
「オンライン授業にしてオリラジの中田敦彦に授業やってもらえばいい」
と主張していましたが、
偶然、堀江さんも「林先生に授業やってもらって配信すればいい」と全く同じ主張をしていました。

これ、私がパクったんじゃないですよ。
私ずっと前から言ってますからね。
本当に偶然です。

あとはね、学校の枠組みに縛りつける必要はないというのも大賛成。
これについては私は以前から不登校でも全然いいと主張してきました。

堀江さん、ぜひ私を教育関係のアドバイザーかなんかでチームに入れてもらえたらなと思います。
だてに現場で10年以上働いてないですからね、そこらへんの教育評論家よりは現場のことわかってますよ。

経済政策について

経済政策については印象的なのは
電車や高速道路を「混雑時には値段を高くする」ことで渋滞や満員電車を緩和しようという提案です。

満員電車とか、道路渋滞ってホリエモンみたいな人からすると
「無駄」なんですね。
都民の時間という資産を奪っているもの。

混雑時に値上げしてあげるだけで、その無駄がなくせる。
大規模な道路を作ったり、二階建て車両を導入したりしなくても、
そんなにお金をかけずに無駄をなくせる。

あとホリエモンらしい案としては、
キャッシュレスを推進する。切符とかも廃止。

それじゃあ高齢者とか困る人がいるという人もいるけど、
外国では高齢者だろうがホームレスだろうが
キャッシュレスでほぼ対応できてるんだから日本だってできる、ということです。

都政について

都政についてはネット選挙の導入、都庁職員の9割テレワーク化、オール民営化など、
これはホリエモンだからこそ実現できる政策ですね。

ぜひやってほしい。

今まで必要必要と言いながら結局誰も手をつけられなかった。

特にいろんなことの民営化。
これはぜひ進めてもらいたいですね。

アメリカにリバタリアニズムという政治思想があるんですが、
「政府が介入するとロクなことがない。政府は最小限の保証だけしてろ」
という考え方です。

私はその通りだなと思っていて、
民間でできることはドンドン民間にやらせるべきだと思っています。

地下鉄とか、民間でできることが証明されているのだから、
行政がやる必要は全くないです。

都政についてこれはちょっとと思ったのは
「都職員の英語公用語化」ですね。

これは自分だったら結構困りますね。
まぁ慣れだとは思いますけどね。

抵抗勢力ははかなり多そうです。

大麻解禁について

最後に大麻解禁について。

私は大麻解禁はありだと思っています。

アメリカの一部、イギリス、オランダ、スペインなどではすでに合法です。
体に悪いという意見ももちろんありますが、
タバコよりも全然安全という意見もあります。

それは水掛け論なので、どっちが正しいかなんて答えは永遠に出ません。

ただ、はっきりしているのは
「禁止するから密売されて反社会組織の資金源になる」
ということです。

これはアメリカの禁酒法など、歴史を見れば明らかです。

今、日本でタバコを密造して、密売してる人っていませんよね?
なぜなら、そんなことしなくても正規のルートで手に入るからです。

法律でちゃんとルールを決めてあげて販売すればいいと思います。

ただ、ホリエモンが大麻解禁すべしと主張している理由は
大麻解禁すれば少子化を解消できるから、ということらしいんですよ笑

なぜ大麻で少子化が解消できるのか?
その理由についてはあまり言うとネタバレになってしまうので、
詳しく知りたい方は東京改造計画、お読みください。

ということで今回はホリエモンの東京改造計画についてお話ししました。